「 SING/シング 」が驚異的大ヒット!快進撃を続ける“イルミネーション”のここ数年のマチガイなさ

3月17日(金)より公開がスタートしたイルミネーションスタジオのアニメ映画最新作「 SING/シング 」の勢いがすごいことになっています。「映画ドラえもんのび太の南極カチコチ大冒険」、「モアナと伝説の海」、「ラ・ラ・ランド」など春休み興業の大作達がひしめく中、見事初週末の動員数ランキングで1位を記録。圧倒的な人気を見せつけています。


■驚異の数字を叩き出した初週末興行結果

大抵ざっくりとした数字などが公式では発表されたりするのですが、今回はよっぽどの結果だったのか、「 SING/シング 」の公式サイト(http://sing-movie.jp/news/2017/03/21/sing0321/)にてイルミネーションスタジオの過去作「ミニオンズ」や「ペット」の初週末興行結果比較の詳細が発表されています。



『SING/シング』  (全国360館588スクリーン)


2017年3月18、19日 動員:421,921人 興収:546,350,000円


【累計】動員:792,833人 興収:993,901,200円


 


『ミニオンズ』(330館619スクリーン) 


2015年8月1、2日 動員:448,893人 興収:545,993,100円


 


『ペット』(348館363スクリーン)


2016年8月13、14日 動員:376,279人 興収:467,883,600円


 


※全て興行通信社調べ



公開館数の差や、成績差はわずか0.1%ではあるものの、あの大ヒット作品「ミニオンズ」の記録を超える興収の獲得を果たしているのです!これは本当にすごいことです。


■洋画アニメは売れないはずの日本市場

そもそも海外アニメは(というか洋画事態も)日本ではなかなか高い興行収入を得にくい傾向があります。


「シュレック」、「マダガスカル」、「カンフーパンダ」など世界的に大ヒットとなったドリームワークスアニメーションの映画も、日本ではヒットしても大抵20億程。それでも十分も大ヒットと言える数字なのですが、30億を軽々と超えてくる「ドラえもん」や「名探偵コナン」などといったTVアニメ映画と比べると、やはりもう少し数字が欲しい気はしてきます。唯一例外となるのがディズニーアニメーションだったのですが、ここ数年で大きな変化がありました。


日本でもディズニー以外の海外のアニメ映画が50億という興収記録をたたき出したのです。それが前述のイルミネーションエンターテインメントの「ミニオンズ」だったのです。





■コンスタントに好成績を収めだしたイルミネーション

「ミニオン危機一髪」、「ミニオンズ」とステップアップして興行を上げてきたイルミネーションの今後を左右する映画が昨年の夏に公開されました。それがイルミネーション作品の前作「ペット」です。


同時上映短編のミニオンのムービーはあるものの、「ペット」自体は完全に新たなキャラクターブランドとして登場する作品でした。穿った見方をすれば、このオリジナル作品がどれだけの数字を出せるかどうかが『ミニオン頼みのイルミネーション』になってしまうかどうかだったのですが、最終的に見事45億という大成功となり、アニメスタジオのマチガイなさを見せつけるに至ったのです。


そして、続く最新作がこの「SING/シング」です。


『「ペット」はまぐれ当たりだったのでは?』という人こそこの「 SING/シング 」の成績こそ、揚げ足を取るチャンスとなるわけです。が、今回もそんな意地悪な見方も裏切り、まさかの初週末3日間の成績で10億近いロケットスタート!「ペット」以上どころか「ミニオンズ」以上の記録を見せつけたわけです。この数字は十分50億を狙える数字!どんだけ疑い深い人もここまで見事に好成績を連続で叩き出されてはイルミネーションの興行力を認めざるを得ないでしょう。



今後は春休み興業から、ゴールデンウィーク興行にシフトしていき、「レゴバットマン」「コナン」「クレヨンしんちゃん」と強敵の公開が続きますので、どれだけ集客をキープできるかわかりません。ですが、すでに「 SING/シング 」のスタートダッシュは見事としか言えない数字です。果たしてどこまで興行成績を伸ばすのか・・・作品の出来とはまた別に、本作の注目の点と言えるでしょう。


ディズニー以外は売れないはずだった海外アニメ映画事情を打破したイルミネーションが、日本の興行をどう変化させていくのかも非常に楽しみになる素敵な春が訪れました。





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(あにぶ編集部/ネジムラ)
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