ALL OUT!! 第23話「ダチに教わったんだ」【感想レビュー】

ALL OUT!! 第23話「ダチに教わったんだ」【感想レビュー】

コートを脱いで、ジャケットでも良いかな?と一年ぶりに袖を通したジャケットが小さくなっていて世の無常と基礎代謝の低下をしみじみ実感する最近です。


■ALL OUT!! 第23話「ダチに教わったんだ」のあらすじ

嶺蔭戦を明日に控え、不安な気持ちを持て余す石清水。そんな石清水からの連絡を受け、慶常の御幸が現れた。苗鹿に追い払われ、特訓に来ていた祇園も加わり、夜のグラウンドで3人の秘密の特訓?が始まる。


親友、仲間と過ごす時間にラグビーの楽しさ、という初心を思い出した石清水の心は落ち着き、明日の試合への不安もなくなっていた。


一方、神高三年メンバーには不穏な空気が漂っていて……? 嶺蔭との戦いの火蓋が切って落とされる!!


■ALL OUT!! 第23話「ダチに教わったんだ」の感想

温度差ぁ……。いや今話は日常パートと試合パートが入っている時点で温度差が凄いのは仕方が無いのですがそれにしても温度差が凄すぎるでしょう……。


おまえらラブラブか!
嶺蔭戦を明日に控えた夜。ババ抜きに夢中な祇園を苗鹿が「何かの特訓をしてこい」と追い払います。


やる事はすべて終わり、あとはゆっくり休むだけ……といった雰囲気が宿に漂います。全話で衝突した諏訪が大原野にラグビーの動画を見せようとして、読んでいる漫画が良い所なのに、と拗ねた声を出させているのにはもうびっくりしました。


ラブラブか!懐いてんのか!いいけども!!


そんなイチャイチャを見ていられない……という訳ではないのでしょうが、窓枠に凭れて外を見ている松尾先輩の背中が哀愁漂っています……。


そして、諏訪と大原野よりラブラブか!と言わずにいられないのが、慶常の幼馴染、御幸と石清水のラブラブメッセージのやり取りです。


いちいち石清水の作るメッセージが恋人にぐずぐず甘えてる女子みないた文面なのは誰か突っ込まないんですかね?御幸の返信も彼氏っぽいしもうほんと。


しかもそんなやり取りをしつつ、石清水の背後から来ちゃった☆彡をしかける御幸……石清水が外に出てきた時から驚かそうと隠れていたそうで……ラブラブかよ!驚いた石清水の顔がひどい。それもひどいけど、もぉって…もぉって言い方!!言い方と声が酷い!!この子本当に大丈夫かな!?


よりひどいのは御幸に電話をかけてきて赤山がいない!赤山が電話に出てくれない!と大声で騒ぐ平さんの赤山好きっぷりですけれどね……御幸にどんだけ赤山先輩すきなんだよ、と呆れられもします。しかも電話に出てもらえないから片思い?って公式がそんなにフラグ立てなくてもですよねええええええ!!??いえ、両思いでも全然構いませんが!!


薄い本が大好きな層が輝くコメディ展開の裏では・・・

そんな薄い本が大好きな層が輝くコメディ展開の裏、平さんからの着信に震える赤山先輩の携帯が可愛い、じゃなくて、携帯を部屋に置きっぱなしにした赤山キャップを初め、三年生は布団を引いた部屋とは別の場所に集合して暗い雰囲気です。


大部屋から外を眺めている松尾先輩を鹿島先輩が呼び出しに来ます。鹿島先輩の顔も深刻そうです。普段明るく和やかなイメージがある神高。


とくに三年生はずっと自分達だけで部を運営してきたせいか、ひどく大人びていて、しっかりしていて、ユーモアを忘れない……そんな素敵な最上級生達です。


それがこの緊迫感。ただ事ではなさそうです。赤山キャップの思いつめた表情が心配です。一体何があったのか……気になりますが、その詳細は語られず……。


なぜ、御幸が石清水をお姫様抱っこしているのか!?
そんな三年生達の動きにはみんな気が付いていますが、そこまで深刻だとは気が付いていないのか、グラウンドの石清水と御幸は、三年にとって最後の菅平だから、ミーティングや思い出話があるのかも、と笑い合います。


そして二人は洗濯機を何かの特訓に使えないか、と斬新?な悩み方をしている祇園に遭遇。怯えた石清水と御幸……いや、怯えるのは良いんですよ。


なぜ、二人で震えながら、御幸が石清水をお姫様抱っこしているのか……三年生達のシリアスとの温度差が酷い!


三人でパス練習をするのですが、祇園が時々上手にキャッチできないのが可愛い。途中からボールの取り合いに発展し、三人できゃいきゃい走り回ってイチャイチャ特訓楽しそうで何よりです。


そしてやっぱり走っていた江文が何やってんだ?とぽかんとしているのが可愛い。江文さんはいつも真面目だよね……ヤンキーなのに。


星空を見上げて、初めて出会った時の事を思い出す石清水。乙女度が凄いとか一話のピンクフワフワ再びとか色々ツッコミどころは多いですけれど、嶺蔭相手に緊張し過ぎていた石清水の方の力が抜けた様で良かったですね。


帰ってきた祇園と石清水に二年の住吉が何をしてきたのか聞きます。が、祇園と石清水は仲良く「秘密の特訓」だと言ってはぐらかします。仲良しか!!


まだまだ元気な祇園はしつこいババ抜き勝負を強請って「特訓に行け」と追い払った張本人、苗鹿の両足をひっつかみもう一回!とババ抜き勝負を強請ります。


苗鹿の怯えた顔と周囲のびっくり顔。そして「寝かせろぉ」の悲鳴……捗るなぁ。苗鹿お疲れ様……。


げっそりしょんぼりしつつも、ちゃんとトランプ切ってあげて付き合ってあげるつもりの苗鹿が良い人だ……。捗るなぁ……。


帰ってきた松尾さんを迎えた吉備が三年が居ないことを気にしていますが、松尾さんはミーティングだ、と説明。


明日は嶺蔭戦、の松尾さんの言葉に吉備も素直に納得し、客人はスタメンだったらどうしよう、等とぼやきます。すかさず同じ二年の熱田 猛雄(あつた たけお CV:落合福嗣)がそれはない、と混ぜっ返します。


客人のポジションはウイングで、熱田のポジションはプロップ。ウイングは俊足の江文を初め、ライバルが多いポジションですし、熱田のプロップに至っては広田先輩のポジション。広田先輩が圧倒的すぎて、熱田になかなか出番が回ってこない事は容易に想像できます。


部の誰よりも走り込んでいる江文

そんな中、走っていた江文が戻ってきます。


祇園や石清水より後に帰ってきたって事は、本当に部の誰よりも走り込んでいるんですね……。


そりゃぁ松尾さんが「偉い偉い」言いながらなでなでしちゃってもしょうがないですよね!?


大事な試合があるから早く寝よう、と松尾さんが下級生を促して横になると、祇園はあっさり布団に入ります。すっかり相手をする気だった苗鹿が哀れ……。


帰ってきた江文が走っていたことを褒めて撫でてあげる松尾さんに、キメェ言いながらもそれ以上には文句を言わない江文とか、さっさと横になった背中に何か言いたげな視線を向ける江文とか、もう反応の節々に松尾さんに懐いているんだなぁと実感して萌えますね。微笑ましい。


一夜明け・・・
さぁ一夜明け、嶺蔭との試合が始まります!待ちに待った霧島兄弟と祇園、賀茂先輩の再会も叶いました。嶺蔭の霧島兄弟と普通に会話している祇園と賀茂先輩に神高の皆さんが若干引いています。


石清水の「嶺蔭だよ!? 隠れるに決まってるよ!!」は意外と普通の反応だったのかもしれません……?


霧島兄弟は嶺蔭の一軍選手。今回の練習試合には出場しません。


祇園は試合で勝負できない事を残念がりますが、今日の試合に出る嶺蔭の二軍フランカー、一年の御門 翔(みかど しょう CV:松岡禎丞)を紹介され、同じ一年かつちチビ扱いを受け、闘志を燃やします。


御門は僅かに祇園より身長がありますが、小柄であることに変わりはなく。小さな体格をむしろ武器にする霧島 関人に憧れて嶺蔭に入ったという根っからの霧島兄ファン。


関人自身に「BL君」と呼ばれて若干雑に扱われている事すら嬉しい!とキラキラ星を飛ばして喜ぶという非常にキャラの濃い一年生です。関人の祇園と御門への扱いの差が解りやすくて捗ります。御門の祇園への態度が恋敵に牽制するものにしか思えないのもね……捗りますねぇ。


■いよいよ試合がスタート


いよいよ試合が始まります。祇園はフランカーとしてスタメンスタート!


心配そうな控えスタートの兵主先輩に絶対勝つ!と元気にグラウンドへ。全く緊張していないのが祇園らしいです。祇園の元気さとは対照的にスタメンの三年生達が不穏な空気。嶺蔭戦でのプレッシャーかと思いきや、厳しい視線が向く先はベンチスタートの松尾先輩……。


一人ベンチの奥でじっとグラウンドを見つめる松尾先輩を、三年生達が睨みつけていたのです。これは確定で何かありましたね。


しかし、赤山キャップが今気にするのは神高のベンチではない、と嶺蔭のベンチで寛ぎ観戦モードの嶺蔭一軍メンバーを見据えます。


「俺たちの名前を覚えさせなきゃいけない」


この言葉と共に嶺蔭ボールのキックオフでついに試合開始!生田壮の主人と美樹ちゃんも応援に駆けつけてくれました!赤山キャップがボールをキャッチして走ります。目の前にはフランカーの御門。


体格差から吹き飛ばせると判断した赤山キャップですが、踵を狙う低いタックルで転ばされてしまいます。


「必殺、関人さんタックル!」


得意そうな御門ですが、命名元の霧島兄は心底嫌そうにダサイと言われてしまっています……。うーん片思い。


赤山キャップがノックオン*ボールを前方に落としてしまう反則 してしまいますが、すぐさま嶺蔭がボールを拾い攻撃に移り、アドバンテージを告げられます。*反則されてもゲーム進行を止めないほうが、反則をされた方に有利になる場合告げられる。


御門のタックルの低さに八王子先輩も驚きの声を上げ、ベンチの熱田達も息を飲みます。


うめちゃんや美樹ちゃんの声援が響く中、松尾さんの暗い表情が気にかかります。なんとか止めたい神高。奪われたボールを取り返そうと春日先輩が立ちふさがりますが、かわされてしまいます。


しかし無名高、と侮った瞬間、祇園が踵を狙う低いタックルを決めます!


御門がぽっと出の癖に関人さんの真似をするな!とすぐさま絡んできました……嫉妬心と独占欲丸出しですね……。


祇園にとって、この踵を狙う低いタックルは霧島兄の真似ではなくダチ、石清水との特訓で手に入れた技。


そう御門に宣言した後の嬉しそうな石清水の顔と声がもう……微笑ましいのか神高のBL君と呼べばいいのかもう解らない感じですね。


スクラムを組む際の声かけとか、石清水君そんな甘ったるい声出していて大丈夫ですか?試合中ですよ?


このスクラムでボールは嶺蔭へ。


大原野は流石に冷静に、嶺蔭の動きを読みますがその裏をかかれてしまいます。外に振ってくるかと思いきや、内を抜いてきた嶺蔭。このままではディフェンスラインの空白地帯を抜かれてしまいます。このピンチに春日先輩がすかさず嶺蔭の13番をタックルで倒します。そう!まさにこれが前話でのフランカーの仕事!実践で教える春日先輩に祇園がカッコイイ!と目をキラキラさせます。


しかし、流石嶺蔭。ボールを奪わせず、早い展開で神高陣地へと攻め入ります。攻め入る御門に祇園が得意の低いタックルを仕掛けますが、御門はその上を飛び越えて行きます。


これには衝撃が走り、ガタイの良い霧島弟、国人も御門に関心します。が、憧れている関人は相変わらずの塩対応。


この大ピンチに久しぶりのスタメン起用、フルバックの吉備が魅せました!強烈なタックルで御門を止めます。



このタックルでパイルアップ*モールやラックなど密集状態でどちらのチームもボールを外に出せず、試反則ではないものの、試合進行がどうにもならない場合に宣言される。客観的に有利に進めていたチームのボールでスクラムを組みリスタートさせる。 が宣言され、密集状態で神高が押していたため、神高ボールでのスクラムが宣言されます。


吉備のナイスプレイを八王子先輩が讃え、逆にタックルが決まらなかった祇園には石清水が声をかけ次のプレイへと意識を向けようとします。


しかし、祇園は大きな体格の選手に敵わない事より、同じくらいの選手に舐められる事の方が我慢ならないと闘志を燃やしていました。


嶺蔭でプレイできている御門の実力を認めつつも、絶対に負けない絶対に超えてやる、と拳を震わせる背中に石清水は祇園なら絶対に超えられる、と請け負います。


石清水のこの顔と声な!!!!


優れた体格を持ちながら気弱な石清水にとって祇園のこのハングリー精神とか闘志の強さとかはそりゃあ憧れとか眩しいとか頼もしいとかありますよねでももうほんっと君は神高のBL君だね!?!?流石アニメ化特報時点で今期一番雌いキャラ言われた実力は伊達じゃないですね!!


次回、「絶対戦えなかった相手」試合展開と共に闇を漂わせている松尾さんとか祇園VS御門とか真のBL君対決とか気になる事がいっぱいです!


■今回のまとめ

試合回たのしーい!畳みかけるような試合展開にハラハラドキドキ、やっぱりスポーツモノはこうじゃないと!


しかしもう全体的に温度差が酷くて笑うしかない……。


王道スポーツアニメのワクワクとちょっとまってなんて本格BLアニメ?なフラグっぷりの両立とか本当……捗りますありがとうございます。


松尾さんや三年生の不穏な空気も気になりますが、相模の喜多コーチから籠さんの噂を聞いているという嶺蔭の源監督に、思わず「あいつ……」とぼやく籠さんとか、腰の低い吉田先生とか、大人側の相関図がちら見えするのにもニヤニヤできて、イゲジジ推しな筆者は嬉しい限りです。


喜多さんは籠さんのこと好きすぎですからね……源監督相手にはしゃいでるんだろうなぁと妄想想像するとにんまりします。


BL君の意味が解らないのに、全てが憧れ!超好き!と本人にキラキラアピールできる御門君のポテンシャルの高さに拍手を送りつつ、今回は筆を置きたいと思います。


ALL OUT!!( オールアウト ) 感想レビューのまとめ





(あにぶ編集部/笠井)
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