スマホに頼り過ぎてるカップルになってはいけない理由

スマホに頼り過ぎてるカップルになってはいけない理由

今や欲しいものはネットを通じて注文して、すぐに手元に届きます。


遠く離れた友人、家族と連絡をすることも、簡単にできるようになりました。


本当に、便利な世の中になったものですよね。


恋愛事情も、ここ10年、20年のうちに様変わりしています。


昔は携帯電話もなかったので、男女が仲良くなるには、必然と実際に会う機会を増やして、お互いをダイレクトに知り合うことが必要でした。


しかし今はスマホもあり、LINEなどの便利なアプリもありますから、そういう苦労をせずとも、間接的に理解し合うことは可能になっています。



 


■スマホを使っての恋愛の敷居は低くなった!それはいいことだけど…


ときには出会うきっかけもスマホを介したネットの世界だったというカップルもいるでしょう。


まあ「いるでしょう」というか、実際そういうカップル増えましたよね。


出会いのチャンスはどこにでも転がっていて然るべきなので、筆者としてはこれは非常に良いことだと思っています。


ただ、スマホを起点にして出会ったカップルに常々ありがちなのが、重要な物事を話し合うときも、相変わらずスマホを使っていることがしばしば見受けられる、ということです。


出会うためのツールだったものを、交際してからも最重要なキーアイテムとして扱うのは、それは男女の関係の極端な記号化ではないかと思うんですね。


実際に出会って、付き合うようになって以降も、過剰にスマホに依存してしまうのは危険です。


今や周囲を見渡せば、出会うきっかけは合コンだったり、職場だったりしたカップルですら、実際に顔を合わせて話し合うべき事柄を、スマホでのやり取りで済ませているケース、結構ありますよ。


お互いの愛情を伝え合うのもスマホで。


たまの喧嘩での汚い言葉の応酬もスマホ。


さらにお互いの感情をスマホを通してぶつけ合い、仲直りするにもやっぱりスマホのやり取りがないと上手くできない。


こういう不器用というか、便利なものを精神的に頼りにし過ぎているカップルというのは、かなり問題だと思います。


 


■スマホに頼りきりで傷つくことから避けがちなカップルに成長はない


しかし人は、一度便利なものを手に入れてしまうと、それ以前の生活には決して戻ろうとしません。


ですのでこのようなカップルは、今後あらゆる世代でも増えることはあっても、減ることはないでしょう。


いつしか私たちのする恋愛は、本来相手の目を見て、顔を見てすべき感情の共有ですら、機会と電波が仲介しないとできないようになってしまっています。


こんな恋愛形式は、少なくとも2000年代初頭では想像もできませんでしたし、「20年しないうちにこうなる」と当時警鐘を鳴らしていても、誰も信じなかったことでしょう。


挙句には、スマホのチャット一つで「別れよう」「さよなら」なんてことをやってしまう男女も出てくる始末になってしまいました。


そりゃあ面と向かって言いにくいことも、スマホを使えば伝えることはできるかもしれません。


だけどそれって言い逃げに近いものですし、喧嘩や破局の際に伴う痛みだって、随分軽減されることになります。

そして恋愛をする上での成長って、痛みが伴わないとなかなか難しいものです。


 


■おわりに


スマホは便利なものですが、頼りきりになっては、もう自分の意思なんて自分で半分放棄しているようなもの。


便利だからと言って、そればかり使うような人たちの恋愛ほど、何の感傷も残らない人間関係はありません。


デート中にお互いスマホをいじっているようなカップルが、恋愛を通してどれだけ成長できるものでしょうか。


成長を諦めてしまったら、人間はそこでお終いです。


たかが恋愛と言っても、そこをおざなりにしてしまうと、もう本当に生きることの楽しみの何割かをムダにしていることになるでしょう。


 


 


(松本ミゾレ/ライター)


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