「ありのままの自分」を愛してほしい女性がうっかり陥る、恋の迷路

「ありのままの自分」を愛してほしい女性がうっかり陥る、恋の迷路

ディズニー映画の「アナ雪」じゃないですが……「ありのままの私を愛してほしい」という女性は少なくありません。


でも、自然体の自分をさらけ出して愛されるパターンは、実はそれほど多くないと感じています。本当の私を見て、受け入れて! という主張が間違っているとは思いませんが、そう考える女性たちは知らず知らずのうちに、ある迷路に陥っていることが多いのです。



恋愛の根本を無視していない?


恋愛とはそもそも、性格や価値観が異なる他人同士が、「好き」という恋愛感情だけを共有して深い関係を築くものです。好きな人のことは何でも許せてしまうと思うのは、恋が始まってすぐの頃だけで、交際中は気持ちのすれ違いが多々起きるのが当然。恋人の考えに合わせなければいけない場面や、お互いの意見をすり合わせて物事を決めることも少なくありません。


でも、「ありのままの私を愛してもらいたい」と強く願う人は、好きな人のために自分を変えることを拒否していて、捉えようによっては「何があっても私は私。絶対に変わりたくない」という主張をしていることになるんですね。


恋愛の根本的な部分を否定しているんですが……それでうまくいく彼氏というのは、そう多くはないはずです。というか、ほとんどいません。


「ありのままの私」って何かちゃんと把握できてる?


「ありのままの自分」を愛してほしい


「ありのままの私を見て!」と強く訴える女性のなかには、実はそれほど自分自身を把握できていない人がいます。


女性は特に多いかもしれませんが、恋をすると少なからず相手の色に染まるもので、好きだからこそ影響を受け合って価値観や好みなどが似てくるのが普通です。そもそも自分にはない考えや個性を魅力として受け入れることに、恋の楽しみがあるのでしょう。


けれどそれは、「彼は私とは違う」という自覚があることが前提で、自分がどういう人間かを知っているから、好きな人の異質な部分を魅力と思えるんですね。


自分を正しく把握できていない人が「ありのままの私」をひたすら主張する時、とにかく否定するという態度に出ることが少なくありません。また、否定ばかりするのに、実は彼の好きなものに便乗していたり、彼の影響を受けていたりするので、傍から見れば矛盾が多く「素直じゃない」印象があるでしょう。


「ありのまま=ズボラ」じゃない



筆者の友人がそうだったのですが……オシャレやメイクが面倒くさく、外見をあまり気にしないけれど、そんな自分を愛してほしいと言っていました。恋のきっかけが見つかるかもしれない場にも、近所のコンビニに行くような格好をしてきて驚いたものです。


当然ながら、「ありのまま」ってズボラじゃありません。恋がしたい、彼氏がほしい! と思うなら、やっぱりファッション・髪型・メイクは基本中の基本で、そこを怠るのはただ手を抜いているだけです。


さいごに


どうしても過剰に自分を取り繕ってしまいがちで、好きな人の前でだけは自然体でいたいとか、見た目とは少し雰囲気が違う趣味・好みを持っているけど、それを含めて自分だから好きな人には受け入れてほしいなど、そういうのが「ありのままの私を愛してほしい」の本意ではないかと思います。


「ありのままを受け入れて」と思いつつ彼氏を探すものの、まったく交際に至らない……という人は、一度自分自身を振り返ってみるとよいかもしれません。(沙木貴咲/ライター)


(愛カツ編集部)


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