怖いより笑ってしまう。ニューヨーカーのハロウィンが本気すぎる

怖いより笑ってしまう。ニューヨーカーのハロウィンが本気すぎる



いよいよ目前となったハロウィン。
仮装してパーティやイベントに参加するのも楽しいけれど、ニューヨーカーの楽しみかたはその程度では終わりません。
テレビドラマ『ゴシップガール』の舞台、マンハッタン、アッパーイーストサイドのハウスデコレーションの本気度がとにかくすごい。
屈指の高級住宅街に住む、リッチなファミリーたちが本気で挑むハロウィンの飾りつけは、ホーンテッドマンションも顔負けの怖さで、遠くから死者の叫び声が聞こえてきそう...。
ウォーキングデッドにスリーピーホロウ、白雪姫。スターが勢ぞろいの館

アッパーイーストサイドでもハウスデコレーションの見どころが多いのが、67〜96丁目までの、五番街からレキシントン街の間です。
67丁目にあるこの瀟洒なタウンハウスは、ホラー界のスターがそろい踏みの豪華さ。

白雪姫の継母が毒リンゴを作っているシーン。

窓辺にはゴシックホラーな雰囲気の人々がたたずんでいます。ちょっと『スリーピーホロウ』のジョニー・デップとクリスティーナ・リッチ似。

テレビドラマ『ウォーキングデッド』にインスパイアされたようなコーナーも。センサーで動き出すので、何も知らずにこの家の前を通ったらびっくりして腰が抜けそうです。

ホーンテッドマンションで最後に登場する悲しげな花嫁のよう。目が赤く光って不気味...。
カカシのスマイルに誤魔化されそう。逆さ吊りの死体が出迎えてくれる

カカシのスマイルに思わず「ちょっとかわいい」と思ってしまうこちらは、1ブロック北上した68丁目のタウンハウス。

でも、しっかり怖い人たちをカボチャの陰に発見。
まるでチャイルドプレイ? 悪い笑顔の赤ちゃんゾンビ

通り挟んで向かいのこちらは、蜘蛛の巣に不気味なものがぶら下がっています。

生首もリアルで怖い...。
ちょっとした観光地。人だかりの出来る大掛かりなハウスデコレーション

とにかく大掛かり、一般の家とは思えないほどの本気度を見せているのが、72丁目の館。センサーで動く生首など不気味な声が辺りにこだましています。

なんか痛そう。

血を流す生首、コウモリ、蜘蛛、魔女、拷問に苦しむ人...あらゆる怖いものがてんこ盛りです。

なかでも怖いと思うのが、実物大の普通の人が窓辺に吊るされたこちら。放心した表情など、夜に目があったら背筋の凍る思いをしそう。

あまりのクオリティの高さに、見学者があとを絶たない人気スポットになっています。

子どもたちも慣れたもの。
古くは鉄鋼王カーネギー、ジャクリーン・ケネディなど最富裕層が住むというニューヨーク、アッパーイーストサイド。
マンハッタンでいちばんセレブな街は、ドラマで見たようにパーティと同じく華やかに、イベントを楽しむ余裕と遊び心を持ち合わせています。
「ここまでする?!」と思わずツッコミを入れたくなるようなニューヨーカーに、怖いというより思わず笑ってしまいます。
このとことん楽しみきる姿勢、バカバカしくも清々しくて私は大好きです。
撮影/神田朝子


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