「彼が浮気をしているかも」という不安に答えるなら……

「彼が浮気をしているかも」という不安に答えるなら……

だれにとっても「ある」ことを証明するのは簡単です。

「ない」ことを証明するのは、むずかしいものです。


たとえば、お金があることを証明するのは簡単です。

お財布のなかを「ほら」と見せればいい。

あるいは預金通帳を見せるといい。


でもお金が「ない」ことを証明するのはむずかしい。


だから、自己破産や任意整理になった場合、お金が「ない」ことを証明するために、弁護士が(場合によっては複数)つきます。

ふだんはなかなか会うことができない裁判官まで出てきます。


なるほど、「ない」ことを証明するのは、なかなかどうして大変です。



 


「彼が浮気をしているっぽい」というときは……


彼が浮気をしているっぽい……こういうとき、彼の浮気の証拠をつかむのは、さしてむずかしいことではありません。

なんなら探偵を雇えば、彼の浮気の証明をしてくれます。

でも、彼が浮気をしてい「ない」ことの証拠は、そう簡単に出てこない。

どうする?


彼は浮気をしていないと、信じるしかないでしょう。


だから「信じる」という行為は、尊い(とうとい)ということになっているのでしょう。


たとえば、親が子どもを信じる……うちの子に限って、万引きなんてやっていないはずだ……うちの子に限って、愛してもいない男とエッチしていないはずだ……というようなことを信じる。


 


恋は変化するもの


恋愛だっておなじです。


彼の気持ちだって、日々変化してゆけば、あなたの気持ちだって、日々変わってゆきます。

生きてゆくということは「変化しつづける」とおなじ意味なので、男女ともに気持ちが少しずつ変化してゆきます。


男女それぞれが、動いている飛行機に乗っていて、お互いにお互いの動きを見ているようなもの……それが恋愛のベースにあるものです。


ということは、相手のことを疑おうと思えば、いくらでも疑えるわけです。

相手のことを信じようと思えば、いくらでも信じることができる。


 


「彼が浮気をしているかも」と思えば……


彼が浮気をしているかもと思えば、まずは「わたしの彼に限って浮気なんかするはずがない」と、彼のことを信じてみてはいかがでしょうか。


信じられなくなったとき、それは愛が終わるときです。



だれだって浮気をする可能性を持っています。

とくに男は「したい」生き物なので、倫理観に「したい」という気持ちが勝れば、浮気をする可能性が高くなる。


そういう「危険物」を、女子は取り扱っているわけですから、危険物取扱の免許くらいは持っておきたいものです。


ここで言う免許とは、相手のことを信じる気持ちであり、彼があなたに隠れて浮気をしている行為に対して「わたしに浮気がバレないように、彼は気遣ってくれているんだ、気遣ってくれているということは、彼はわたしをまだ愛しているんだ」と考える愛の思考のことです。


 


おわりに


男にとって都合のいい話というわけではありません。

女子だって浮気をすることがありますよね?


男女にとって、信じるという行為は覚悟のいる行為だというお話です。

その覚悟がない人は、恋愛なんてしないほうがいい。(ひとみしょう/文筆家)


(愛カツ編集部)


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