『刑事ゆがみ』最終回「3か月ありがとう」

『刑事ゆがみ』最終回「3か月ありがとう」

12月14日(木)放送 あらすじ


■『刑事ゆがみ』最終回





弓神(浅野忠信)は、ヒズミ(山本美月)が意識不明のまま収容された病院に現れたのを最後に、羽生(神木隆之介)たちの前から姿を消す。



うきよ署では、ドライブレコーダーの映像などから、資産家の元医師・薮田恒夫(渡辺哲)を殺害したのは、死んでいるはずの作家・横島不二実(オダギリジョー)であると断定し、捜査を開始する。横島は、7年前に自らの小説『ロイコ』になぞられた殺人事件を自演し、河合武(渋川清彦)・伊代(酒井美紀)夫妻を殺害していた。そのときに生き残ったひとり娘がヒズミだった。横島は、逮捕される直前に焼身自殺していた。だが、その死は、弓神によって偽装された可能性が高かった。菅能(稲森いずみ)は、弓神の件は必ず突き止めると署長(岩松了)ら上層部に約束する。





埠頭にいる弓神に電話をした横島は、ヒズミを生まれ育った場所に連れていき本当のことを話した、と告げる。弓神こそがロイコ事件の犯人で、それをすべて自分になすりつけたのだ、と。ヒズミは、そのショックで意識を失い、病院に運び込まれたのだ。話を聞いていた弓神のもとに、巨大な屋外広告を突き破って突然現れた横島は、運転しているフォークリフトにヒズミらしき人間を乗せていた。スピード上げ、そのまま台車を海に落とす横島。弓神は海に飛び込んだ。しかしそれは、ただのマネキンだった。





それから数日後、ヒズミが突然病院からいなくなる。筆談用のボードには「元気になりました」という文字と、ロイコ事件で殺害現場に残されていたものと同じカタツムリのマークが描かれていた。

漫画喫茶『サイレンス』にいた弓神は、『ロイコの部屋』サイトで、「空飛ぶサンタを見たい人募集。豪傑で強靭な男性優遇」という募集告知を見つける。横島が書いた小説『聖なる夜空にサンタが舞う』の中にも、「豪傑で強靭な男たちがやってきて、その刑事を襲った」という描写があった。





弓神の行方を追っていた羽生は、『サイレンス』でようやく彼の身柄を拘束する。そこで弓神は、横島がまだ犯行を続ける気でいることを羽生に告げる。「俺かお前のどっちかが狙われているんだよ」と。そこで弓神は、横島が使っている携帯電話から発信場所を特定してほしいと羽生に頼むと、横島を捕まえるまで自由にさせてくれ、と続けた。



弓神の頼みを引き受けた羽生は、菅能とともに、横島の元担当編集者を訪ねる。すると、殺害された武が、横島のゴーストライターだったことが判明する。しかし、ある時からふたりの関係が悪化し、武は「仕事も家族も横島のゴーストだ、殺してやりたい」と話していたという。





クリスマスイブの日、ヒズミは、横島と一緒にいた。そこで横島は、自分と武、そして臨月の伊代の3人で撮った写真をヒズミに見せた。実は横島は、中華街で弓神とヒズミが一緒にいるところを見ていたという。「あのときくらい楽しそうに食べてよ」。横島は、そう言ってヒズミの口に無理矢理食べ物を押し込んだ。





羽生が河合武について調べると、ロイコ事件に交じって強姦事件のデータベースが開く。そのとき、依頼していた横島の携帯電話の使用履歴記録が届く。一方、多々木(仁科貴)は、焼死体を横島だと決定づけたのは、焼け焦げた横島の運転免許証があったからだと羽生たちに告げる。もしそれを弓神が仕込んだとすれば、虚偽公文書作成罪に問われることになるが、その時効は7年。つまり明日までだった。



弓神の元へと向かおうとした羽生は、突然男たちに襲われ、車に乗せられる。羽生に連絡がつかないことに焦る弓神が『ロイコの部屋』を開くと、そこには「サブキャラ一人確保」と記されていた。弓神は、菅能に連絡し、『ロイコの部屋』の利用者を特定するよう依頼する。が、漫画喫茶『サイレンス』を出た途端、弓神も男たちに拉致されてしまう。





横島に捕まった羽生とヒズミは、廃墟の中でサンタクロースの衣装を着させられ、リアカーに乗せられていた。目を覚ました羽生は、警察に横島が伊代を強姦した記録が残っていたことを切り出す。警察に相談したのは武だった。しかし横島は、自分は弓神が書いた筋書き通りにカルト小説家を演じただけ、とうそぶく。





同じころ、拉致された弓神は、携帯電話を通話中にしたまま、移動先のヒントになりそうなことを口にして菅能に伝えていた。が、途中で男に気づかれてしまう。情報を失った菅能は、多々木に指示して、逮捕した『ロイコの部屋』利用者の口を無理矢理割らせようとする。





弓神は、横島がいる廃墟に連れていかれる。そこで横島は、サンタはひとりしかいない、と言って、羽生とヒズミ、どちらを殺すかと弓神に問いかけた。弓神は、そんな横島に、羽生たちの前では言いにくいことがある、と訴える。そこで弓神は、ヒズミが横島の子であることを彼だけに伝えた。伊代が横島を訴えなかったのは、娘の父親を犯罪者にしたくなかったからだ、と。すると横島は、実の娘を生贄にするのは最高のエンディングだ、と言って、ヒズミが乗せられたリアカーを窓の方へと押していく。次の瞬間、ヒズミからピッキング道具を受け取っていた羽生が、手錠を外して横島に飛びついた。倒れながらも、リアカーを窓枠に向かって蹴り出そうとする横島。むき出しになっていた鉄で足に巻かれていたテープを切った弓神は、何とかヒズミを助け出したものの、勢い余って落下しそうになる。羽生は、弓神にしがみついた。

横島は、そんな弓神たちに金属バットを振り下ろそうとした。その前に立ちはだかったのはヒズミだった。その時、遠くからパトカーのサイレンが鳴り響いた。横島は、その場から逃げ出し…。





現場に到着した菅能たちは、横島の行方を追うよう指示する。しかしそこに、弓神と羽生の姿はなかった。弓神たちは、横島がアジトにしていたラブホテルの向かいある別のラブホテルにいた。



羽生は、弓神の携帯電話使用記録などから自分なりに推測した河合夫妻殺害事件の真相を弓神に話し始める。伊代は、ヒズミの出生を巡って武の怒りを買い、暴力を受けるようになっていた。弓神は、そのことで伊代やヒズミから相談を受けていた。しかし武は、ついに伊代を殺害し、ヒズミも手にかけようとした。「ママが殺される」というヒズミからのメールを受け取り、河合家にかけつけた弓神が目にしたのは、血を流して倒れている伊代と武、そして血の付いた金属バットを手にしたヒズミの姿だった。そこで弓神は、この悲劇を生んだ横島に責任を取らせ、ヒズミの関与を隠滅しようと考えたのではないか、と。しかし弓神は、羽生の話を否定し、武と伊代は無理心中をした、と言い出す。武の死因となった後頭部の傷も、自分が手を加えた、というのだ。



そのとき、羽生の元に菅能から電話があり、ヒズミが父親を殺したと自供した、という知らせが入った。それを知った弓神は、羽生の前に両手を差し出した。時間がない、といって腕時計を見せる弓神。時刻は23時50分だった。弓神に促された羽生は、涙をこらえながら弓神を逮捕した。が、部屋にあった時計を見るとすでに日付が変わっており、24時03分だった。横島を捜しにいってくるか――弓神はそう言って部屋を飛び出し…。





別の日、ヒズミは、荷物を抱えて『サイレンス』から出ていく。ヒズミを呼び止めた店員は、弓神から預かった荷物を手渡した。そこには、ヒズミの帽子と、万馬券、そして「元気でな」と書かれたメモが入っていた。



数か月後、羽生たちは、現金輸送車を襲った犯人グループが逃げ込んだ山中の家へと向かった。するとそこに、張り込んでいた巡査がやってくる。それは弓神だった。小屋に出入りできる場所がすべて施錠されていると聞いた羽生は、かつての弓神さながらに取り出したピッキング道具を弓神に放り、「開けてこい」と告げる。「悪いなぁ、刑事くん…まだ童貞ですか?」。弓神はそう返し…。





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■番組情報


『刑事ゆがみ』



<放送日時>



12月14日(木)22:00~22:54


<出演>



弓神 適当・・・浅野 忠信

羽生 虎夫・・・神木 隆之介

氷川 和美・・・山本 美月



多々木 挙男・・・仁科 貴

町尾 守・・・橋本 淳



菅能 理香・・・稲森 いずみ


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