膨大なセリフ量で、滝沢秀明さんの頭がマグマに!?

膨大なセリフ量で、滝沢秀明さんの頭がマグマに!?

オトナの土ドラ『家族の旅路』


毎週土曜に放送中のオトナの土ドラ「家族の旅路 家族を殺された男と殺した男」が、ついに先日クランクアップを迎えました。 深夜まで続いた撮影は、あかね(横山めぐみさん)、礼菜(谷村美月さん)、そして主演の滝沢秀明さん演じる祐介の3人の病室でのシーンで終了。 今回、初の弁護士役・浅利祐介を演じることへの難しさに加え、膨大なセリフ量に苦しみ挑んだ滝沢さん。 共演者、スタッフからの大きな拍手と心から「お疲れ様でした」の声援が送られ、終わってホッとした所もあったのか、滝沢さんにも満面の笑みが…。 オールクランクアップ後、滝沢さんと共演したキャストの皆さんにお話を伺いました。


■遠藤憲一さん

「タッキーと僕は、取り組み方が同じスタイルなのかな。物を作る姿勢がピタリと合った現場でした!!」





――柳瀬光三役、難しいけど、やりがいがあるとおっしゃっていましたが、振り返ってみていかがでしたか?



拘置所や独房など、制約された場所での演技というのがとても勉強になりました。 考えながら演じないと同じように見えてしまうと思ったので、監督さんを始め、みんなが工夫していましたし自分の中でも想像力が沸き立つような現場でした。 顔の表情は状況で少しずつ変化をなすというのが、楽しくもあり、大変でもありました。



――柳瀬の若い頃もご自身で演じていましたね。



貴重な経験でした。なかなか27歳にはなれなかったけど、メイクさんや仕上げの段階の人たちが工夫して多少は若く見られたとは思っているので、視聴者の皆さんもそういう見方になってくれていたのではないかな。 途中からは僕はもう、あまり気にならなくなりました(笑)



――滝沢さんと共演を終えての感想を教えてください。



いい距離感があってやりやすかったですね。 現場には雑談をしながらでないとやれないタイプの役者もいるし、じっと自分の役の中に入っていくのが得意ではない人もいるから、そういう意味ではタッキーと僕は、取り組み方が同じスタイルなのかなと思いました。 お互いの暗黙の(了解がある)感じで、話すときは話して、集中するときは集中する。 (片岡)鶴太郎さんもそうでしたが“暗黙の了解”ができる皆さんだったのでそれが良かったですし、今回の役に関しては助かったかな。 物を作る姿勢がピタリと合った現場だったので、とてもやりやすかったです。


■片岡鶴太郎さん

「膨大なセリフ量で、タッキーの頭がマグマになっちゃった!!」





――お疲れ様でした。終始、江戸弁のセリフがとても印象的でした。



最初は大変だと思いましたが、作り上げてしまえば、とてもリズムが心地よくて楽しかったです。 “さしすせそ”は(東京・下町出身の)僕も江戸弁の方が話しやすいんですよね、澤田のセリフにもあった、“コーシー(ヒー)入れるからちょっと待ってて”とかね。



――澤田所長は、祐介を支えるよき師のような存在でした。滝沢さんとの共演を終えての感想を聞かせてください。



楽しかったですよ。 特に後半部分からは、祐介と澤田はずっと出ずっぱりで、特にタッキーは膨大なセリフ量で大変だったと思います。 現場でも頭の中で役を作っているのはわかっていたので、あまり余計なことを言えなくて、(火山探検家の顔を持つ彼に)マグマの話を聞きたかったのに、タッキーの頭がマグマになっていたから、あまり近寄れなかったです(笑) 意外に苦労したのは寒さ対策。スタジオが思いのほか寒くて、カイロを体に15枚ぐらい貼って、さらに衣装さんから湯たんぽも借りたりして。



――ハードな撮影の日々でしたが、ヨガはやっていらしたんですよね?



もちろんです。 これがないと私は生きていけないですからね。 毎日ヨガで私自身の精神を整えておけば、どんなことがあっても対応できるという感じはあるんです。 実は2月にインフルエンザにかかってしまって。 でも、からだの微妙な違和感をヨガですぐに感じたので、ごくごく初期の段階で気付くことはできました。



――緊張したシーンの合間に、ユーモアで周囲を笑わせるさりげない空気作りはさすがと感じました。



役からふと客観的になった時に、ちょっと一言出てしまったりするんです。 たぶん自分自身もどこかでバランスをとっているんだろうなと思います。


■横山めぐみさん

「役のために5kg痩せましたが、共演者の皆さんが全員スリムで目立たなかった(笑)」





――河村あかね役、お疲れ様でした。ある意味、とても存在感のある役でした。



とても癖の強い女性の役を楽しく演じることができました。 これぐらい癖が強いと、逆にとてもやりやすくて、おもしろかったです。 ドラマも本当によくできたストーリーで、客観的に観ても本当にいいドラマだなと思います。 30年前のあかねも演じることができ、貴重な体験をさせていただきました。



――滝沢さんとの共演はいかがでしたか?



とてもお芝居に安定感があって、でも、タッキーはセリフが多くて大変だったと思います。 安心してお芝居が一緒にできるという信頼感はありましたね。



――あかね役を演じるにあたり、役作りで体重も落とされていましたね。



病人の役ということもあって、炭水化物ダイエットで昨年末から頑張って5kg痩せましたが、結果全然、目立たなかったという(笑) だって、エンケン(遠藤憲一)さんや(片岡)鶴太郎さんは本当にスリムですし、(谷村)美月ちゃんもタッキーもスタイルいいでしょ。 そんな方々に囲まれて、私が5kg痩せたところでね…。 撮影中もお弁当のご飯は残したり、糖質もオフしたりと私の中では結構大変だったんです。 ただ、減量しないでそのままクランクインしていたらと思うと、危ない、危ない(笑) 病人の役なのに私がきっと一番健康的に見えていたと思うので、やっぱり取り組んでよかったかな。


■谷村美月さん

「この役で、“思いのほか可愛い”というご意見もいただけました(笑)」





――滝沢さんとの共演はいかがでしたか?



滝沢さんはとても真面目な方だったので、(その姿を見て)自分も次に撮影する時までに何を直すべきかという反省を重ねていました。そして、カメラ前に立つことに対し、とてもきちんとされている方でした。なので、私もカメラ前に自分がどうやって立ち、どう向き合えばいいかということも課題になりました。お芝居やセリフを覚える以前に、そこに立つことの意味を考えるという、どこか原点に戻ったような根本的なことを考える自分がいました。滝沢さんはそういう気持ちにさせてくださる方でしたし、そのお姿を通していろいろと考えることは多かったです。



――礼菜の境遇、感情を演じるのは難しかったのでは?



台本を頂いたのが早かったので、私の中ではある程度、礼菜のイメージができていました。 ただ、いざ作品が始まってから、感情の部分で何かが少し自分の考えとは違うと思っていても、監督さんを始め、関わる皆さんの意見を素直に受けてやってみた結果、新しい発見と言いますか、できあがった映像を見て改めて“これが正解だったんだ!!”という思いや“こういうことがしたかったんです”という喜びもあったりと、勉強になることが多かった役であり勉強になった現場でした。



――役柄のために、髪を茶色に染められましたね。



髪の色に関しても監督やメイクさんの意見にお任せしたのですが、今回の役を通して、視聴者の方から“思いのほか可愛い”というご意見をいただくことがありました。 今まで自分は、“お芝居が上手い、下手”と言う類のご意見はよくいただいていたのですが“可愛い”というご意見はあまりいただいたことがなくて…。 なので、少し不思議な感じです。



――礼菜役を通して、谷村さんに親近感を持った方も多かったのかもしれませんね。



今まではどちらかと言えば真面目な人の役柄が多かったからでしょうか。 今回の礼菜役は、普段、街にいそうな等身大の女の子の衣装を着させていただいたり、髪の毛も少し巻いていただいたりしているので、それを身近に感じ、親近感を持ってくださったのかもしれないですね。 自分のイメージが良い意味で変わったのであれば嬉しいです。



――撮影も終わリました。茶髪は戻されるんですか?



わりとその辺りは周りの意見を素直に聞く人間なので“可愛い”って言ってもらえたので、次の撮影まで、少し茶髪のままにしようかな(笑)


第7話(3月17日放送)は、祐介(滝沢秀明さん)に柳瀬(遠藤憲一さん)が面会を希望していると拘置所から連絡が入り、「再審請求はしない」という柳瀬の決意が告げられます。さらに澤田(片岡鶴太郎さん)から、柳瀬の死刑執行が決まったと聞いた祐介は、タイムリミットが迫る中、自分の産みの母親である、あかね(横山めぐみさん)の病院に向かいます。滝沢秀明さんの熱演が熟年層の男性にも支持を得ていると評判のドラマも、残すところあと2回。最後までドラマチックなストーリーをお見逃しなく!!


見逃し配信はコチラから


■番組情報


オトナの土ドラ『家族の旅路 家族を殺された男と殺した男』


<放送>



毎週土曜23時40分~24時35分


<出演>



滝沢 秀明

谷村 美月

横山 めぐみ

益岡 徹

いしのようこ

長谷川 純

目黒 祐樹

小林 タカ鹿

石丸 謙二郎

朝加 真由美

片岡 鶴太郎(特別出演)

遠藤 憲一


カテゴリ