覇穹 封神演義 第10話 「血の雨」VS孫天君 解説2&王天君動く【感想コラム】
今回も孫天君戦に関する補足を入れています。勝ち方がよくわからなかった方、参考にどうぞ。
Contents
1 玉鼎真人は楊戩の師であり父のような人2 超高速!飛ぶ斬撃3 太公望の頭脳プレイにより勝利4 太公望を信頼しているからこそ、自分が行く5 紅水陣がカッコいい6 弟子のため、崑崙十二仙最強の剣士、封神
■玉鼎真人は楊戩の師であり父のような人
まずは今回の需要シーンが登場。回想です。
幼い楊戩は、崑崙山に移動したことを“父に捨てられた”と思い傷ついていました。
しかし、師匠である玉鼎真人 (ぎょくていしんじん)は言います。
楊戩の力を狙う者たちから遠ざけるため、父である通天教主は楊戩を崑崙山に送ったのだと。
いつか迎えに来てくれる。だからそれまで、人間として暮らそう。
そう決める楊戩でしたが、迎えが来ることはありませんでした。
■超高速!飛ぶ斬撃
画像引用元:©安能務・藤崎竜/集英社・「覇穹 封神演義」製作委員会
さて。前回、孫天君に敗れオモチャにされてしまった太公望。
孫天君は空間内のオモチャを操ることが出来ます。太公望の人形を自爆させるぞ、と人質にとる孫天君。
そして、玉鼎真人にゲーム(負けるとオモチャになる)を続けるよう促しますが……。
玉鼎真人は剣(斬仙剣)を抜くような素振りを見せました。
孫天君「おっと、妙な動きはしないほうが身のためだよ」
玉鼎真人「安心しろ。もう終わっている」
剣を抜いたことさえ悟らせない、超高速の抜刀術。
見えない速さの飛ぶ斬撃により、孫天君の本体を斬りました。
■太公望の頭脳プレイにより勝利
実は太公望、孫天君の居場所を暴き玉鼎真人にたくしていたのです。
前回、太公望は、“孫天君は天井のオモチャのどれかに潜んでいる”と見抜いていました。
そこで太公望はトランプで勝負する際、パフォーマンスと称してわざとカードを空中にばら撒いたのです。
風の力で舞うカード。実はこの時、風の刃がすべてのオモチャをほんのちょっとずつ、斬っていました。
孫天君が気付けない程度の傷ですが、本体からは時間の経過とともに血が滲み……これにより、どれが本体なのか玉鼎真人が見抜いたのです。
■太公望を信頼しているからこそ、自分が行く
その後太公望たちは、王天君と接触。
楊戩の居場所に通じるワープ用の宝貝を用意されます。
一人で来い、という王天君。
明らかに罠なので、口八丁手八丁で王天君を欺く自信のある、太公望が名乗り出ます。
しかし、玉鼎真人は言いました。
今の楊戩は、太公望に姿を見られたくないはずだ、と。
太公望は楊戩が妖怪であると知っても、見捨てないでしょう。
しかし、「なんで今まで言わなかった」という言葉が楊戩を傷つけるかもしれない。
だから、楊戩が自分で話すときまで待って欲しい、というのが玉鼎真人の願いでした。
「楊戩の本性がなんであれ、ワシは見捨てぬ」
太公望はそう言って、玉鼎真人を行かせます。そして自分も、ワープ先であるだろう中枢へと向かいます。
■紅水陣がカッコいい
画像引用元:©安能務・藤崎竜/集英社・「覇穹 封神演義」製作委員会
玉鼎真人は楊戩と再会し、「頑張ったな」「お前は私の自慢の弟子だ」と傷ついた彼を抱えます。しかし、襲いかかる王天君。
自身の手を切り、血の霧で空間を覆います。
すっごく厨ニっぽい宝貝です。
ほかの十天君が空間内に相手を引き込むのに対し、王天君の紅水陣は、通常の空間に自分の空間を創ることができます。
しかもこの血は強い酸性で、空間内にいる限り幻によって攻撃を回避することも可能。
■弟子のため、崑崙十二仙最強の剣士、封神
画像引用元:©安能務・藤崎竜/集英社・「覇穹 封神演義」製作委員会
王天君「オレって格闘するタイプじゃねぇんだよなぁ」
戦闘力では玉鼎真人の方が上でも、攻撃が当たらなければ意味はないです。
酸の雨に打たれながら、楊戩をかばいつつ出口へ向かう玉鼎真人。
愛する弟子のために。まるで子を想う父のような玉鼎真人。
その姿に、自分を迎えに来てくれる人は側にいたのだと、楊戩は理解します。
こうして、追いついた太公望の元へ、楊戩は返されます。
玉鼎真人は後を太公望に託し、封神。
ついに、味方から犠牲者が出ました。
というわけで、王天君が動き出し一気にまずい展開になりました。
しかも、ボスである聞仲はまだ動いていない!
ピンチです。
仙界大戦編、ここから大きく話が動きますよ!
ところで、このアニメは補足が多くなってしまい、ついつい感想が長めになりますね。一度、別記事でまとめたほうがいいかもしれないです。
覇穹 封神演義 週刊感想コラムのまとめ
(あにぶ編集部/星崎梓)
Contents
1 玉鼎真人は楊戩の師であり父のような人2 超高速!飛ぶ斬撃3 太公望の頭脳プレイにより勝利4 太公望を信頼しているからこそ、自分が行く5 紅水陣がカッコいい6 弟子のため、崑崙十二仙最強の剣士、封神
■玉鼎真人は楊戩の師であり父のような人
まずは今回の需要シーンが登場。回想です。
幼い楊戩は、崑崙山に移動したことを“父に捨てられた”と思い傷ついていました。
しかし、師匠である玉鼎真人 (ぎょくていしんじん)は言います。
楊戩の力を狙う者たちから遠ざけるため、父である通天教主は楊戩を崑崙山に送ったのだと。
いつか迎えに来てくれる。だからそれまで、人間として暮らそう。
そう決める楊戩でしたが、迎えが来ることはありませんでした。
■超高速!飛ぶ斬撃
画像引用元:©安能務・藤崎竜/集英社・「覇穹 封神演義」製作委員会
さて。前回、孫天君に敗れオモチャにされてしまった太公望。
孫天君は空間内のオモチャを操ることが出来ます。太公望の人形を自爆させるぞ、と人質にとる孫天君。
そして、玉鼎真人にゲーム(負けるとオモチャになる)を続けるよう促しますが……。
玉鼎真人は剣(斬仙剣)を抜くような素振りを見せました。
孫天君「おっと、妙な動きはしないほうが身のためだよ」
玉鼎真人「安心しろ。もう終わっている」
剣を抜いたことさえ悟らせない、超高速の抜刀術。
見えない速さの飛ぶ斬撃により、孫天君の本体を斬りました。
■太公望の頭脳プレイにより勝利
実は太公望、孫天君の居場所を暴き玉鼎真人にたくしていたのです。
前回、太公望は、“孫天君は天井のオモチャのどれかに潜んでいる”と見抜いていました。
そこで太公望はトランプで勝負する際、パフォーマンスと称してわざとカードを空中にばら撒いたのです。
風の力で舞うカード。実はこの時、風の刃がすべてのオモチャをほんのちょっとずつ、斬っていました。
孫天君が気付けない程度の傷ですが、本体からは時間の経過とともに血が滲み……これにより、どれが本体なのか玉鼎真人が見抜いたのです。
■太公望を信頼しているからこそ、自分が行く
その後太公望たちは、王天君と接触。
楊戩の居場所に通じるワープ用の宝貝を用意されます。
一人で来い、という王天君。
明らかに罠なので、口八丁手八丁で王天君を欺く自信のある、太公望が名乗り出ます。
しかし、玉鼎真人は言いました。
今の楊戩は、太公望に姿を見られたくないはずだ、と。
太公望は楊戩が妖怪であると知っても、見捨てないでしょう。
しかし、「なんで今まで言わなかった」という言葉が楊戩を傷つけるかもしれない。
だから、楊戩が自分で話すときまで待って欲しい、というのが玉鼎真人の願いでした。
「楊戩の本性がなんであれ、ワシは見捨てぬ」
太公望はそう言って、玉鼎真人を行かせます。そして自分も、ワープ先であるだろう中枢へと向かいます。
■紅水陣がカッコいい

玉鼎真人は楊戩と再会し、「頑張ったな」「お前は私の自慢の弟子だ」と傷ついた彼を抱えます。しかし、襲いかかる王天君。
自身の手を切り、血の霧で空間を覆います。
すっごく厨ニっぽい宝貝です。
ほかの十天君が空間内に相手を引き込むのに対し、王天君の紅水陣は、通常の空間に自分の空間を創ることができます。
しかもこの血は強い酸性で、空間内にいる限り幻によって攻撃を回避することも可能。
■弟子のため、崑崙十二仙最強の剣士、封神

王天君「オレって格闘するタイプじゃねぇんだよなぁ」
戦闘力では玉鼎真人の方が上でも、攻撃が当たらなければ意味はないです。
酸の雨に打たれながら、楊戩をかばいつつ出口へ向かう玉鼎真人。
愛する弟子のために。まるで子を想う父のような玉鼎真人。
その姿に、自分を迎えに来てくれる人は側にいたのだと、楊戩は理解します。
こうして、追いついた太公望の元へ、楊戩は返されます。
玉鼎真人は後を太公望に託し、封神。
ついに、味方から犠牲者が出ました。
というわけで、王天君が動き出し一気にまずい展開になりました。
しかも、ボスである聞仲はまだ動いていない!
ピンチです。
仙界大戦編、ここから大きく話が動きますよ!
ところで、このアニメは補足が多くなってしまい、ついつい感想が長めになりますね。一度、別記事でまとめたほうがいいかもしれないです。
覇穹 封神演義 週刊感想コラムのまとめ
(あにぶ編集部/星崎梓)