石橋貴明と東国原英夫が振り返る、80年代式ナンパ術「六本木アーレー族」とは

石橋貴明と東国原英夫が振り返る、80年代式ナンパ術「六本木アーレー族」とは

5月14日(月)放送


■たけし軍団に入るまでの壮絶な弟子時代


MCの石橋貴明さんとミッツ・マングローブさんが、毎回ちょっと昔のアレコレをテーマにゲストを招き、勝手に語りつぐトーク番組。第5回目のゲストは、タカさん(石橋貴明)の竹馬の友・東国原英夫さんです。





ふたりの出会いは1980年から86年放送の「お笑いスター誕生」の稽古場。漫才ブームが終わり、次世代を担う若手芸人が腕を競っていました。



タカさん「東くんはたけしさんが最初に取った弟子で。『ビートたけしのオールナイトニッポン』で「東が、東が」って言ってるのは誰なんだろうと思ったらこの東くんだったの(笑)」。



東国原さんは、大森うたえもんさんとお笑いコンビ「ツーツーレロレロ」(以下、ツーレロ)を結成。師匠のビートたけしさんから「ツービート」の「ツー」をいただいたのだそうです。



しかし、ツーレロ結成前はたけしさんの弟子としてオールナイトニッポンの「弟子やめさせコーナー」に出演。



ある日、番組に石垣島のペンションを手伝ってほしい、というハガキが届きました。予算は1万円しかないため東京の用賀からヒッチハイクとフェリーでなんとか現地にたどり着くも、その住所は存在せず。1週間以内に帰京しなければならないのに、お金も時間もない。すると師匠のたけしさんからとんでもない提案をされたそうです!



東国原さん「殿が“そこから台湾に密入国すればタダで強制送還されて帰ってこられる”って言って」

タカさん「密入国しろっていうの?」

東国原さん「うん(大きく頷く)」

タカさん「本当にそれで帰ってきたの?」

東国原さん「うん(大きく頷く)」

ミッツさん「え!(腰を浮かす)実践したんですか?」

東国原さん「師匠がやれっつってんですよ? やらなきゃしょうがないでしょうよ‼ 大変だったんだから!」



これには目が飛び出さんばかりに驚いていたタカさんとミッツさんでした。





■約40年前、暇さえあれば一緒にいたふたり


「お笑いスター誕生」の出会いをきっかけに、当時19歳のタカさん、23歳の東国原さんの親交が深まっていったそうです。ふたりともすでにスターの階段を登り始めていたものの月給は3~5万円。



東国原さんは隣に住む女の人のオナラの音(と、同時に発せられた「すみません」)が聞こえたり、銭湯でシャンプーが買えず、隣の人の泡をこっそり拝借したりしていた赤貧時代を回想します。



タカさん「お金がないからいかに安く飲むかっていう」

東国原さん「メリーポピンズで芸をやって、よくタダにしてもらってた。ワンポイント芸っていうのを流行らせたんだよ。サランラップの端をタカちゃんに持ってもらってビビビッと引いて、“スペシウム光線~!”とか(笑)。あとはたかちゃんの新沼謙治のマネ(笑)。オレ、今でも夢に出るもの」



そういうと、タカさんは『嫁に来ないか』を歌い始めます。



東国原さん「これが当時バカウケだったんだから!」



また、背中に薬局ののぼり旗をさして「戦国武将~!」と言いながら下北沢の夜の街を追いかけっこし、おまわりさんに職務質問されたエピソードや、たけし軍団の名物である草野球でタカさんがプレーした話も。



バッテリーを組んだタカさんと東国原さん。まだタカさんは20歳くらいだったので、ほとんど帝京高校野球部の現役そのもの。急速は130km/hくらいあったそうです。その試合は負けてしまうのですが、たけしさんはその実力をべた褒め。次の試合でも声をかけようとしますが……。



東国原さん「当時のレギュラーはオレ以外全員野球経験者。タカちゃんが来るとオレが外れるから、『石橋くんは最近忙しいみたいですよ』っていって、代わりにカージナルス(ガダルカナルタカとつまみ枝豆)を呼んだの(笑)」



タカさんは笑いつつ、「オレはもしかしたらたけし軍団に入ってたかもしれないんだ」と感慨深そうにつぶやいていました。



のちに東さんは『スーパージョッキー』のガンバルマン(たけし軍団)のメンバーとなり、一方とんねるずは社会現象にもなった『オールナイトフジ』のレギュラーとなります。でも、実はツーレロもオールナイトフジに出演を打診されていたのだそう。



東国原「殿に相談したら『スーパージョッキーをやるから、それをメインにしろ。女子大生とチャラチャラやってたら半年で終わる』と。でも社会現象にまでなって、タカちゃんは『一気』歌って何千万もするカメラ壊して……憧れたな。なのにオレらは毎週海パン履いて熱湯風呂で“アチチ、アチチ”って。全然違う~!」





■【こつぶとんねる】早くておいしいフード自販機


視聴者から寄せられた「ちょっと懐かしいアレコレ」を検証するコーナー。今回は、「フード自販機ってまだありますか?」という声に応えます。



1970年代に登場したフード自販機は、カップ麺や冷凍食品とは違いお金を入れると自動調理で提供される麺類や、アツアツ状態で食べられるパン系メニューが提供されるというもの。しかし、1990年代に入ると深夜営業店が増え、フード自販機は衰退。そんな中、今でも全国に100基ほど現役で動いているということで、埼玉・行田市のオートレストランへ急行。すると「そば・うどん」「ハンバーガー」「トーストサンド」のフード自販機御三家を発見。



さらに番組スタッフは、全国一おいしいフード自販機メニューの「肉うどん」を求めて島根県益田市へ。スタジオのタカさんが試食しました。「うん、うん(おいしい)」と頷きながら、本格的なその味に満足げな表情を浮かべていました。


■夜の交差点に出没する「六本木アーレー族」とは?


番組は再び、東国原さんとのトークに戻ります。



2人でよく渋谷のディスコにいって満腹にし、女の子をナンパしていたエピソードから、東国原さんが「この日のために宮崎の実家に帰って取ってきた」という当時の写真を披露しました。



若き日の2人の間には、2人の女子大生。すでに2人はテレビに出ていたため女の子たちから「アレ?」と気づかれることも多く、それをきっかけに“笑い”で落としていたそうです。



ここで、ミッツさんから「『六本木アーレー族』ってなんですか?」というぶっこみが!



タカさん「六本木の交差点でちょっときれいな女の子が歩いてきた時、すれ違いざまに『あれ?』って(振り返る)。『先月JJの表紙モデルやってた人?』とかいって。それが六本木アーレー族(笑)。かわい女の子が引っかかるまでずっと『あれ~?』って」



「ほかにもナンパの方法があったのでは?」という質問には「当時は車がないとダメ。電車で軽井沢とか逗子マリーナにテニスに行ったけど、それじゃモテないでしょう?」と回答すると、ミッツさんも東国原さんも渋い顔になりました。



今ではスターになりお金も名誉もあるタカさんと東国原さんですが、与えられた環境で自分なりに楽しめる才能を持っているのは素晴らしい! 今だったらふたりでどんな遊びをするのでしょうか?



文=パンチ広沢


■番組情報


『石橋貴明のたいむとんねる』


<放送>



毎週月曜23時~23時40分


<出演>



石橋貴明、ミッツ・マングローブ

ゲスト:東国原英夫


カテゴリ