実は野菜売り場でも騙されていた? 日常風景にある摩訶不思議な“錯覚”とは

実は野菜売り場でも騙されていた? 日常風景にある摩訶不思議な“錯覚”とは

6月15日(金)放送


■実は誰でもできる! 遠近法を使ったトリック





日本を代表するその道を極めた達人(=モノシリー)が、とっておきの話を映像・写真を使って熱弁してくれる、知的好奇心がくすぐられまくりのバラエティ番組『モノシリーのとっておき』。6月15日の放送では、世界中から集めた摩訶不思議な“トリック映像”を大公開! ジャングルジムを幽霊のようにすり抜ける少年や、車を軽々と持ち上げる女子高生など、CG加工いっさいナシというトリック映像の数々のカラクリを、3人のモノシリーさんたちに教えてもらいました。



「トリック映像を見るときは頭を柔らかくして見てください」というのは、トリック映像クリエイター集団『ROUTE13』のテツヲさん。遠近法を利用した撮影で、『ROUTE13』が作ったトリック映像がこちら。





ジャングルジムで遊んでいる男の子。「帰りたくない」とゴネて、母親を振り切った男の子は……なんと、ジャングルジムをすり抜けてしまったのです。CG加工は一切ないというこちらの映像。このトリックをスタジオで遼河はるひさんが実践!





このバーに向かって歩く遼河さん。よけるでもなくバーをすり抜けていったのです! 『ROUTE13』のおふたりがそのトリックを解説します。





なんと、撮る角度を変えると、このようにバーの間があいていたことがわかります。ただここを普通に歩いて通っただけなのでした!





さらに、遠近法で1本のバーに見えるよう、左右のバーの幅を変えているという一工夫もあるのでした。「この原理を使った様々なトリックの仕掛けをみなさんも自分で工作できますので、よろしかったらぜひ試してみてください」とMaguraさん。MCの古舘さんは思わず「急に突き放されてもできない!」と嘆くのでした(笑)。


■色の錯覚は日常生活でも起こっている!?


続いて、錯覚の世界的権威である杉原厚吉さんがある立体作品を紹介してくれました。それがこちら。





「45度の角度から見て回転してください」と小木さんに渡した杉原さん。「何に見えてますか?」と古舘さんが尋ねると、小木さんは「四角です」ときっぱり。でも、古舘さんからは「丸」に見えているようで……。





実はこれ、見る角度によって形が変わる錯覚を利用した立体モデルなのです。くるりと回転させると、今度は小木さんからは丸く、古舘さんからは四角く見えているということに。なんとも不思議な錯覚でした! さらに杉原さんは色の錯覚についても紹介。





このカメレオンの絵、黒いボーダーが入った右側は濃い緑に、黄色いボーダーが入った左側は黄色っぽく見えます。が、カメレオンの上からかぶせていた二色のボーダーを取ると……実はすべて同一色のカメレオンだったのです。





これは手前の柄に影響されて色が偏って見える、「色の同化」と言われる錯覚なのだそう。このような色の錯覚を日常生活でも見ることができると杉原さん。



杉原さん「スーパーでみかんはオレンジ色のネットに、オクラなどの野菜は緑色のネットに入っていますよね。色の同化を利用して、中身がネットの色に近づいてよりみずみずしく見えるようにしているんです」





「赤いネットに入っているみかんが昔からおいしく見えるのはそういうことだ」と古舘さんも納得!



身の回りで、実は気づかないだけでたくさんの錯覚が起こっているのかもしれません。今回紹介したトリック映像の自作も、ぜひ挑戦してみてくださいね。



文=小林麻美


■番組情報


『モノシリーのとっておき』


<放送>



6月15日放送回 毎週金曜19時~19時57分


<出演>



古舘伊知郎、山﨑夕貴(フジテレビアナウンサー)、小木博明(おぎやはぎ)、小島瑠璃子、遼河はるひ

モノシリー:杉原厚吉さん(明治大学特任教授)、テツヲさん(ROUTE13)、Magura(マグラ)さん(ROUTE13)


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