『キャッチフレーズ』に気をつけて。シャンプー選びの良くある3つの間違い。
『弱酸性』『ノンシリコン』『ヘッドスパシャンプー』などの流行りやキャッチフレーズでシャンプーを選んでしまってませんか?それらは本当に髪に良いものなのでしょうか?今回は、美容師の鶴谷さんにご協力いただき、本当に髪にいいシャンプーの選び方についてご紹介していきます!
『弱酸性』というキーワードは万能じゃないんです!

弱酸性を売りにしているシャンプーはよく見かけます。
いろんな広告で「弱酸性だからいい!」
という風に言われていることもあってか、
なんとなく弱酸性が万能のように感じられがちです。
人のお肌のpHは年齢によって変化しますから、
もちろん弱酸性のシャンプーが合う人もいます。
しかし市販のシャンプーは
洗浄力の強いものがほとんどです。
それを使ったらどうなるでしょうか?
酸性の石鹸成分は殺菌力が強く、
頭皮を健康に保つために必要な菌まで
殺してしまうことがあるんです。
その結果、頭皮に負担をかけてしまうこともあります。
だから弱酸性というだけで万能なのではなく、
その洗浄力の度合いが大事なんです。
『ノンシリコン』が髪の毛にいい?

ノンシリコンがよいひとくくりにしてしまうのは間違いです!
どのシャンプーに関してももちろんそうですが、
ノンシリコンが向いている人、向いていない人がいます。
ノンシリコンは素髪にする、戻す、というのが特徴です。
素髪にすると紫外線、ドライヤーやコテの熱、外部からの刺激をうけて
髪の毛がタンパク変性をしてダメージになるんです。
シリコンがダメといわれるのは、
髪をコーティングしてくれるため、
美容師さんが薬剤を選ぶときに
健康な髪だと見誤ってしまうからであり、
シリコン自体が髪に
ダメージを与えるわけではないんです。
シリコンは手触りをよくすることはできますが、
本質的に神が改善される訳ではない、というところだけは
注意が必要です。
『ヘッドスパシャンプー』は頭皮の保湿ができる?

ヘッドスパシャンプーは洗浄力が強いものが多いため、
頭皮の保湿はできないものが多いです。
洗浄力の強いシャンプーは、
カラーやパーマの持ちを悪くするだけでなく
頭皮の潤いを奪って抜け毛などの
トラブルの原因にもなります。
たとえば洗浄力が低くて、
アミノ酸系、セラミド、ヒアルロン酸などの
成分が入っていればほしつもできますが、
入ってなければ保湿はできません。
最後に
いかがでしたか?
サロンでせっかくきれいにした髪も
自宅で、間違った選び方をしたシャンプーを使っていては、
意味がなくなってしまいます。
なりたい髪質を美容師さんに伝えて、
自分に合ったシャンプーを選んでもらうのが
一番髪の毛にいいです♪
流行りやキャッチフレーズに騙されず
正しいホームケアで
素敵な髪の毛を手に入れてください☆
この記事を書いたライター
airly編集部