災害に真剣に向き合って見て欲しい『 東京マグニチュード8.0 』

災害に真剣に向き合って見て欲しい『 東京マグニチュード8.0 』

日本で今、災害が相次いでいる現実。先日は北海道で震度7の地震がありました。改めてもう一度災害について真剣に考えてほしい・・・。そんな思いで今回ご紹介するのがアニメ『東京マグニチュード8.0』です。


当たり前にやってくる毎日…それが突然失ってしまった時、普段の生活が当たり前ではないということに気づかされます。ですがそんな思いをしないために普段の生活が出来るのは、当たり前ではないという事を、このアニメ作品を通して少しでも理解して頂きたいと思っています。


災害が起きた時、災害が起きる前に、何をするべきなのか、しなくちゃいけないかが学べる作品になっています。


このページの目次

1 実際地震が起きた時どう行動すべきか!2 誰もが例外なく被災する現実3 アニメ『 東京マグニチュード8.0 』を観て、今一度家族で話し合ってほしい
■実際地震が起きた時どう行動すべきか!

毎日来る日に飽き飽きしていた、主人公の小野沢未来(おのざわみらい)中学一年生。中学に上がり環境も違う場所で、悩んだりイヤになるのも当然だと思います。


夏休み初日、未来は弟・悠貴(ゆうき)の見守りとして一緒に東京のお台場へ『ロボット展』に行くことになりました。


最近何に対してもイライラしている未来は、『こんな世界壊れちゃえばいいのに』とネットに書き込んでしまいました。


その直後、海溝型大地震が発生しました。町は、崩壊し人々は、瓦礫の下敷きになってしまいました。そして、帰宅困難者650万人など最悪な事態になりました。


未来は、ふと我に返りはぐれた弟・悠貴を探すためにお店に戻りました。そこで日下部真理(くさかべまり)さんに出会います。


今回未来は、偶然にも真理さんに出会えて一緒に行動が出来る人に巡り合えたのでホント良かったです。未来と真理さんは、悠貴を探し無事に見つけることが出来ました。三人は、一緒に徒歩で自宅を目指して帰ることにしました。


■誰もが例外なく被災する現実

私事で大変申し訳ないのですが…筆者は、生後二ヶ月の時、阪神淡路大震災に、保育園の時、鳥取県西部地震に。どれも直撃したわけでは、ないですしあまり覚えていないのが正直なところではあります。


ですが物心は、ついていたので覚えていると言ったら、家族でいつ何が起きてもいいように準備していたのは、今でも覚えています。


家族と一緒にいるのなら、絶対に離れない方がいいと筆者は思います。一人で行動してしまうと二次災害が起きる可能性もあります。もしも自分一人で災害があった場合は、近くの人と一緒に行動するのがいいと思います。


この作品の中でも、姉弟喧嘩をして離れてしまって未来は、重い現実とぶつかることになる。被害が起きた時、人は改めて家族の有難さに気づくものです。


普段の生活していると、人は感謝を忘れがちですが…普段から感謝の気持ちは、忘れないようにしたいものですね。


今の現状何が起きてもおかしくない状態で、出掛け先で自宅までの帰る経路、緊急避難場所、緊急連絡先、もし家族と離れ離れになった時の待ち合わせ場所など普段からどれだけの人が考えて行動しているのでしょうか?


災害は、突然前触れもなく訪れる。皆さんが毎日見ていた景色も変わり果てます。そして、災害の恐怖と苦労というものは、日にちが立てば立つほど人は、その恐ろしさを忘れていくものです。


アニメ『 東京マグニチュード8.0 』は、どの世代でも割と簡単に見ることができて、地震の被災後の「どのような行動」について感情移入して見る事できる作品です。被災時に「どうやって行動すればいいのか?」という事を、わかりやすくイメージで定着させてくれるので、とても良い啓蒙アニメだと思っています。


■アニメ『 東京マグニチュード8.0 』を観て、今一度家族で話し合ってほしい


いかがでしたでしょうか?改めて災害ついて考えていただけたのなら幸いです。


筆者は、高校生の時にこの作品と出会いました。そこからふとした瞬間に見ると、筆者が忘れかけていたことを思い出させてくれる作品になりました。


普通の生活が出来るのがどれだけ有難いことか、毎日使う…電気、ガス、水道が当たり前に使えるのが有難いことかなど、この作品を見てそう思いました。


この作品を見てわかるように、被害に遭うと誰であれ不便な生活を強いられます。だからこそ、普段から家族で話し合ったり、準備をしておくのが一番良い選択です。


このアニメをまだ見てないとゆう方がいるのでしたら是非見てください。何か得るものがきっとあります。


文章:kyouei‐薔薇


『東京マグニチュード8.0』家族で見たい災害に向き合う切な系アニメ





(あにぶ編集部/あにぶ編集部)
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