男子高校生の日常 。羨ましいほどの仲良し三人組

男子高校生の日常 。羨ましいほどの仲良し三人組

TVアニメ「 男子高校生の日常 」は、県立真田北高校の生徒達が、日常の中で、些細なドタバタを演じるコメディである。


男子校の生徒達が何を思いながら毎日、学生生活を送っているかと思いきや、あんがい行き当たりばったりで、何も考えてないところが可笑しいと思えるし、そういうところに共感を抱いてしまうところがこのアニメの魅力なのかもしれない。


このページの目次

1 羨ましいほどの仲良し三人組2 仲良しグループの男子高校生たちは実は勉強ができる?3 異様に暴力的で怖い女子達4 TVアニメ「 男子高校生の日常 」の魅力は?
■羨ましいほどの仲良し三人組

あらすじと言うほどのものもなく、タダクニ、ヒデノリ、ヨシタケと呼ばれる男子高校生3人が、放課後の学校の帰り道に連れ立って公園のベンチやタダクニの部屋などでたむろし、ギャグを言ったりボケあったり、ツッコミあったりして笑いを引き起こそうとしている。


だが、3人の予想外の出来事が起きるのも手伝って、登場人物たちはけっこう深刻なのだが、結果、ドタバタのコメディに進展してしまうこともある。


3人の他に、クラスメイトや他の学校のグループとの交流もあり、グループの姉や妹も巻き込んで男子高校生達の日常が、毎回、失笑に似た笑いにあふれている。


■仲良しグループの男子高校生たちは実は勉強ができる?

仲良し3人組はなぜか、いつも暇そうにしておきながら、おのおの自宅で勉強をしていたり、授業を受けているシーンがほぼない。いつも日課の学業が終わってからのエピソードばかりである。


3人とも放課後に補習を受けたり、塾や習い事に言っている気配もなく、アルバイトもこなしている様子である。


このことから推察できるのは、少なくとも彼らはテストで赤点を取ることもなく、学業のスピードに追いついていることが窺える。


しかも他のグループの生徒会の面々と交流があるし、気の利いたバカ話からウィットなジョークやシュールな掛け合いなど幅広く、場を和ませる笑いの力に富んでおり、校則や風紀を乱す行為もない。


全体的に和を大事にしたグループでおとなしいと言えばそれまでだが、それだからこそ実は彼らは相手に対して気遣いに長けるほど頭が良くて勉強ができるのではないかと想像できる。


■異様に暴力的で怖い女子達


反面、タダクニの妹をはじめヨシタケの姉などこのアニメの登場する女子達はおしなべて暴力的で怖い。他校の女子生徒達も登場するが、おのおの女子グループに共通しているのは自意識が強く、そのせいか男子に少しでも見下されたと感じると平気で男子グループの面々を殴ったり蹴ったりする。


男子高校生のグループ内で通じる冗談が通じなくて、男子達は戦々恐々としていて、挑戦的であけすけな態度の女子達に対して腫れ物に触るように接するところが微笑ましい。


アニメに“女子高生達の異常”というパートも設けられていて、女子高生達が男子高校生たちに敵愾心を燃やして、狂気じみたスキンシップともいうべきドツキ漫才的なコメディが繰り広げられたりもしている。


■TVアニメ「 男子高校生の日常 」の魅力は?

登場人物たちに大人の姿はあまり登場せず、どちらかというと家庭環境も経済的状況も安定している風に見える少年少女たちである。


これから思春期を迎え、モラトリアムを経て社会に進出するほんの数年の内の、切り取られたわずかな期間の、快活で爽やかな内面の男子高校生たち。


平凡の中でユーモアを見出してノリよく友情を育み、その獲得した社会性を礎に、より大きな大人社会の枠組みへと進んでいくのをノスタルジックに鑑賞できるようなアニメだ。


文章:kyouei-drachan


 


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(あにぶ編集部/あにぶ編集部)
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