磯村勇斗「第5話の大輔(中島裕翔)とのシーンは結構ツラいシーンで…」

磯村勇斗「第5話の大輔(中島裕翔)とのシーンは結構ツラいシーンで…」

磯村勇斗さんインタビュー<SUITS/スーツ>


■大輔の親友でもあるトラブルメーカー





『SUITS/スーツ』(毎週月曜21時放送)で、中島裕翔さん演じる鈴木大貴<大輔>の悪友・谷元遊星を演じている磯村勇斗さん。完全記憶能力を持つ大輔を利用して替え玉受験をやらせ(その結果、大輔は弁護士への道を断たれた)、ともに高校を中退して上京してからも違法行為で金を稼いでいる男です。そんなトラブルメーカー役を好演している磯村さんにお話をうかがいました。


――原作ドラマはご覧になりましたか?



はい。出演が決まってから拝見しました。



――ご覧になっての感想は?



最初に弁護士ものだと聞いていたので、固い話なのかな、と思ったんですけど、想像とは違って爽快に描かれていて……。登場人物たちの細かなやり取りもとてもユーモアがあって面白かったですし、訴訟を解決するところもカッコ良く描かれているところに痺れました。



――NYの街並みが随所に盛り込まれていて……。



そういう部分もスタイリッシュですよね。



――今回は、中島裕翔さん演じる大貴<大輔>の悪友、という役柄です。演じるにあたって特に意識したことは?



「悪友とは言いつつも、どれだけのワルなんだろう?」と思っていたんですけど、台本を読んでみるとそこまで悪党でもないな、と思ったんです。責任は自分自身にあるにせよ、自らそう望んだのではなく、そういう状況になってしまっている、という感じが遊星にはあったんです。衣装合わせのときに、監督からは「遊星はイキがっていてほしい」と言われたんです。だから、そういう面を前提にしつつ演じようという思いでやっています。危ない仕事をしてはいるものの、大輔のことを……もちろん、ふたりの間には問題はあるけれども、友情を大切にしていて、大輔のことが好きだという部分はちゃんと持っているんです。ただ、それが食い違っていってしまうわけですけど……。



――悪い人間と言うよりは、弱い人間なのかもしれないですね。



そうですね。意思が弱いんだと思います。自分でも、このままじゃダメだということがわかっているんですよね。でも、どうすれば状況を変えられるのかわからないというか。



――そういう意味でも、この作品の中においては“異物感”のあるキャラクターですね。



大輔の弁護士人生を変えてしまうかもしれない存在ですよね。ドラマの中盤から後半にかけて遊星がどう動くのか、というのは、僕自身も楽しみにしている部分です。原作と同じような展開になっていくのかどうかはまだわからないですけど。大輔に対しては、友情もあるけど、嫉妬みたいな感情もあると思うので、それが悪い方向に行かないでほしいなとは思うんですけど(笑)。昔のように親友に戻りたい、という気持ちは絶対あると思うんです。でも、そうできないという葛藤もあるので。



――そういうキャラクターを反映してか、衣装面もダークな感じですね。



黒のスーツに、サングラスをかけることもありましたからね。





――中島さんとの実際にお芝居をされてみての印象は?



爽やかな好青年という雰囲気なんですけど、芝居に対してはとても真面目で熱心で、アグレッシブな方だと思います。だから、一緒に芝居をさせてもらうのも楽しいです。現場ではいろいろと演技の話もしているので、ふたりで作っていく時間にワクワクしています。同じシーンを演じると、お互いにどんな感覚をもっているのか、感じることができるんです。そういう波長は合っているような気がしています。これで中島さんから「波長は合ってないけど」って言われたらショックですけど(笑)。



――磯村さんは、現場に入る前にどの程度までイメージを固めていきますか?



台本を読んでいる時点では、「こうした方がいいかな?」「こう動く感じかな?」とかいろいろ考えるんです。でも、現場に行くときは、それを全部捨てるんです。現場では、監督のビジョンを聞いて、何かわからないことがあれば質問をしたりしながら作っていく、という感じです。そういう風に、現場で対応しながら、ということの方が多いと思います。現場にはアイデアがたくさん落ちているので、そこで生まれるものを大事にしよう、という風には意識しています。



――中島さんも近いタイプなのでは?



そうかもしれないですね。現場で急に浮かんだアイデアを試したりしてくるので。そういうときは「おっ、返してやろう!」みたいな掛け合いも生まれるので楽しいです。



――新しい作品に取り組むとき、磯村さんの中で「期待」と「不安」はどのくらいの比率ですか?



作品によっても違うんですけど、期待と不安ということで言ったら、不安の方が大きいかもしれないです(笑)。今回は、織田裕二さんを始め、凄いキャストの方々ばかりですし、これまでに演じたことがない役……こういうテイストの作品も初めてなんですけど、初めてのことに挑戦するときは、もちろん期待もありますけど、やってみないとわからない、という不安は伴いますね。現場に入ってしまえば、余計なことは考えずに集中するようにしているので大丈夫なんですけど。



――撮影現場では待つ時間も長かったりします。そういうときにテンションを保つ対処法は?



ひたすら待つだけですね。「待ち時間、長いな」とか考えちゃうとストレスになるので、「いまは自由な時間だ」くらいの感覚で過ごしています(笑)。



――中盤以降で特にお気に入りのシーンがあれば教えてください。



第5話で、大輔と遊星のシーンがあるんですけど、そこは結構ツラいシーンで……。ふたりの友情を感じるようなシーンでもあると思うので、楽しみにしていてほしいです。



磯村さんも言及している第5話(11月5日放送)では、遊星が傷害事件を起こして逮捕されるという事件が。大輔は、遊星の身柄を引き取りに行くのですが、そこで更なる事件が発生します。是非、チェックしてください。





【磯村勇斗<いそむら・はやと>さんプロフィール】

1992年9月11日静岡生まれ。血液型A型。『仮面ライダーゴースト』(テレビ朝日系)、連続テレビ小説『ひよっこ』(NHK)などに出演。11月30日にファースト写真集「あなたが見る僕は――」が発売予定。


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■番組情報


<タイトル>



『SUITS/スーツ』


<放送日時>



毎週月曜21時~21時54分


<出演者>



織田裕二 中島裕翔 新木優子 中村アン 磯村勇人 今田美桜 /國村隼/ 田島令子 小手伸也 鈴木保奈美




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