加山雄三、「光進丸」焼失乗り越えツアー“再開”へ 海洋環境守る基金も設立

加山雄三、「光進丸」焼失乗り越えツアー“再開”へ 海洋環境守る基金も設立

 昨年4月、自身が所有する船「光進丸」を火災で失った歌手の加山雄三(81)が、コンサートツアーを6月より再開させることが12日、発表された。愛艇を失った悲しみを乗り越え今後も歌い続けることを決心した。併せて、公益財団法人日本セーリング連盟と共に「海 その愛基金 海洋環境クリーンプロジェクト」と題した基金を設立し、ツアーを通じてその拡大と意義を呼びかけていく。



【写真】手を合わせ「光進丸」に感謝した加山雄三 涙をこらえる場面も



 「光進丸」は昨年4月1日、静岡・西伊豆町の港で炎上し焼失。けが人などは出なかったが、加山は翌2日に都内で会見し、「これほど悲しいことはない。長いこと私を支えてくれた。多くの方と楽しい時間を過ごした。思い出は山ほどです。半身を失ったぐらいつらい」と憔悴した様子で語っていた。



 その後加山は、「光進丸」を失ったことの意味や自身の役割を改めて考え、80歳を超えても現役で歌えることに対する感謝、そして自身の歌が人のためになるよう、歌い続けることを決心。2015年の夏にファイナルとしたコンサートツアーを再開することになった。『加山雄三コンサートツアー2019-20 START』と題し、6月6日の神奈川・茅ヶ崎市民文化会館を皮切りに2020年にかけて全国19会場をめぐる。



 また、このたび設立した「海 その愛基金」は、海をこよなく愛する加山が以前より考えていた海洋環境の汚染、若者の「海ばなれ」を危惧して立ち上げたもの。海を再生するクリーン活動や、子どもたちに海やヨット、マリンスポーツの素晴らしさを体験してもらう教室やイベントの開催などを予定している。ツアーを通じて基金を拡大し、4月10・11日に開催される『若大将FESTIVAL2019~君にありがとう』と全国ツアーの収益の一部も基金に寄付される。



 加山は同基金について「かねてより、私は、海洋環境の深刻な汚染に心を痛めておりました。海を愛し、海の恩恵を享受した自分の体験から、今、自分がすべきこととして、次代を担う子供たちや若者たちと共に、海の再生に関わる活動を始めたいと思うに至りました」と理念を明かした。また「その想いを皆様にお伝えし、また多くの皆様のご賛同を頂いて基金を拡大するために、全国ツアーを再開することにいたしました。ここに、私の想いをお伝えし、皆さまのご理解とご支援をお願いする次第です」と呼びかけている。



 4月の『若大将FES』には五木ひろし、和田アキ子、横山剣(クレイジーケンバンド)、さだまさし、森山良子、THE G.S with高見沢俊彦(THE ALFEE)らの出演が発表された。





■『加山雄三コンサートツアー2019-20 START』日程

▽2019年

6月6日(木):神奈川・茅ヶ崎市民文化会館 大ホール

6月8日(土):茨城・茨城県立県民文化センター

6月21日(金):新潟・長岡市立劇場 大ホール

6月23日(日):富山・オーバードホール

7月7日(日):宮崎・日向市文化交流センター 大ホール

7月9日(火):鹿児島・宝山ホール(鹿児島県文化センター)

7月21日(日):岐阜・長良川国際会議場 メインホール

8月18日(日):大阪・フェスティバルホール

8月31日(土):宮城・仙台サンプラザホール

9月21日(土):静岡・富士市文化会館ロゼシアター 大ホール

10月5日(土):神奈川・神奈川県民ホール

10月27日(日):兵庫・神戸国際会館 こくさいホール

11月16日(土):埼玉・大宮ソニックシティ 大ホール

11月28日(木):北海道・札幌文化芸術劇場 hitaru

12月14日(土):東京・Bunkamuraオーチャードホール



▽2020年

2月15日(土):栃木・宇都宮市文化会館 大ホール

2月28日(金):東京・オリンパスホール八王子

3月7日(土):千葉・千葉県文化会館 大ホール

3月15日(日):群馬・高崎芸術劇場 メインホール
カテゴリ