佐久間由衣、初主演映画で“隠れビッチ”熱演「新たな経験を…」

佐久間由衣、初主演映画で“隠れビッチ”熱演「新たな経験を…」

 あらいぴろよ氏の人気漫画『“隠れビッチ”やってました。』(光文社)が、三木康一郎監督により映画化されることが28日、わかった。朝ドラ『ひよっこ』に出演した女優・佐久間由衣が映画初主演を飾り、清楚派に擬態した“隠れビッチ”を熱演する。



【写真】ミニスカで美脚も披露した佐久間由衣



 タイトルが指す“隠れビッチ”とは、メイクはシンプル、髪色は暗め、肌の露出も15%程、戦略的に「隙」と「タイミング」を演出しながら、男性を次々とハントしていく。「肉食系女子」のような一面をひた隠しながら男性の心を揺さる。本作では、そんな“隠れビッチ”のモテ戦術をコミカルに披露しつつも、その裏に潜む現代女性の心の隙間や歪みに寄り添うストーリーとなっている。



 映画初主演の佐久間をはじめ、村上虹郎、大後寿々花、森山未來など、新人から実力派まで異色のキャストがズラリ。佐久間は「私自身、今回が映画初主演という事もあり、監督や共演者の皆さんといった沢山の方に、役柄同様に支えられながら、新たな経験を積ませて頂きました」と初々しく語っている。



■以下、キャストのコメント

佐久間由衣(荒井ひろみ役)

「この作品は、主人公の恋愛模様を描きながらも、そこだけに留まらず『ちょっとした寂しさを抱えて生きる現代の大人の成長物語』だと台本を読んで感じました。私自身、今回が映画初主演という事もあり、監督や共演者の皆さんといった沢山の方に、役柄同様に支えられながら、新たな経験を積ませて頂きました。主人公・ひろみは、いろいろな戦略で男性を翻弄する役柄ですが、演じる時には、愛したい。でも愛し方がわからない主人公の寂しさやコンプレックス、彼女の感情の深い心の穴である部分を理解しようと精一杯努めました。原作者であり、主人公のモデルにもなった、あらいぴろよさんの話も参考にさせて頂きながら、全てのシーンを大切にそして思い切り演じさせて頂きました。私にとって既にとても大切な作品です」



村上虹郎(小島晃役)

「“隠れビッチ”というキャラクターを知り、女性って怖いなと(笑)でも悪意があって男性を翻弄しているわけではなく、日常の寂しさや心の穴を埋めようとする女性や、自信が持てない女性たちの普遍的な物語だと思います。僕は、主人公・ひろみとその友人・彩とシェアハウスをしている、バイセクシャルの晃役なのですが、みんなの食事の支度から、駄目な恋愛を繰り返す女子2人の心のケアまでお世話する“お母さん”みたいな役割を楽しんで演じました」



大後寿々花(木村彩役)

「私が演じた主人公の友人・彩は、外向きは仕事もプライベートも充実しているように見えて、実は自分に自信がなくて、気になる相手には嫌われないために体を許してしまうような恋愛を繰り返してしまう女性です。“隠れビッチ”とは真逆で、純粋に恋愛をしたいのに上手くいかないタイプ。ひろみや、彩の恋愛模様を見ていると『2人共、素直に自分の気持ちを伝えたらいいのに』と思うかもしれませんが『自分は気持ちを人に伝えられているだろうか』と振り返る事につながると思います。佐久間さんや村上さんとは初共演でしたが、和気あいあいとした雰囲気の中で撮影を終える事ができました」



森山未來(三沢光昭役)

「セントラルアーツのプロデューサーである黒澤満さんの作品に、こうやってまた関わらせていただけたことを光栄に思います。これは『もし佐久間由衣ちゃんがナチュラルに隠れビッチをやっていたとしたら誰も太刀打ちできないでしょ』という映画です。僕も彼女に打ち砕かれた死屍累々の一人です」



■監督・原作者のコメント



三木康一郎監督

「原作を目にした時、タイトルからどれだけブッとんだ女性の話だろうかと思ったら、読んでみると、行動や発言はめちゃくちゃなんですが、何か身近なものを感じたのです。主人公・ひろみの感情は『実は、誰でも心の奥に秘めているものなのでは?』と思ったのです。今回、映画化するにあたって、そんな誰でも持っている、心の奥に秘めた部分を丁寧に描きました。強い部分もあれば、弱い部分もある。正しい人間でもあれば、ビッチな人間でもある。誰もが心の奥に隠している黒い部分を針で突くような作品。そして、そんな自分を理解し前に少しでも向いて歩こうと思えるような作品になればと思って作りました。



主人公・ひろみを誰に託すかと考えた時、新鮮さが重要だと思ったのです。どこかで見たようなキャラクターにしたくない。なので、まだあまり色のない、未知数な人物を求めたのです。彼女はぴったりでした。初々しくて、新鮮で、ぎこちなくて、力強い。彼女の新鮮で見たことのない演技に注目してください」



原作者・あらいぴろよ

「原作は愛に飢えて寂しくてどうしようもなかった自分自身の経験を描いたものでした。この映画もきっと、そんな苦しい寂しさを抱えた人に寄り添う映画になると思います。個人的には『原作とは違う空気をまとっているなぁ』と感じますので、映画ならではの寄り添い方がどんなものか…、私も一愛飢え子として、楽しみたいと思います」
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