山崎樹範「いかんせん鑑定が回ってこない。臨場にも行きたいです!」

山崎樹範「いかんせん鑑定が回ってこない。臨場にも行きたいです!」

毎週(月)21時『トレース~科捜研の男~』


■真野のライバル法科研究員役・山崎樹範さんインタビュー





『トレース~科捜研の男~』(毎週月曜21時)で、錦戸亮さん演じる真野礼二の同僚法科研究員・相楽一臣役を演じている山崎樹範さん。相楽は、出世欲が強く、効率よく仕事をこなすことに重きを置く模範的研究員なので、科捜研の仕事の範疇を超えて好き勝手な行動を取る真野を嫌い、ライバル視していた男でした。しかし、その関係性も、第4話で描かれた相楽の兄が自殺した事件を契機に少しずつ変化していて……。



撮影も後半戦に突入したタイミングで、山崎さんに今回の役柄や、共演者とのエピソードをうかがいました。





――撮影は後半戦に突入します。これまでの撮影を通して、今回の現場にどのような印象をお持ちですか?



穏やかな方が多い現場ですね。長いこと撮影をしていれば、時にはピリッとする瞬間もあったりするものですけど、そういうこともないですから。優しい人ばかりです。



――ドラマの内容はハードですけど、それとは対照的に……。



そういう面もあるのかもしれないですよね。ドラマが、命とか悲しい事件を扱っているので、現場は良い空気感じゃないといけないんじゃないか、と。もしかすると、そういうことを錦戸亮くんも感じているのかもしれないです。



――科捜研メンバーも、いろいろな世代の方たちが集まっていますよね。でも、普段から仲が良いですよね。



そうですね。だからってベタベタするわけでもないですし。スタッフのみなさんとも距離感が近くて良い感じだと思っています。



――そういう環境は作ろうと思って作れるものではないですよね。



現場って実際に行ってみないとどういう空気なのかわからないものですからね。でも今回は、最初に集まったときから、割と自然に今のような感じだったと思います。





――相楽というキャラクターを演じるにあたって特に意識されたことは?



最初に監督から言われたのは、真野に対して反感を持っている、という部分ですね。与えられた仕事をきちんとこなすのが科捜研の仕事だと思っている男なので。だから、真野に対しては当たりも強めでいこうかな、とは思っていました。ただ、序盤からそれほどたくさん絡むわけでもなかったので、ポイントポイントで……。でも、船越英一郎さん演じる虎丸さんも割とそういうタイプじゃないですか。そういう人ばかりになると鬱陶しいな、と思ったので、その辺のさじ加減は監督と話し合いながらやりました。



――第4話の相楽のお兄さんの事件が、真野との距離感を変えることになったわけですが……。



そうですね。あの事件をきっかけに近づいたので、最初のころのような「何なんだ、アイツ!」みたいな感じはもうないですね。いまは、ただのフラットな人です(笑)。まあ、兄貴の事件があったときに、みんなの前で散々怒ったり泣いたりして自分の気持ちを吐露してしまったら、自分の中でもこんがらがっていたものがほどけたりもするだろうし、楽になる部分もあるだろうから。だから、ここから先はあまり考えすぎずに、周りのメンバーと仕事を頑張る、というフラットなところにいればいいのかな、と思っています。



――毎回泣かされています。4話の山崎さんにも泣かされました。



ありがとうございます(笑)。「月9」でこんな重い話をやって……。でも、良いですよね。ここから先は真野の事件ですからね。あれをどう解決していくか。それは事件そのものだけじゃなく、真野の心の部分でもありますからね。



――そのカギを握っているかもしれないのが、千原ジュニアさん演じる壇さんですね。



でも、全然お会いしていないですよ。スケジュール表を見て、「あ、今日の夜、いらっしゃるんだ」とわかるんですけど、僕が終わった後に、みんな移動してジュニアさんのシーンの撮影になるので、すれ違ってもいないんです(笑)。



――実際にセットに入って、科捜研ドラマなりの発見みたいなものはなかったんですか?



正直、鑑定してないので(笑)。もう少し、真野とノンナ(新木優子)だけに頼らずに、僕とか英里(岡崎紗絵)ちゃんとか市原(遠山俊也)さんも協力できたらな、と思っているんですけどね(笑)。いかんせん、鑑定が回ってこない。臨場も行きたいですよ!



――相楽さんたちのロケは居酒屋シーンだったり……。



早朝のね(笑)。居酒屋のロケって早いんですよ。朝の9時過ぎには撮影が終わったりするんですけど、もう気持ちは飲みたくなっているんですよ。芝居とはいえ酒っぽいものを飲んでいるし、つまみも目の前にしているから(笑)。「飲みたいけど、まだどこも店やってないな」って遠山さんとか、沖田役の加藤虎ノ介くんと話していて。虎ノ介くんとは同い年だし、前に一緒に仕事をしたときはよく飲んでいたので、飲みに行きたいと思っているんですけど、そのタイミングがないから。





――真野役の錦戸さんと実際にお芝居をされてみての印象は?



久しぶりなんですよね、ドラマで共演するのは。それよりもバラエティーで、関ジャニ∞としての錦戸さんの方が仕事では一緒だったりするんです。だから、役者としての錦戸さんとこんなにがっつり絡んだのは初めてなんですけど、安定しているというか落ち着いているか、どっしりとしていますね。主演だからって気負っているわけではなく、凄くナチュラルな感じでいるので、現場でも話しやすいんですよ。器なんですかね、主演を張る、という人間の。だから、安心しますね。それこそ4話のときも、僕がワーワー攻めていく感じだったんですけど、「この人だったら(お芝居で)何をやっても大丈夫だろうな」という安心感があったんです。彼の持つ空気感の中で、好きなようにやらせてもらった感じはありましたね。



――それは役者さんならではの感覚かもしれないですね。



そうなんですかね?全部受けてくれるんですよ。僕もつたないので毎回同じことをできるわけじゃないんですけど、何をしてもちゃんと彼のところに向かっていくような感覚はありましたね。



――科捜研メンバーは、普段、どんな感じで過ごしているんですか?



僕は大体、遠山さんとゆる~い話をしていますね(笑)。思い出そうとしても思い出せないような会話をずっとしています。遠山さん、今回の役で金歯をつけているんですけど、激しく笑ったりすると取れちゃうんですよ。だから遠山さんはなるべく口を動かさないようにしてるんですけど、たまにふたりでテンションが上がっちゃうと、「やばい、取れちゃう!取れちゃう!」って金歯を押さえるという(笑)。少し前に、広報の方と遠山さんが話しているのを聞いたんですけど、「何で金歯されてるんですか?」って質問されてて。遠山さんは、衣装合わせで「金歯しましょうか?」って監督から提案されただけだから、「何で金歯してるんですかね?」って返してて(笑)。その、まるで噛みあわない会話を永遠にしていて、全然話が進まないんですよ。それは凄く面白かったですね。終わってから、「さっきの会話、何なんですか?」ってツッコミましたけど。「みんな、聞いてよ!」って新木さんたちにも話しました(笑)。遠山さんはとても穏やかな方なんですよ。遠山さんがいてくださって、ホントに良かったな、と思います。英里ちゃんもそれほど感情を出すタイプじゃないですし、相楽は怒っているし……という中で、科捜研の最初のシーンで遠山さんがひと言発した瞬間に、凄くマイルドな、優しい空気を作ってくれたんですよね。重い事件を扱っている中で、遠山さんみたいな方がスッと空気を抜いてくれることが僕も演じていて有難かったです。



――この先、ドラマはどう展開していくんでしょうか?



僕も、結末がどうなっていくのかは知らないんです。原作も終わってないですしね。できれば、すっきり……まあ、過去の話だからすっきり、ということはないんでしょうけど。僕の中の理想としては、科捜研の一員として、最終回には真野に飲み会に来てほしい、というのはありますね。あの居酒屋に1回も来てくれてないですからね。そういうシーンがあることが、僕の理想です。



――最終回の最後のシーンでもいいですよね。



そこでそのまま打ち上げでもいいんじゃないかな?(笑)。虎丸さんたちもみんな来て、打ち上げやって、「めでたし、めでたし」ということで。





見逃し配信はコチラから


■番組情報


<タイトル>



『トレース~科捜研の男~』


<放送日時>



毎週月曜21時~21時54分


<出演者>



錦戸亮 新木優子 山崎樹範 岡崎紗絵 矢本悠馬 加藤虎ノ介 山谷花純 ・ 小雪 ・ 遠山俊也 篠井英介 千原ジュニア ・ 船越英一郎





カテゴリ