新進人気女優とふたりの男……親友を殺した本当の理由とは!?

新進人気女優とふたりの男……親友を殺した本当の理由とは!?

2月25日(月)放送


■『トレース~科捜研の男~』第8話あらすじ完全版





真野(錦戸亮)は、友人を刺殺したという男の事件を担当する。



「同居している友人を刺殺した」と警視庁に通報が入る。自首してきた御手洗治(渋谷謙人)によれば、夜9時半に帰宅後、口論をきっかけに同居する友人・根岸秀司(落合モトキ)をナイフで刺したというのだ。死亡推定時刻は夜9時から11時ごろ。死因は出血性ショックで、凶器には御手洗の指紋が残っていた。





事件から2日後、ノンナ(新木優子)は、妹のカンナ(山谷花純)から、友人だという人気女優の橋本梨央(石井杏奈)を紹介される。実は梨央は、御手洗や根岸とは同じ児童養護施設で育った幼なじみだという。梨央は、家族同然で暮らしたふたりが殺人事件に至る理由がわからず、事件を調べ直してほしいとノンナに懇願する。



ノンナから話を聞いた真野は、捜査資料を見直し、夜11時ごろに根岸を刺し、すぐに警察に通報したという御手洗の供述に不審を抱く。到着した鑑識が現場の写真を撮影したのは、通報から1時間ほど後の深夜0時ごろ。にもかかわらず、現場の血液は完全に乾いていた。血液の量から推測すると、乾くまでには最低2時間は必要だという真野。殺害してから通報するまでに1時間以上の空白の時間がある、というのだ。真野は虎丸(船越英一郎)に、御手洗は嘘をついている、と告げた。しかし御手洗は、自首するかどうか迷っていた、と言うだけだった。





殺害現場に臨場した真野は、チンチラペルシャというネコの毛を発見する。都内のペットショップを当たると、フリーライターの益山英彰(弓削智久)という男が最近そのネコを購入していた。だが、虎丸が益山のマンションを訪れると、彼は何者かに殺害されていた。死因は、全身を刃物で刺されたことによる失血死。死亡推定時刻は、御手洗が根岸を殺したのと同じ2月15日の夜8時前後であることが判明した。



すると御手洗は、益山を殺したのは根岸だと証言する。御手洗は、根岸とともに侵入できそうなマンションを探し、盗みに入る計画を立てていたのだという。だが、根岸が抜け駆けし、目を付けていたマンションに侵入して益山と鉢合わせしたらしい。御手洗が根岸を殺したのも、益山のマンションから戻ってきた根岸が、奪った金は全部自分のものだと言い出した、というのが本当の犯行動機だというのだ。嘘をついたのは、金を河川敷に隠し、出所した後に独り占めするためだと御手洗は自供した。その証言通り、河川敷から、奪った金品や、凶器のナイフが発見された。そしてナイフからは根岸の指紋も見つかっていた。空白の1時間は、河川敷に金品を隠すための時間だったというわけだ。




 


虎丸から報告を受けた梨央はショックを受けていた。10歳のとき、御手洗と根岸が暮らす児童養護施設にやってきた梨央は、同じ傷を負った者同士で心を通わせ、何でも相談し合うような仲になったという。御手洗たちは、女優になりたい、という梨央の夢も応援していた。



月日が流れ、18歳になった梨央は、大きな芸能事務所への所属が決まり、施設を出ていくことになった。すると御手洗たちは、急に冷たい態度を取り始め、二度と顔を見せるなと梨央に告げていた。



女優として脚光を集めるようになった梨央は、迷いながらも、御手洗たちに報告しようと会いに行ったこともあったという。だがそこで梨央が見たのは、警察に連行されるふたりの姿だった。振り込め詐欺に加担していたのだ。「私は結局、あのふたりを……家族を見捨てたんです」。梨央は、そう言って涙を流した。



事件は解決したかに見えた。しかし虎丸は、御手洗を見ていると息子を思い出す、と言って、捜査を続けようとしていた。同じころ、真野も、益山の部屋から採取された血痕を鑑定し直していた。



真野は、益山のマンションに遺留された血痕の形状と位置を記したマップを作成する。益山の部屋にあった金庫には指紋が拭き取られた形跡があったが、血液は一切検出されなかったことに不審を抱いたからだった。そこからわかったのは、益山が殺された位置、そして犯人が移動した証拠だった。犯人は、益山を殺害した後、手を洗うためか、まず流しに向かっていた。だが、その後の動きにはおかしな点があった。



虎丸は、御手洗と根岸が狙っていたマンションに1千万円もの現金があったことに疑問を抱く。御手洗たちは、金があることを知っていた可能性があると考えた虎丸は、益山と御手洗たちの関係を徹底的に調べ上げるよう指示した。



益山の弟・優太(阿部亮平)から話を聞いた虎丸は、彼が何かを隠しているではないかと感じる。すると、捜査資料の中に益山の叔父が殺害された事件があった。虎丸は、大至急、梨央の戸籍を取るよう命じた。





真野は、血痕マップから判明したことを虎丸に報告した。血痕マップによると、犯人は益山を殺害した後、流しに向かい、そのまま玄関に向かっていたのだ。それは、犯人が金品を盗んでいないことを意味していた。そしてもうひとつ、金品を盗んだ際の靴跡は、一見、益山を殺した犯人のものと同じに見えるが、歩幅や角度、圧力のかかり方が違っていた。金品を盗んだ者は、根岸と同じ靴をはき、窃盗罪の罪をなすりつけようとしていたのだ。それが出来るのは御手洗だけだった。御手洗は、益山が殺された後に金品を盗んでいたのだ。ただ御手洗は、金品を河川敷に埋めたことは認めたが、盗んだことは認めていなかった。それこそが、御手洗にとって何よりも隠したかった秘密ではないか、と真野は続けた。





御手洗の取り調べを行った虎丸は、何者かが根岸の靴を履いて益山の部屋から金品を盗み出したこと、鑑定でその靴から御手洗のDNA型が検出されたこと、さらには益山の叔父が殺された事件にも言及し、事件の真相を明らかにする。それは梨央にとっても辛いものだった。



3年前、御手洗と根岸のもとにやってきた益山は、叔父の飯塚正文が殺された事件についてふたりに尋ねた。それは、妻を亡くしてから娘のレンに性的虐待を加えていた飯塚が、娘に刺されて死亡するという事件だった。その後、身寄りを失ったレンは、児童養護施設に預けられた。それが梨央だというのだ。



益山が梨央のことを記事にしようとしていると知った御手洗と根岸は、益山に頭を下げて公表しないように頼み込んだ。すると益山は、毎月30万円を用意しろという条件を出す。御手洗たちは必死に働いて益山に金を渡し続けたが、梨央が注目される度にその要求額は増え、とうとう振り込め詐欺にも手を出してしまう。限界まで追い詰められた末、根岸は、「これ以上金を要求するなら警察に行く」と益山に告げたが無駄だった。そこで根岸は益山を刺したのだ。



ところが益山は、死の間際、弟の優太に電話し、根岸に刺されたことを知らせ、彼を殺せと命じていた。根岸を刺したのは優太だった。根岸は、仕事から戻った御手洗に、益山の部屋から金を盗むこと、そして自分を殺した罪をかぶることを頼んだ。そうすれば、益山を殺した動機を誤魔化せ、優太も捕まらないというのだ。そして根岸は、警察を騙すために、本当に自分を殺すよう御手洗に命じた。御手洗は、根岸に刺さっていたナイフを握ると、その手を死にゆく親友に向かって振り下ろし……。



その後、御手洗は、根岸の靴を履いて益山の部屋から金品を盗み出すと、優太に連絡した記録を消し、金品を河川敷に隠して通報した。すべては梨央の秘密を守るためだった。実は御手洗と根岸は、梨央のマネージャーから二度と会わないよう頼まれていた。ふたりが梨央を遠ざけたのは、それが梨央にとって良いことだと考えたからだった。真野は、真実を知って涙を流す梨央に、「あなたは何も失っていません」と告げる。ふたりは、これからもずっと一番近くで梨央のことを応援し続けてくれるはずだ、と――。





御手洗は、すべてが明るみに出ることを心配していた。虎丸は、そんな御手洗に、益山が梨央の秘密を知っていたという証拠はない、と言うと、益山殺害については動機不明で書類送検するよう係官に命じた。根岸への殺人未遂容疑で逮捕された優太は、梨央のことについては知らされていなかったという。虎丸は、真野たちに経緯を報告した。テレビからは、御手洗と根岸への思いを胸に仕事に取り組んでいる梨央が出演しているドラマが流れていた。



そのとき、真野のもとに早川(萩原聖人)から電話が入り……。


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■番組情報


<タイトル>



『トレース~科捜研の男~』


<放送日時>



毎週月曜21時~21時54分


<出演者>



錦戸亮 新木優子 山崎樹範 岡崎紗絵 矢本悠馬 加藤虎ノ介 山谷花純 ・ 小雪 ・ 遠山俊也 篠井英介 千原ジュニア ・ 船越英一郎





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