TVアニメ『 エガオノダイカ 』第7話「王宮のひまわり」明かされたステラの偽りの笑顔の秘密【感想コラム】

TVアニメ『 エガオノダイカ 』第7話「王宮のひまわり」明かされたステラの偽りの笑顔の秘密【感想コラム】

王国軍の戦力残りわずかとなり、ついに帝国軍の侵攻は首都へとたどり着く。一国の王女として、自らと引き換えにこの戦争を終わらせるべく覚悟を決めたユウキ。


しかし、その覚悟は儚くも崩れ去る。

政務官・イザナを残し、王国軍の権力者たちは王都を去った。


いよいよ帝国軍の勝利は近いのか……。


そして、ユウキたちの、ステラたちの運命は……。


このページの目次

1 TVアニメ『 エガオノダイカ 』第7話 王宮のひまわり2 つかの間の平和3 ステラの過去と根付かない花4 いつ交わる二人の主人公
■TVアニメ『 エガオノダイカ 』第7話 王宮のひまわり

帝国軍は王都ハリアントを占領した。ユウキは腹心たちと脱出し、未だ行方知れずである。


ステラらビュルガー分隊は、王宮に駐留し、つかの間の平穏な日々を過ごしていた。除隊する仲間のピアースの送別会を開くため、一致団結する分隊員たち。本人たちもそうと気付かぬうちに、次第に結束が高まりつつある。


ピアースの頼みを聞き入れ、王宮に忍び込んで中を見てまわるステラたち。最上層の温室で彼らが見たものは……。


■つかの間の平和

画像引用元:©タツノコプロ/エガオノダイカ製作委員会


王都陥落からおよそ一か月ー。


帝国側の捕虜となったイザナは、リーゼにこれ以上の戦争は民も軍人も無駄な犠牲を払うだけの消耗戦なんだということを必死に訴えます。


しかし、「捕虜になったとは言え、帝国側の求めに諾々と従う貴校には失望した。誇りは失われたか?」と、リーゼはあくまで徹底抗戦の構えをとっていた。


イザナはアイネに言われ、降伏するように説得させられていましたが、王国軍もなかなか折れずに帝国軍も手こずっていました。


そんな折、権力者たちのいなくった王都に帝国軍は駐留。その間に少しばかり紛争は行われていたものの、ステラたち軍人は束の間の平和を楽しんでいた。


先の戦闘で負傷したピアースは退院日も決まったものの、怪我の症状から戦線を離脱。

チームの中でピアースの送迎会をやろうと企画があがります。


少ない物資ながらみんなで食糧を持ち寄って盛大にパーティーをしようと盛り上がるのでした。

そんな中、リリィとステラが発見したのは王宮のワインカーヴから廃棄予定のワイン。


「その…昔、ああいうところで遊んだような記憶があって」


と、すぐにワインの存在に気づいたというステラ…。


これはなかなか重要な手がかりな気かましますね…。やはりステラは元々王国人だったのでしょうか。


そしていつしか始まったパーティのための料理大会。

ステラはじゃがいもの面取りすら出来ずに戦力外通告をくらってしまう…。

料理すらできない、いい所のお嬢様なんじゃ…?なんて言われている、ステラの過去がここに来て明らかになりそうな予感ですが……。


さて前半パート。


イザナはてっきり死んでしまったかと思っていいましたが、意外とヨシュア以外は生き延びるのかこのアニメ。もしかしてヨシュアも……??


しかし、リーゼというか王国軍はあくまで抗戦の構えを取っていますが、それに対して帝国軍が手こずる描写がなさすぎてなにに手こずっているのか伝わらないですねぇ…。


そして軍人たちのささやかなパーティ。

こうした日常回も好きなのでいいですねぇ。とりあえずリリィちゃんが可愛いので生き延びてくれ!


■ステラの過去と根付かない花

TVアニメ『 エガオノダイカ 』第7話「王宮のひまわり」明かされたステラの偽りの笑顔の秘密【感想コラム】画像引用元:©タツノコプロ/エガオノダイカ製作委員会


意外と料理センスのあるヒューイのおかげか、ほとんどじゃがいもとは言え、見栄えの良い料理とワインで祝福する面々。

ピアースもお返しにと、地元のものだというバグース豆を。


しかし、この豆。

ものすごくまずいのである……。


王国軍の捕虜に食べさせたら「拷問」とまで言われた想像を度し難い味に、ステラさんも思わず苦い笑顔…。


そこからさらに出されたのがブレイクの謎の水。

不味いものを飲んだときはと、渡されるがこれが余計に不味いという奇跡の代物。

またしても、ステラは苦い笑顔……。


ピアースの今後はどうするのか…という話からゲイル隊長は「俺の孤児院で働かないか?」という誘いをし始めます。

おいおい!孤児院で働いてたの!?という突然のカミングアウトに驚く面々。

大量のお金を送金している正体は、孤児院を経営をしていたわけだったんですね…。


そんなピアースは、かつて実らない作物をつかまされ大損した親に、「あいつは父親にこう言われたらしい…お前も根付かぬ作物だ、ってな」


貧しい家計のために家を助けようと軍隊に志願したというピアース。

しかしその一言は、幼いピアースにとっては刃のように突き刺さるものだった…。


だけど、そんな心の痛みを経験したピアースだからこそわかってあげられるものもあると、『どこかに痛みを抱えている者の方が…多分分かってあげられる。傷付いている子供たちの気持ちも…』とゲイルはピアースを誘った意図を明かしました。


ステラもその言葉に、自身の過去を少しだけ思い出していました…。


かつて親を亡くして別の親に引き取られ、両親が自分を巡り喧嘩をしていた過去…。

幼心に自分を拒絶させられているような疎外感を感じていたステラ。出会った頃は優しかった両親も次第に、ステラに厳しくあたりはじめ…


「この料理が不味いって言いたいの?だったらそういう顔してんじゃないの!」と虐待まがいのような仕打ちを受けて以来、ステラは常に作り笑いをする女の子になってしまいました…。


「そうやって笑っていりゃいい…そうやっていりゃなんだってやり過ごしていける」


それは母の教えでした。


ゲイルは孤児院をやっている理由をそっと話始めます。


「俺が育てたいのは…多分お前が考えているような子供とは違う」


「自分を偽り…周りを気にして笑顔を繕うような子供をな」


まるでステラに向けたような、見透かしたような発言です。核心を突かれれたステラからは偽りの笑みはありませんでした。


ふとしたきっかけでユウキたちの王宮に忍びこんだステラたち。


そこの温室でみたのは、ユウキがどうしても育てることのできなかった枯れ果てたあのひまわりたち。


「ここまで大きくなってる。根付くのが難しい花だとしても…育てた人が居る間はちゃんと成長してた」

「凄く大事に育ててたんじゃ…ここだけ何度も行ったり来たり…愛情込めて水をあげて」


無残にもきれいに育つことはなかった。でも、確かに誰かがこの花を育てようとした痕跡。そして、少しでも成長しようした花の軌跡を感じることができる。


(愛情を込めて懸命に…誰が、どんな想いでこの花を…)


自分たちの敵のはずの誰かがこの花を育てた、そしてそれはいったい誰だったのだろうか…。


後日。戦線離脱者を乗せた輸送船がゆっくりと国境付近を走行中に…誰かによって襲撃されます。生存者はなし…。


突然の訃報に途方に暮れる面々。この前まであんなに楽しく笑っていたのに。


これは戦争であり、帝国側だって同じことを今までしてきた、それがこっちにも回ってきただけだと、ふっきれて「笑うしかねーじゃねーか」とヒューイ。


その言葉に、ステラは作り笑いするできなかった。


■いつ交わる二人の主人公

TVアニメ『 エガオノダイカ 』第7話「王宮のひまわり」明かされたステラの偽りの笑顔の秘密【感想コラム】画像引用元:©タツノコプロ/エガオノダイカ製作委員会


はい。帝国軍回!!


序盤は、日常回からのギャグパートかと思わせてねの落差。これまで王国軍側の悲惨さを描いてきましたが、帝国軍側の悲惨さというのを描いたのは初めてでしょうか。


まず、なぜピアースが乗った輸送船が狙われたのかという点。これはまあ単純に考えれば王国軍からの襲撃ですね。


リーぜはあくまで徹底抗戦の構えをとるほど全然戦意を失っていないわけで、まさに辺境付近は敵機が近づけばいつでも弾丸ぶち込める状態なので、見境なく王国軍にやられてしまったという点。


もしくは、帝国軍つまり味方から打たれてしまったという点。ガンダムSEEDで言えばイザークがのうのうと逃げようとする味方艦を「このきょしぬけがぁ~」といって(勘違いで)打ってしまった感覚に似ているでしょうか。


どちらにせよステラたちの心には重くのしかかる出来事でしたね。これがきっかけでより王国軍と帝国軍たちには深い溝が生まれてしまうことになってしまいました。


ユウキの育てたひまわりを見て、王国側にも大事に熱心に花を根付かせようと奮闘した人物がいるんだ!とおっと少し、ユウキとステラの接点が見えてきたか!?と思いましたが、いや~ユウキとステラはいつ交わるんだ!?


そして判明したステラの偽りの笑顔の過去。


他人を不快にさせないため、世をうまくわたるために身に着けた悲しきスキル。心の底から笑うことができなくなってしまったステラ。


しかし、今回の話といい段々とステラの表情もやわらかくなってきたという矢先にこんな出来事が起きてしまったことですね。


2話のユウキの悲痛な表情もそうですが、戦争の悲惨さやリアルさを伝えるために、人を安易に死なせて絶望に追い込む手法は、2話の時はすごくインパクトがありましたが、同じ手法を繰り返されるとどうもなと思ってしまいますね。


帝国側のキャラの掘り下げ方とかすごく面白いので好きなんですがね。さて次回8話は王国側のお話、ユウキのその後はどうなったのでしょうか。


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TVアニメ『エガオノダイカ』第1話「ソレイユの少女」
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TVアニメ『エガオノダイカ』第6話「運命の岐路」
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(あにぶ編集部/Uemt)
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