西島秀俊、憧れのティム・バートン監督にタジタジ「テンション高くてびっくり」

西島秀俊、憧れのティム・バートン監督にタジタジ「テンション高くてびっくり」

 俳優の西島秀俊が14日、都内で開催されたディズニー映画『ダンボ』(29日公開)のジャパンプレミアに登壇。憧れのティム・バートン監督、ハリウッド俳優のコリン・ファレルとの“共演”を果たしたのだが…、西島は「裏でものすごく2人のテンションが高くてびっくりしました」と、ハリウッドスターの“個性”にタジタジだった。



【写真】コリン・ファレルと話し込む西島秀俊



 映画好きで知られる西島は、2010年『カンヌ国際映画祭』でパルムドール(最高賞)を受賞した『ブンミおじさんの森』のアピチャートポン・ウィーラセータクン監督と親交があり、この時のカンヌで審査委員長を務めていたのがティム監督だったことから、「アピチャッポン監督のこととか、いろいろ、いっぱい話したかったんですけど、まったくできず…」と苦笑い。「でも、日本を愛していて、来るのを楽しみしていたんだなって、すごく感じていました」と、笑顔で話した。



 もちろん、テンションが高かったのは“裏”だけではない。レッドカーペット上でティム監督は時間の許す限り、サインや写真撮影などのファンサービスを行い、ステージイベント中も本作の主人公ダンボ(フィギア)と肩を組もうとしたり、後ろに隠れようとしたり、ステージの中央に歩み出たかと思えば、いまにも舞台からいなくなってしまいそうになるなど、とにかく自由。



 西島が「ティム・バートン監督の大ファンだったので、日本版に参加できて非常に光栄に思っています。個人的にもゾウが好きで、家にはゾウグッズがあるくらい好きなのでたくさんあるんです」と話していると、ティム・バートン監督はステージ上のダンボを差し出そうとして、「Can I take?(もらっていいの?)」と反応した西島に「ディズニーに聞いて」と答えて笑いを誘っていた。



 約14年ぶりの来日となったコリン・ファレルも茶目っ気たっぷり。通訳に「そんなに僕、しゃべっていないよ」と茶々を入れたり、自分の印象を西島が話そうとすると、両耳をふさいで聞こえないようにしたり。思わず西島も笑いながら「いいこと言うから…」となだめる場面もあった。



 日本版でコリン・ファレル演じるホルト役の声優を務めた西島が「彼が息を吸ってからせりふを言っていたら、吹替もそのとおりにするよう、ものすごく厳密に細かく演出された。コリンさんがどれだけ繊細に丁寧に演じていたか、体と心を通して体験できたので、それは素晴らしい体験で、本当に素敵なホルトを演じていらっしゃいました」と話すと、コリン・ファレルはマイクを通さずに日本語で「ありがとう」と伝え、ファンの感興をそそっていた。



 同映画は、ディズニー・アニメーション『ダンボ』をベースに、ティム・バートン監督がオリジナルストーリーを加えて実写化。“大きすぎる耳”というコンプレックスを翼に変えて空を飛ぶ子象ダンボが、サーカス団の仲間と共に、金儲けを企む興行師によって引き離された母象の救出に挑むファンタジーアドベンチャー。



 ティム・バートン監督は「私はダンボが大好きなんですけど、空を飛ぶゾウというものが、いろんなことを私に語りかけてくる。ダンボは、奇妙でおかしい、変なキャラクター、つまり周りと合わない存在なんですね。現代を生きる皆さんにこの物語を届けるわけですが、世の中はとても混沌としています。しかし、この映画に出てくる人間たち、そしてダンボを通して伝えたいことは、非常にシンプルな感情なんです。それを表現できるのがダンボなんです」と、見どころを語っていた。



 締めのあいさつでも「歌と踊りを準備してたんだけど、きょうはちょっとやめておくよ、次の機会にまた集まって。映画、楽しんでください」と、ジョークを言って観客を笑顔にしていた。
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