TVアニメ『 BanG Dream! 2nd Season 』#10「R・I・O・T」【感想コラム】

TVアニメ『 BanG Dream! 2nd Season 』#10「R・I・O・T」【感想コラム】

前回、文化祭ライブが中止に終わってしまったPoppin’Party。有咲のムッとした表情とたえが涙する姿が印象深かったですね。


そんな第9話を経た今回、どうなるかがとても心配でした。第10話が放送されるまでの1週間はずっとハラハラしていましたよ。


ポピパの5人はどうなっちゃうんだ!?


気になる第10話、早速みてゆきましょう!


このページの目次

1 5人の間に微妙な空気…2 Poppin’Partyの謝罪&お礼行脚3 ぶつかり合う想い、それぞれの本気4 RAISE A SUILEN主催ライブ、堂々たる「R・I・O・T」の響き!5 アニメ『BanG Dream! 2nd Season』#10「R・I・O・T」の感想
■5人の間に微妙な空気…

最初にも書いたように第9話ではポピパの文化祭ライブが中止に終わってしまいました。香澄とたえがライブ会場に到着したときの有咲のムッとした表情が印象に残っています。


ライブ翌日の朝、有咲とたえの間には微妙な空気が…


文化祭ライブの中止によって、ポピパの5人に亀裂が入ってしまったのでしょうか?


…などと考えてしまいましたが、そんなことはありませんでした。


たえは素直に謝り、有咲は怒っていないことを告げました。そもそも、ムッとした有咲もたえが頑張っていたことをわかっていたんですね。


沙綾との間にも微妙な空気が流れたかのように思われましたが、沙綾もたえに対して怒ってはいませんでした。むしろ、心配していたんです。


とりあえず、ポピパがバラバラにならないようでホッとしました~。


■Poppin’Partyの謝罪&お礼行脚

画像引用元:©BanG Dream! Project


5人の間の微妙な空気は払拭されましたが、ポピパにはやることがありました。


それはお世話になった人たちへの謝罪とお礼でした。


たえの修行のことを知って日程を調整してくれた生徒会の人や、文化祭ライブで時間をつないでくれた人のもとをめぐり謝罪とお礼をしていましたね。


花咲川の生徒会長である燐子、文化祭の運営や文化祭記念バンドにかかわっていたPastel*Palettes、飛び入りでライブに出てくれたRoselia、変態的なギターソロを披露してくれた六花。みんなのもとをめぐり、謝罪とお礼をしていくポピパ。いつもの元気なポピパとは一転、ちょっと粛々とした感じでしたね。


一応、これで文化祭ライブでのいろいろを清算できたんでしょうかね?


■ぶつかり合う想い、それぞれの本気

Poppin’Partyとして文化祭ライブでのあれやこれやは清算できました。


でも、たえにはまだやることがありました。


それは、RAISE A SUILENのサポートギターを辞めることです。


1stライブを大成功させて気分がいいチュチュにRASのサポートギターを辞めることを告げたわけですが、このときのチュチュの怒りっぷりが凄まじかったですね。


「ちょっとやってダメなら辞めるなんて、あなた自分勝手すぎるんじゃないの。やるなら何もかも全部本気でやりなさいよ!」


このセリフがとても印象的だったと思います。


このセリフね… すっごいいろいろと考えちゃいますよね。


まず、このセリフはRASに本気で取り組んでいるチュチュだからこそ言える言葉なんですよ。


「RASの音楽で大ガールズバンド時代を終わらせる」「RASの最強の音楽で世界を変える」


この目標を達成するためならどんな努力も、どんな手段もやってやるという確固たる意志をもってRASの活動をやっているんです。チュチュの想い、チュチュの本気は紛れもない本物なんです。


だからと言って、たえの想いがニセモノというわけではないんですよ。


たえも本気なんです。Poppin’Partyの活動にも本気。RAISE A SUILENでのサポートギターも本気。どちらの活動にも本気で取り組んでいたんですよ!


たえがどちらの活動にも本気だったことは、アニメをみてきた人ならわかると思います。


だからこの話はどっちが悪いとか、どっちがダメだということではないんです。


どちらも本気で、どちらも自分勝手なんです。チュチュのやりたいことはたえにとっては自分勝手なことだし、たえの決断はチュチュにとっては自分勝手なことになるんです。


たえもチュチュも本気。Poppin’PartyもRAISE A SUILENも真剣。だからこそ、衝突が起こるし、ここに物語が生じるんですよね。


そして、チュチュの激おこの後のシーン。レイヤの優しさとマスキングの面倒見の良さが垣間見えましたね。


特にレイヤとマスキングの2人が話すシーン…


レイヤとたえの幼き日のエピソードが語られ、それを聞いたマスキングが涙するんです。


こういうのイイっすよね…!


■RAISE A SUILEN主催ライブ、堂々たる「R・I・O・T」の響き!

TVアニメ『 BanG Dream! 2nd Season 』#10「R・I・O・T」【感想コラム】画像引用元:©BanG Dream! Project


今回はついに、RAISE A SUILENのライブシーンが披露されましたね。結成してまもないRASが、Roseliaと同じライブハウスで主催ライブを開催していました。


ちなみに、RoseliaやRASが主催ライブをやったライブハウス「dub」ですが、都内屈指のライブハウスで業界関係者の注目も高いらしいです。ポピパと同じようにRASの主催ライブにきていた麻耶が言っていましたが、その口調は完全にオタクのそれでしたね。


元スタジオミュージシャンらしい意見で実に素晴らしかったんですけど、口調はオタク特有の早口。まあ、それでこそ麻耶ですよね。そして、こんな麻耶ちゃんがかわいくて仕方ないんですよ~!


そして、満を持して披露される「R・I・O・T」…


最っっっ高でしたね!!!


筆者はアニメ第2期がはじまった当初から「R・I・O・T」が披露されるのを楽しみにしていました。毎週、「『R・I・O・T』はまだか…? いつくるんだ?」と心待ちにしていたので、今回非常に嬉しかったですよ!


今回のライブシーンすごかったですね。とりあえずめちゃめちゃカッコよかったんですよ。


キャラクターに注ぐライト、臨場感あふれるカメラワーク、エモーショナルなモニター。そして何よりも良かったのは、演奏をしているキャラクターたちのパフォーマンス。


これらが絶妙にマッチして、圧巻のパフォーマンスを作り上げていましたね。


あと、5人の衣装もイイですよね。筆者的にはチュチュの衣装がイチオシです。あのカッコいいとカワイイを両立した感じ。「カッコカワイイ」って言うんですか? あの感じが素晴らしいですよ。


いやぁー、今回のライブシーンはたいへん良かったです…!


■アニメ『BanG Dream! 2nd Season』#10「R・I・O・T」の感想

今回は文化祭を経てすぐの回でしたが、どうでしたか?


Aパートではポピパの5人が互いを想い、お世話になった人たちに謝罪行脚をしていたのが印象的でしたね。あとはチュチュの激おこシーンも衝撃的でした。


そして、Bパートのライブシーンです。あれは圧巻でしたね。


そんな圧巻のライブをみた香澄、有咲、りみ、沙綾の4人…Roseliaの主催ライブをみたときと同様に自信を喪失していましたね。


さらに、そこに追い打ちをかけるように登場したチュチュの「タエ・ハナゾノを私にいただけませんか?」という一言。


どうやら来週もハラハラした気持ちでアニメをみないといけないようですね…


あぁ、不安だなぁ…


とりあえずは、次回を待ちましょう。


BanG Dream! 2nd Season の続きが気になりますか?



TVアニメ『BanG Dream! 2nd Season』#1「Happy Party!」
TVアニメ『BanG Dream! 2nd Season』#2「黒き咆哮」
TVアニメ『BanG Dream! 2nd Season』#3「Sing Girls」
TVアニメ『BanG Dream! 2nd Season』#4「ゴーカ!ごーかい!?のっびのびワールド!」
TVアニメ『BanG Dream! 2nd Season』#5「雨のRing-Dong-Dance」
TVアニメ『BanG Dream! 2nd Season』#6「You Only Live Once」
TVアニメ『BanG Dream! 2nd Season』#7「ナカナ イナ カナイ」
TVアニメ『BanG Dream! 2nd Season』#8「ひとりじゃないんだから」
TVアニメ『BanG Dream! 2nd Season』#9「スクール・フェスティバル・シンフォニー」
TVアニメ『BanG Dream! 2nd Season』#10「R・I・O・T」

『BanG Dream! 2nd Season』をより楽しみたい方向け、「BanG Dream!」のいろはを知ろう!





『 BanG Dream! ガルパ☆ピコ 』感想コラムまとめ






(あにぶ編集部/タングステン)
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