VTuber・ときのそら、地上波連ドラ女優デビューから狙うテレビ進出「バラエティに呼ばれたい」

VTuber・ときのそら、地上波連ドラ女優デビューから狙うテレビ進出「バラエティに呼ばれたい」

 バーチャル空間だけでなく、リアルシーンでのアイドル、タレント、女優として活動の場を広げるVTuber。オリコンが発行するエンタテインメントビジネス誌『コンフィデンス』では、そんなVTuberたちに直撃インタビュー。彼・彼女たちに登場してもらい、生の姿と声を通してその魅力に迫る連載をスタートした。



【画像】取材時にスタジオでポーズをキメる、ときのそら全身カット



 その第1弾では、今年3月にアルバム『Dreaming!』でメジャーデビューし、テレビ東京の史上初のVTuber連続ドラマ『四月一日さん家の』(4月19日スタート)で女優デビューする、ときのそらにインタビュー。初めての撮影現場のことから、この先のテレビをはじめとしたリアルでの活動まで、彼女の言葉で語ってもらった。



■うれしさ半分、不安半分の女優初挑戦



──テレビドラマで女優デビューが決まったときの気持ちはいかがでしたか?

ときのそら うれしさ半分、不安半分という感じでしたね。ドラマやアニメを観るのは大好きなので、お芝居って楽しそうだなと思ってはいたんですが、まさか自分が出るとは想像もしていなかったので。



──演じる四月一日家の長女・一花は25歳。そらさんは18歳ですが、実年齢より上の役を演じるのは難しくなかったですか?

ときのそら もともと私はしゃべり方がお母さんっぽいって言われていて、ファンの方からもよく「ママ」って呼ばれたりするんですよ。



──じゃあ長女役はピッタリだった?

ときのそら ただ、やっぱり動きはちょっと子どもっぽいかなって監督さんに指摘されました。オーバーリアクションになっちゃうクセとか。なので、そこはけっこう気をつけて、シュッと大人っぽく見えるように意識しました。



──演じる役と自分との共通点はありましたか?

ときのそら 夢に向かっているところがすごく共感できます。一花ちゃんは声優志望なんですが、私もアイドルを目指してがんばっているところなので。あとは天然っぽいところ? 自分では認めていないんですけど、ときどき周りとテンポが違うって言われることがあるんです(笑)。



■YouTubeの活動とテレビドラマ撮影との違いを痛感



──共演の2人はどんな子ですか?

ときのそら 響木アオちゃんとはYouTubeの活動でも共演していて、もともと仲良しだったんです。まさにアイドル! っていう感じの可愛い子なんですけど、ドラマの現場で一緒になって改めていろいろな面を知ることができました。VTuberの活動についても深く考えていて、すごく真面目で賢い子です。猿楽町双葉ちゃんは今回の現場が初対面で、見た目的にクールな子なのかな? と思ったら、誰よりも元気っ子でした。急に変顔とかしてきたりするし、フランクでおもしろい子ですね。



──3人のお芝居や掛け合いで、印象に残っている出来事を教えてください。

ときのそら 今回のドラマはコメディということもあって、アドリブもふんだんに盛り込まれていまして、監督さんからも「そのまま会話を伸ばして」って言われることが多いんです。私はあまりアドリブが得意ではないんですが、2人がけっこうすごいアドリブを入れてくれて、わたしもあわせてたくさんしゃべるのですが、それでOKが出たときには「ドラマってこういうのもアリなんだ」って思いました。



──普段のVTuberの活動とは何が違いましたか?

ときのそら いつもYouTubeで活動するときは、画角とかあまり考えないんですよ。自分が映っている範囲をわかった上で動いているので。だけどこのドラマは、けっこう広い一軒家のなかを動き回ることが多いんです。かといってあまり自由に動いていると、カメラから外れてしまうこともあって、最初はそこに戸惑いました。あとはお芝居しながら長ゼリフをしゃべるのが難しかったですね。がんばって覚えたんですけど、ポーンと抜けちゃってNG出したこともありました。



■ネットでの活動を大切にしながら、テレビにも出演していきたい



──このドラマで初めてVTuberさんを知る人もいると思います。

ときのそら VTuberがすごく盛り上がりはじめたのが2017年12月頃なので、VTuberというものが認知されはじめてから、まだ1年ちょっとなんです。なので知らない、知っているけど動画や生放送は観たことはない、っていう人は多いと思います。そんな人たちが、1人でも多くのVTuberさんに興味を持ってくれるとうれしいです。たとえば私は、エンタメ、歌、ゲーム実況をしつつ、毎週木曜日に生放送をしていますが、VTuberの数だけ活動に種類があるので、自分にあったVTuberを見つけて追ってくれるとうれしいです。



──今回のドラマでの女優デビューをきっかけに、テレビのお仕事も増やしていきたい?

ときのそら そうですね。もちろんVTuber活動があったからこそ今の私があるので、ネットでの活動はこれからも大切にしたいです。ただ、VTuber全体をもっと盛り上げたり広げるためには多くの人に知ってもらわなきゃいけなくて、その1つがテレビだとしたら、私はテレビにもどんどん出ていきたいです。



──テレビでやってみたいことはありますか?

ときのそら 私が一番に目指しているのは歌って踊れるアイドルなんですけど、アイドルさんもバラエティとかクイズとかに出るじゃないですか。いずれはそういうところにもゲストで呼んでいただけるようになるといいなあと思っています。



──アイドルとしては今後、どんな活動をしていきますか?

ときのそら ライブをたくさんやりたいです。昨年くらいから少しずつライブハウスのイベントに出演させていただいているんですが、ファンのみなさんとリアルに触れ合えるライブが本当に大好き。単独ライブで横浜アリーナをいっぱいにすることを目標にがんばっていきます。

(文/児玉澄子)
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