TVアニメ『 エガオノダイカ 』第10話「魂の発火」“居場所”を見つけかけたステラに訪れる試練【感想コラム】

TVアニメ『 エガオノダイカ 』第10話「魂の発火」“居場所”を見つけかけたステラに訪れる試練【感想コラム】

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1 TVアニメ『 エガオノダイカ 』第10話 魂の発火2 本当の居場所3 ゲイルの最期4 未来の象徴
■TVアニメ『 エガオノダイカ 』第10話 魂の発火

帝国は今や破竹の勢い。だがステラたち前線に立つ兵士にとって、日々の戦闘は苛酷なものでしかない。仲間たちと共に生き抜くうち、ステラの笑顔は次第に変化しつつあった。


戸惑うステラに問いかけるゲイル。「変わったと思うか? 自分が」。咄嗟に答えられぬステラ。だが今の彼女にとって、分隊がかけがえのない居場所になりつつある事は確かだ。


そんなある日、分隊に下される出撃命令。


暁の戦場で待ち受けていたのは……。


■本当の居場所

画像引用元:©タツノコプロ/エガオノダイカ製作委員会


2週連続の王国回でしたが、今回は帝国サイドのお話。


戦争も終盤に差し掛かり、休む暇もなく戦闘が繰り返され、それに振りまわされた帝国軍の兵士はすっかり疲弊しきっていた。


指令が出て移動をするもふいに終わり、少し時間が開くこととなった分隊。つかの間の時間に買い物に出かけるステラたちは、その最中で戦争孤児の少年と、戦争孤児を匿う施設と出会う。


ステラとリリィ、そして隊長は、心ばかりの挨拶をしようと施設を訪れる。絵を描いて喜ぶ子供たちの姿がある中で、一人戦争の絵ばかり描く少年。


隊長の機転で心を開いた孤児たちと、独特のセンスをある絵を描いて遊ぶリリィやおかしをもらうステラ。戦争で親を失った孤児たちにとっては、その施設の中だけが唯一の居場所。


「ずっとあの場所が、あの子たちにとっての居場所なってくれればいいんですけど」


かつて自分も戦争で親を失い、露頭をさまよい“居場所”がなかったステラは、生きるために軍隊という道を選んだ。


「みんながいる場所が、“居場所”のような気がする」


と、まるで父親のような存在のゲイルや家族のような仲間に囲まれた場所である分隊が居場所”のような気がすると語るリリィ。


「ステラ姉も、ここが“居場所”だと思ってくれたらうれしい」と言うリリィに「どう答えたらいいかわからなくて…」とステラ。


ステラにとっては、まだ生きるための場所であり、家族ではなくあくまで仲間であり、心を開く存在ではないようだ。


次の移動地点が決まり、メカニックが不在の中でメンテナンスを続けていたところでステラがミスを犯してしまう。


ゲイルとステラが夜通し修理をする中「ミスをする人間ぽさが見えてよかった」とポツリ。


「最初はお前が感情をどこかに置き忘れてきたかたと思った。でも最近は変わった」


とステラがどんどんと、作り笑いではなく本当の感情をもってきたと話す。


続けて、「子供たちに、もっと違う未来を見せるために俺たちは戦うんだ」と、話すゲイルに思わず笑みをこぼすステラ。それは決して作り笑いではなく本当の感情。


はい、前半戦。


ステラにとっての本当の居場所とは?“作り笑い”ではなく、本当の感情をさらけ出せる場所はまだまだステラにとっては見つけられないけど


最近では分隊という場所がそんな“居場所”になりつつあることをステラは気づき始めていくわけですね。


しかし、この一通りの会話劇がゲイルの死亡フラグにしか見えてならないなぁ…。


■ゲイルの最期

TVアニメ『 エガオノダイカ 』第10話「魂の発火」“居場所”を見つけかけたステラに訪れる試練【感想コラム】画像引用元:©タツノコプロ/エガオノダイカ製作委員会


場面は再びの戦火の場面へ。


王国側が徹底的に近づけさせないために帝国側を足止めさせるのは、あのクラルスの実験施設。徐々に戦況をおし始めたかと思った矢先で、ヒューイを倒した相手のエース機体が現れる。


その圧倒的スピードに追い詰められたステラを、ゲイルがかばう…。そして相手エース機との相打ちという形で


「生き抜け、そして見届けてくれ戦いの最後を。そこから始まる明日を」それがゲイルの最期の言葉だった。


帝国側では、王国側のハロルドの追悼の意を込めた、一種のプロパガンダを交えた放送を行う。分隊のみんなが悲しみに暮れる中で、ステラは家族のような存在、居場所になりそうだったところをまた失うのだった。


後半戦。


これまで微妙に時間軸がずれてきた王国側と帝国側の時間軸がようやく交わりました。前回の王国側の話でゲイルを倒したハロルドの帝国サイドの視点で描かれました。


前回はハロルドの無双が描かれしたが、帝国サイドだと顔すら見せずに両サイドの主役をきっちりと主軸にみせていく構成はやはりいいですね。どちらもが主役で、そしてどちらもが敵なんだという現れだと思います。


■未来の象徴

前回の第9話で、ユウキにとっての親変わりのような信頼感があり軍の隊長であるハロルドが散り、道ずれにように10話では帝国軍の隊長であるゲイルも散りました。


ここまででかなりの主要人物がお互いの国で亡くなってきました。


なんとなくの共通点ですが、ユウキもステラも子供のとの触れ合いの機会があったことユウキにとってのノエルや、ステラが今回の孤児院にいったりなどなど。


現実を知らずに笑顔で今を生きる、子供はいわば「未来の象徴」。この「未来の象徴」というものに触れたステラとユウキが、今後この子たちの「居場所」を守りたいと思うようになってお互いの気持ちが一致する…とかって展開にもっていくのでしょうか。


ユウキもステラも“居場所”がない少女たちですが、今後は“居場所”を作ってあげる存在になっていくような気がしますね。


エガオノダイカ のその他のエピソードはこちら



TVアニメ『エガオノダイカ』第1話「ソレイユの少女」
TVアニメ『エガオノダイカ』第2話「戦乱の真実」
TVアニメ『エガオノダイカ』第3話「微笑みの兵士」
TVアニメ『エガオノダイカ』第4話「希望の選択」
TVアニメ『エガオノダイカ』第5話「分隊の一夜」
TVアニメ『エガオノダイカ』第6話「運命の岐路」
TVアニメ『エガオノダイカ』第7話「王宮のひまわり」
TVアニメ『エガオノダイカ』第8話「最後の伝言」
TVアニメ『エガオノダイカ』第9話「暁の挽歌」
TVアニメ『エガオノダイカ』第10話「魂の発火」
TVアニメ『エガオノダイカ』第11話 「二人の決意」

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(あにぶ編集部/Uemt)
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