間違えないで!モテる優しさとモテない優しさの違い
恋愛における“優しさ”は、意外とさじ加減が難しいものです。
ときには、優しさが相手を消極的にしたり、すれ違いを生んだりすることも……。
そこで今回は、モテる優しさと、モテない優しさの違いについて考えてみました。ポイントは“惹かれる人間性に繋がるかどうか?”かもしれません。
自分を犠牲にしすぎない
「優しくしてあげたい」と思うときに忘れないでおきたいのは、“優しくされた相手の気持ち”です。
同じ優しさでも、自分を犠牲にしすぎるような優しさは、相手を恐縮させてしまう可能性があります。
深い愛情レベルであれば、お互い理解できるかもしれませんが、浅い関係なら相手が引いてしまう可能性も大いにあります。
たとえば、少し差し入れをするとか、時間をとって話を聞いてあげるとか。得意分野で手伝ってあげるなどはモテる優しさです。
相手も素直に善意を受け入れることができますし、見ている異性がいたとしても、「あ、いい子だな」と惹かれやすくなります。
一方、高額なものを贈ったりがんばりすぎたりする優しさは、相手に負担をかけてしまうのです。
彼に優しい人じゃなくみんなに優しい人
“モテたい”をもう少し正確に表現すると、“目当ての彼の好感を得たい”ということかもしれません。
そこで犯しやすいミスが、目当ての彼にだけ優しくしてしまうこと。
たしかに、ちょっぴり特別な優しさは、相手の男性も嬉しいもの。
ただ、自分だけでなくいろんな人にも優しい子のほうが、人間としては惹かれます。
“彼にだけ”に優しいなら、“結局、自分に利のある相手にだけ優しい子”と、見られかねません。
相手の笑顔や幸せを、本当に心から願っているかどうかは、彼以外の人への優しさに現れます。
飲み会で注文がないか聞いてあげたり、料理をとってあげたり。
仕事が忙しいときでも、少し元気のない子に声をかけてあげたり。日ごろから、素直な気遣いを大切にしていきましょう。
自分へのやさしさを怠らない
自分に優しいとは、自分勝手とか、わがままということではありません。
たとえば、体調が悪いときに無理をしないこと。
美容と健康のために早めに寝ること。栄養バランスを考えた食事をとること。
がんばった自分を褒めて、認めてあげることなどは、自分への優しさといえます。
こうした自分への優しさを怠らないでいれば、自分のなかで純粋な愛情が育っていくもの。
不思議と側にいる人を温かい気持ちにさせますし、相手にどう優しくできるかもわかるようになります。
自分への優しさを怠っていないからこそ、相手の調子が悪そうなら、すぐに気が付き気遣いを示すことができるようになるもの。
だからこそ、自分への優しさを怠らないことは、モテにつながるもといえます。
おわりに
優しいことは素晴らしいことですが、人間関係は“自分以外の人がどう感じるか?”も大切なポイント。
自分の言動を思い返して、他の人からどう見えるか、同じことを自分がされたらどう思うか、などを考えてみるといいかもしれません。
(橘 遥祐/ライター)
(愛カツ編集部)