宮野真守、ルパンは“男の美学” 「結果カッコいい」に憧れ

宮野真守、ルパンは“男の美学” 「結果カッコいい」に憧れ

 数々のアニメやドラマ出演もしている人気声優・宮野真守。そんな彼が“大人向けの『ルパン三世」”として過去2作が公開されてきたアニメ『LUPIN THE IIIRD』シリーズの最新作『LUPIN THE IIIRD 峰不二子の嘘』(31日公開)に敵・ビンカム役として出演している。「ルパンは『男の美学』みたいなものがある」「不二子、強いじゃん!」と作品の見どころや『ルパン』シリーズの魅力を存分に語ってもらった。



【画像15枚】敵役として峰不二子と対決! 劇中場面カットがズラリ



 2014年に『次元大介の墓標』、17年に『血煙の石川五ェ門』が公開されてきた『LUPIN THE IIIRD』シリーズ。第3弾となる今作は、抜群の美貌とプロポーションを武器に己の欲望にのみ従って生き、男を惑わして利用、また時として戦闘すらも厭わない…そんな峰不二子に絶体絶命の危機が迫るストーリー。



 1970年ごろから放送され続けている人気アニメ『ルパン』シリーズの思い出は「誰もが知っている名作で、長い歴史の中で今に至るまで見せ方を変えながら愛され続けている作品。小学生のころでしょうか、テレビでやっていたアニメを見て粋な主人公かつハードボイルド、『カッコをつけないカッコ良さ』が子ども心に『面白い、すてき』だなと思っていました」と振り返る。



 次元、五ェ門など、数々の個性的なキャラクターの中でもやはりルパンがお気に入りだそうで「『結果、カッコいい』的な美学にすごく憧れますね。劇場版『カリオストロの城』を見た時は『ルパン、イケメン!』と思いました。アニメで見た時とのギャップ、ジャンプをして服が脱げてしまう彼ではないので」と笑いながら、「お茶目で程よくスケベで軽妙な立ち振る舞いをしますが、最後はビシッと決める『男の美学』みたいなものがルパンのカッコいいところ」と魅力を熱弁。



 続けて「ルパン以外のキャラクターも魅力的で、銭形警部のラストのせりふは皆の心に残っているでしょうし、僕にも強く響いています。あの様なせりふやシーンがあるのは、古き良き日本のアニメだと思いますし、粋な部分が好きです」と長く愛される同作を分析した。



 そんな感慨深い作品に敵役として出演し「身近な声優仲間たちが『ルパン』シリーズに参加するようになり、話を聞くうちに『いつか携われたらいいな』とずっと思っていたので、このような形で呼んでいただいて光栄です」と感謝しながら「その中で敵役・ビンカムとして参加するのですが、監督から歴代シリーズの敵役の中では『イケメンの方だ』と言われました」と現場での裏話も教えてくれた。



 役柄については「ビンカムは砂煙を巻き起こし『ふぅ~』と風を飛ばして相手を操るのですが、現場で監督から『今の「ふぅ~」いいね! 最高の「ふぅ~」出たね!』と褒められました(笑)『今の「ふぅ~」良かったですか?』と聞き返しながら、それからまた最高の『ふぅ~』を出さないといけなくなってしまったので緊張しましたね」と笑いながら明かした。



 今作は峰不二子にスポットを当てた作品で彼女の魅力を聞くと「難しい質問ですね…」と深く考える。「テレビアニメで見ていた不二子は『エロいな~』と思う部分がありましたが、作品に参加して今までの不二子ではあるのですが、ちょっと違う部分を感じている。『これが不二子』というより、『不二子って実はこんな一面なのかも?』の気持ちが作品を通じて今、僕が感じていることですね」と語った。



 そんな彼女と敵役・ビンカムとして対決することになり「ルパン一味の中で戦闘能力が乏しく見える不二子と対決するのですが、『不二子強いじゃん!』と思いましたね(笑)。ビンカムは長くて鋭い爪で引き裂いたり、フィジカル的にも強いのですが、そんな彼に対してガンガンと攻めてくるので『こんなに強いのか!』と驚きました。観客も肉体派なアクションをする不二子を楽しんでもらえると思います」と見どころを伝えてくれた。
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