NPB&コナミ、今年もタッグで『e BASEBALLプロリーグ』開催「本取り組みを発展的に前進」

NPB&コナミ、今年もタッグで『e BASEBALLプロリーグ』開催「本取り組みを発展的に前進」

 日本野球機構(NPB)とコナミデジタルエンタテインメントは10日、共同でプロ野球eスポーツリーグ『e BASEBALLプロリーグ』2019シーズンを開催することを発表した。



【写真】斉藤惇コミッショナーに帽子を被らせてもらう真中満氏



 NPBが統括するセントラル・リーグ6球団、パシフィック・リーグ6球団のプロ野球全12球団それぞれに、eスポーツ選手を登録し、『実況パワフルプロ野球』(2019年度版プロ野球データを反映するオンラインアップデートが必要)を競技タイトルを使用してペナントレースを行う取り組み。



 昨年に「新しい野球の楽しみ方を提供することにより、既存の野球ファンに加え、さらなる野球ファン層の拡大を目指す」ために『e BASEBALLプロリーグ』を開催した。今年もこれまでの両者の取組実績を踏まえ、「本取り組みを発展的に前進させたいという、両者の考えが一致したことを受けて実施することとなった」と開催経緯を発表した。



 昨シーズンからの変更点は、ヤクルトの真中満前監督が「e BASEBALLプロリーグ応援監督」に就任。セパe交流戦の実施、各球団の代表選手を3人から4人に増員、ゲーム内OB選手の起用可能の4点。加えて各球団は昨シーズン代表選手を最大2人まで継続契約が可能となっている。



 今後、7月22日から28日までオンライン予選を実施。プロテストのオフライン選考会を経て、9月16日にeドラフトを行う。ペナントレースは来年1月12日まで行い、その後にクライマックスシリーズを経て、同1月25日にe日本シリーズを開催する。選手報酬の規模は最大2000万円規模となる。



 同日、都内で発表会を行い、NPBコミッショナーの斉藤惇氏、コナミデジタルエンタテインメントの早川英樹社長、元プロ野球選手の駒田徳広氏、真中満氏、昨季の最優秀選手ほか個人成績4冠に輝いたなたでこここと緒方寛海選手が参加した。



 斉藤コミッショナーは「2019年シーズンの開催の発表できることを、大変うれしく思います」と話し始めると「去年12球団とNPBで、特にお子様、若い方を中心に親しみを持ってもらう方法はないか検討し、コナミさんのe BASEBALLに参加させていただくことを決めました。野球場に行ってみたい、野球に親しみを感じたという声が出まして、我々もやってよかったと感じました」とあらためて説明。「昨年はリアルの方もそうですけど、西武ライオンズが圧倒的な強さだった」と振り返ると「もう少し面白いゲームにしよう」という経緯でOB選手が起用できるようになったことを明かした。



 OB選手が起用できるようになったため、日本プロ野球名球会も全面的に協力。福岡ソフトバンクホークス会長で名球会員である王貞治氏もビデオメッセージでコメントを寄せ「頭脳的な野球で多くのみなさんに楽しんでもらえる、面白さを知ってもらえるという意味ではいい。今年からは日本プロ野球名球会の選手も参加する。去年より、また一段と中身の濃いものになる。私も喜んでます。多くの人に参加してもらって盛り上げてほしい」とサポートを誓うと「実際に体を使って野球をやる子どもたちが、たくさん出てくれることを期待します」と野球界の発展を期待した。



 さらに、代表で来場した駒田氏は「名球会は一生懸命、バックアップしていきたい」と約束。「実際のNPBのゲームと何ら変わりない。臨場感。迫力。勝ったら大喜びするし、負けたら悔し涙。こんなに感動できるものなんだと思った」と話し「OBの僕らが1番、楽しみにしている」と笑顔を見せた。



 また、コミッショナーから「よろしくお願いします」と応援監督の帽子を被せてもらった真中氏は「入団会見みたい。恥ずかしいですね」と照れ笑い。囲み取材では「帽子を被せてもらったのは入団会見以来かな(笑)。あまりないパターンだから、コミッショナーに帽子を被らせてもらうのは僕が最初じゃないですか」と気恥ずかしそうにしていた。今季からOB選手が登場することについて「やる方は楽しいですよね。長島(茂雄)さん対(福岡ソフトバンクホークスの)千賀(滉大投手)とか、王さん対(読売ジャイアン)菅野(智之投手)とか面白いと思う。幅が広がったのかな」と熱戦を心待ちにしていた。
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