最後の選択と決断!医師免許を持った天才技師の秘密が遂に明かされる!!

最後の選択と決断!医師免許を持った天才技師の秘密が遂に明かされる!!

6月17日(月)21時~『ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~』最終話





ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~最終話完全版


唯織(窪田正孝)は、杏(本田翼)の父で、甘春総合病院前院長の正一(佐戸井けん太)が、うつ病ではなく別の病気ではないかと考える。全身の慢性的疲労感、起立性頭痛に苦しんでいる正一は、発症前、自転車に追突され、その後、飛行機に乗っていた。ヒントになったのは、裕乃(広瀬アリス)が手伝っていた造影CTの際に、チューブから造影剤が漏れたことだった。

小野寺(遠藤憲一)らの協力を得て唯織が行ったのは、MRI検査と、髄液漏れの検査だった。その画像を見た唯織は、正一が低髄液圧症であることを確信する。正一は、追突事故で硬膜に穴が開き、飛行機に乗った際の気圧の変化と乱気流の振動によって低髄液圧症を発症したものと考えられた。髄液が減って脳が下垂したために、起立時に頭痛やめまいに襲われていたのだ。正一の病気が手術で治る可能性があると知り、喜ぶ杏。





ところがその矢先、正一が突然意識障害を起こす。頭部CT検査の結果、正一は両側性の慢性硬膜下血腫で、早めに血液を抜く必要があった。だが、髄液が漏れ出したところに血液が溜まっているため、先に血液を抜くのは危険な状態だった。そこで唯織は、血液を脊椎硬膜の外側に再注入するブラッドパッチを提案する。だが、辻村(鈴木伸之)ら甘春総合病院の医師にはブラッドパッチの経験がある者がいなかった。すると杏は、自分がやると言い出す。





杏は、唯織のサポートの下、まず腰椎のブラッドパッチを行い、無事成功させる。だが、より難易度が高く、失敗すれば運動機能に障害が出る危険性もある胸椎の治療を行えない杏。その姿を見つめていた唯織は、「僕がやります」と言い出す。唯織は、医師免許を持っていることを明かし、杏に代わって胸椎のブラッドパッチを成功させる。しかし、裕乃だけでなく、たまき(山口紗弥加)や軒下(浜野謙太)らも、唯織が医師免許を持っていることを隠して働いていたことが納得できず……。

報告を受けた渚(和久井映見)は、技師以上の仕事をしたら放射線科医として働く、という約束を守ってもらう、と唯織に告げた。しかし、唯織は何も答えなかった。

その夜、唯織は、アメリカに住んでいるころに正一と似たような症状の脳髄液減少症で苦しむ子どもを見たことがあると小野寺に話す。その子どもも、頭痛やだるさから学校にいけなくなったが、実は不登校の子どもの中にはこの病気であるケースもあるのだという。そこで小野寺は、息子の大樹(田中奏生)から聞いた友だちの話を思い出す。

そんな折、唯織の元にピレスからメッセージが届く。プロジェクトの始動が早まったので出来るだけ早く唯織の返事がほしいという内容だった。ピレスは、唯織が望むなら技師として採用する、と伝えていた。





ところがその矢先、思わぬ事態が起きる。麗洋医科大学病院から来た医師が、唯織の行為を問題にする、と辻村に伝えたところを新聞記者に聞かれてしまったのだ。あくる日、甘春総合病院にはマスコミが押し寄せた。テレビでは、甘春総合病院に多くの医師を派遣している麗洋医科大学病院で聴聞会が開かれることになったとも報じられていた。一連の報道を受け、甘春総合病院には検査のキャンセルや苦情が相次いだ。マスコミ対応をした鏑木(浅野和之)は、渚に事態の深刻さを訴えた。そこで渚は、唯織が医師免許を持っていると鏑木に打ち明けた。

そんな折、大樹の友人・僚太が母親とともに甘春総合病院にやってくる。僚太は、ハードルの練習中に転倒していたのだ。小野寺と唯織は、脳外科の診察を受け、髄液漏れの検査を頼むよう伝えた。

ほどなく、麗洋医科大学病院で聴聞会が開かれる。そこで渚は、唯織がピレスの下で学び、医師免許を持っていることを伝えた。だが辻村の父で、同大学病院教授の丈介(名高達男)は、問題なのは技師として雇われていた唯織が医療行為をしたことだと渚を責めた。組織の和を乱し、ルールに従えない者は処分すべきだというのだ。すると渚は、甘春病院はくだらないルールのために人を見殺しにする病院ではない、と言い放つ。

杏は、辻村から、唯織の行為が麗洋医大で問題視されていることを教えられる。唯織が医師であることを知っていた杏は、彼に甘えてしまった、と自分を責めた。

唯織は、正一の病室を訪ねた。そこで正一は、唯織に感謝の言葉を伝える。杏は、自分の弱さを認める勇気を思い出してくれたようだ――正一は、そう唯織に告げた。

髄液漏れの検査を受けた僚太は、やはり脳髄液減少症であることが判明した。小野寺の元にやってきた大樹は、友だちを助けてくれてありがとう、と唯織に伝えてほしいと告げた。

渚は、来月から正式に放射線科医として採用したい、と唯織に告げる。しかし唯織はそれを断り、解雇してほしいと申し出る。一方、裕乃やたまきたちは、小野寺から唯織が甘春病院を辞めることを教えられる。裕乃たちは、それぞれ自分の思いを唯織に伝えて別れを惜しみ……。

甘春病院での最後の夜、唯織は、杏とは幼なじみで、彼女との約束のために最高の放射線技師になろうとしたことを小野寺たちに打ち明けると、皆に頭を下げて部屋を出ていく。唯織が病院を出ると、そこに鏑木の姿があった。渚から事情を聞いた鏑木は、唯織とはまだどこかで会いそうな嫌な予感がする、と伝えた。

あくる日、出勤してきた杏は、唯織が辞めたことを知る。裕乃から唯織が乗るバスの時間を聞いた杏は、辻村に促されてバスターミナルへと向かった。そこで唯織の姿を見つけた杏は、「あなたが手出しできなくらい優秀な放射線科医になってみせます。だから……必ず戻ってきてください」と約束した。するとそこに、小野寺たち技師仲間や渚、鏑木もやってくる。昔の約束のことを言わなくてもいいのか、と唯織に尋ねる小野寺。すると唯織は、今日新しい約束が出来たと返し、皆に見送られながら歩き出す。杏は、その後姿を写真に収め……。

数日後、ラジエーションハウスに、新しい技師がやってくる。田中(八嶋智人)という45歳の男だった。「私の席はあの空いているところですか?」と、唯織が使っていた席を指さす田中。すると裕乃とたまきは、田中を制し、そこは大切な仲間の席だと答える。その席には、唯織のスクラブとIDカードがあって――。


番組情報


『ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~』


<放送日時>


毎週(月)21時00分~21時54分


<出演者>


窪田正孝
本田 翼

広瀬アリス
浜野謙太
丸山智己
矢野聖人
山口紗弥加
  ・
遠藤憲一

鈴木伸之
浅野和之
  ・
和久井映見

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