渡辺謙、ジャニーさん追悼「海外の空気をいち早く日本に輸入してきた方」

渡辺謙、ジャニーさん追悼「海外の空気をいち早く日本に輸入してきた方」

 俳優の渡辺謙が10日、東京・渋谷の東京シアターオーブで行われたミュージカル『王様と私』の取材会に出席。解離性脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血で9日に亡くなったジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長を追悼した。



【全身ショット】ジャニーズ事務所に向けてエールを送った渡辺謙(中央)



 渡辺は「残念ながら、一緒にお仕事はしたことがない」としながらも「日本のエンターテインメントの中で、海外の空気をいち早く日本に輸入してきた方。ミュージカル、舞台、エンターテインメントの作り方など、革新的で時代を先取りするプロデュース能力に長けた方という印象でした」と敬意を払った。



 続けて「一緒に仕事をしたり、お話をしてみたかった。同じエンターテインメントの人間として意志を継ぎながら、いろんな形で日本のエンターテインメントの底上げをしたい」と力強く誓うと、ジャニーズ事務所に向けても「これからも人材を発掘できるよう、意志を継ぎながら頑張ってもらいたい」とエールを送った。



 舞台は、1860年代のタイ・バンコク。シャムの王様(渡辺)と、傲(ごう)慢な王様の王妃たち、王子・王女たちの教育係として迎えられたイギリスの教師アンナ(ケリー・オハラ)との間で発展する、型にはまらない、感情が激しくぶつかり合う関係を描いている。あす11日から8月4日まで同所で上演。



 開幕を直前に控え、渡辺は「『ケニー・オハラを観てほしい』。その思いが実現したことが一番、うれしい。彼女とは、ほとんどノールック、ノーサインでやってる。良きバッテリーのようで、何を投げても捕ってくれるし、いい球を投げてくれる」と笑顔。



 「素晴らしいシンガーですし、尊敬する女優さんです」と羨望の眼差しを向けると、ケニーも「この共演は、私の人生の中でもベスト。皆様の期待に添えるよう頑張りたい」と声を弾ませていた。
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