コスプレは結婚後も続けられる趣味 「休みの日は旦那さんとツーリングに」

コスプレは結婚後も続けられる趣味 「休みの日は旦那さんとツーリングに」

 数あるサブカルコンテンツと並び、日本を代表するポップカルチャーとして海外からも注目されているコスプレ。好きなキャラクターになりきり、作品の世界観に没入するという文化は広く支持され、今ではほぼ毎週末、全国各地でコスプレイベントが開催されるなど、その人気は加熱の一途を辿っている。今回は、レイヤーであり主婦でもある姫宮まほれさんにインタビューを実施。女性ファンも多いという彼女に、コスプレ活動や普段の姿について語ってもらった。



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■結婚を機に退職「旦那さんは、コスプレを機に知り合った感性の合うカメラマンさん」



――コスプレを始めたきっかけは?



【姫宮まほれ】漫画やアニメが好きで、中学生のころから同人誌の即売会にも参加していました。そこで初めてコスプレイヤーを見かけて。その中に当時、私が好きだったキャラクターのコスプレをしている人がいて、「自分もやってみたい」と思うようになりました。



――「同人誌を描こう」とはならず、「コスプレをしよう」という気持ちになったと。



【姫宮まほれ】子どものころ、東京ディズニーランドでプリンセスのドレスに着替えて、写真を撮ってもらうことが大好きだったので。その延長で、コスプレに興味を持つようになったのかもしないですね。



――コスプレ以外のご趣味は?



【姫宮まほれ】旦那さんの趣味がバイクなので、休みの日はよくツーリングに出かけています。おもに関東圏内ですが、後ろに乗せてもらって、おもしろそうな場所を見つけては遊びに行っていますね。



――ご結婚されているんですね。お仕事はされているんですか?



【姫宮まほれ】もともとは歯科助手をしていたんですけど、結婚を機に退職しました。今も専業主婦…というわけではなく、コスプレのお仕事のほかに、雑貨屋でのアルバイトもしています。かわいいものが好きなので、そうした服や小物に日ごろから触れていられる環境にいたくて。



――ご主人はコスプレ活動について、どのように思われているのでしょう?



【姫宮まほれ】コスプレをきっかけに知り合った仲なので、応援してくれていますよ。カメラマンとして、コスプレ写真集の製作も手伝ってもらっています。



――コスプレがご縁で結婚された…というのは素敵なエピソードですね。やはり感性も、似たところがあったのでしょうか?



【姫宮まほれ】そうですね。私自身が理想とするイメージにぴったりな写真を撮ってくれた人だったので、やっぱり感性が合うんでしょうね。衣装に関しても、全体のバランスとか、どう着ればスタイルがよく見えるか…といったところを、いっしょに考えてくれます。“かわいい”と感じるポイントが同じなので、いっしょにいて楽しいですし、なにより気を張らずにいられるのがいいですね。



――衣装製作も手伝ってくれるのはいいですね。



【姫宮まほれ】私よりも全体のバランスを見る感覚があるので、手直しするたびに見てもらっています。「ここはもうちょっと短いほうがいいんじゃない?」とか、「ここは形をしっかり見せたほうがかわいい」とか、意見をはっきり言ってくれるんですけど、判定が厳しくて。最近はどんどんハードルが上がってきています(笑)。



■思い描いてた“将来の夢”を実現「すべて叶えたのが今の姿」



――まほれさんといえば、Twitterフォロワー数9万8000人超え(2019年7月現在)の人気コスプレイヤーですが、ご自身では人気の理由は何だと思われますか?



【姫宮まほれ】単純にコスプレ歴が長いので、その結果かな…と思っています。いまほどSNSが盛んになる前から、コスプレ専門のSNSなども活用していたので、そのころ仲良くなった方たちが今でも応援してくださっている感じですね。フォロワーさんが増えると、こちらも「期待に応えるために、どんどんツイートしなくては」という気持ちになって。それをご覧になられた方が、新しくフォロワーになってくださって…ということを繰り返していた感じですね。



――年齢を気にしてコスプレ活動を縮小する…というレイヤーさんもいますが、まほれさんはどう思われますか?



【姫宮まほれ】そうですよね。お仕事としてのコスプレや撮影会は、年齢も関係してくると思います。でも趣味として楽しむ分には、いつまででも続けられるんじゃないかなって思っています。できるだけ長くコスプレ活動ができるように、お肌のケアやスタイルの維持にも気をつけるようになったので、コスプレを続けることは、美容や健康にもいいんじゃないかなって思います(笑)。



――衣装は毎回、ご自身で製作されているとのことですが、衣装づくりをお仕事にしようとする考えはありますか?



【姫宮まほれ】実は小さい頃はファッションデザイナーになりたかったんですよ。でも、服を作って自分で着ることは大好きなんですけど、今は仕事として制作依頼を受けて、期待に応えられる衣装を作れる自信がまったくないんですよ。あくまでも、自分がかわいいと思う服を作って、それを自分で着るのが楽しいです。最近は女性のフォロワーさんも増えてきて、コスプレ以外の自作の服にもコメントをもらえるようになって。同性からも評価してもらえるのは嬉しいですね。



――それでは最後の質問になります。ずばり、まほれさんにとってコスプレとは?



【姫宮まほれ】コスプレを続けてきたことで、いろんな人と出会えたし、楽しい体験もたくさんできたので、「やってきてよかった」という気持ちがいちばん大きいですね。それと、大勢の方に応援していただいて、支えていただけたおかげで、今の自分がいると思っているので。“周りの人たちへの感謝の気持ち”を持てたことも、コスプレ活動を通して得た、大きな財産だと思っています。



(文/ソムタム田井)
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