看護師として働いていた女の子が夜の六本木でダンサーになった理由

看護師として働いていた女の子が夜の六本木でダンサーになった理由

 東京・六本木に、月売上が約1億円に達する景気の良い場所が存在する。その名も「バーレスク東京」。店内には大型LEDが四方八方に設置され、中央には回転するステージ。人気曲とともにセクシーな美女ダンサーたちが華々しいパフォーマンスを繰り広げる “新感覚エンターテイメント空間”だ。今回は元看護師のダンサー、ティファニーにインタビュー。彼女が大胆なキャリアチェンジをした理由とは?



【写真】キャバクラ嬢からダンサーに転身したシンディ



■安定を求めて看護師へ、でも「心の底からやりたい仕事を」探していた



――ティファニーさんのSNSを見ていたら、プロフィールに「元看護師」と書いてありました。なぜこちらへ?



【ティファニー】もともと私は裕福な家庭じゃなかったんです。だから、最初は安定した生活を求めて看護師を目指しました。その後、念願かなって看護師として働くようになり、やりがいも感じていましたけど、「このままだと私のなりたい自分になれないかもしれない。心の底からやりたい仕事をやりたい」という欲求が湧いてきて。『バーレスク東京』との出会いは、看護師の同僚が、Rio(※インスタフォロワー13万人の人気ダンサー。看護師資格も所有)さんの友人で、仕事の帰りにお店に連れて行ってくれたんです。それでショーを見たら、パフォーマンスにすっごく元気をもらえて。「あ、私がやりたいことはこれだ。ここで働きたい!」と思い、その3日後には看護師の仕事を辞めて応募していました。



――看護師とは全く違う業種に転職したわけですけど、不安はありませんでしたか?



【ティファニー】たしかにダンスは未経験でした。でも不安はなかったですね。入店して練習してみると、覚えるのがすごく楽しくって。まだ入店して3ヶ月なので、休日も練習して、早く一人前になれるよう頑張っています。



■将来の夢は起業、休日は読書で自分磨き



――お休み中はダンスの練習をしているそうですが、それ以外にやっていることはありますか?



【ティファニー】練習以外ですか?「ビジネス書」を読んで勉強しています。バーレスク東京のダンサーはホールに降りてご挨拶にまわる時間もあるので、お客さんと話す機会も多いんです。自分を「商品」と思って、お客さんに魅力的と思ってもらうにはどうしたらいいか、そうした本などで研究したりしています。



――色んなダンサーさんに休日の過ごし方を聞いてきましたが、ビジネス書は初めての答えです(笑)。将来の夢はありますか?



【ティファニー】起業することですね。今考えているのは「訪問看護」事業です。私がいた看護業界って、きれいな女性がたくさんいたんです。他の仕事と掛け持ちで働いている人も多いので、そういう女性を集めて訪問看護をすれば、需要はあるんじゃないかと思っています。男性の高齢者も喜んでくれると思いますし、男の人ってきれいな人を前にするとシャンとするじゃないですか。副次的な効果として、介護される側のセルフケア能力が上がったらいいなと思っています。



――「起業」も初めての答えです。ティファニーさんって、なんていうか……すごく地に足がついていますよね。そんなティファニーさんのチャームポイントを教えてください



【ティファニー】私の魅力……よく言われるのは「ホスピタリティ」ですね。コミュニケーションも好きですし、人を笑わせることも好きなんです。バーレスク東京では「お笑い芸人」を自称していて、ショータイムにトークを披露しているんです。看護師をしていた時からなんですけど、お客さんが笑顔になって「明日も頑張ろう」って思ってもらうことにやりがいを感じています。「今日は疲れたなー」って時はぜひ会いに来てください。お客さんが笑顔になれるように頑張りますから!



(取材・文/鈴木雅矩 写真/山口真由子)
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