慶大ラグビー部に起こった悲劇から12年…歳月を越えて仲間たちが奇跡を起こす

慶大ラグビー部に起こった悲劇から12年…歳月を越えて仲間たちが奇跡を起こす

9月26日(木)19時57分~『奇跡体験!アンビリバボー 仲間たちとの12年越しの約束SP』





9月26日(木)19時57分から放送のフジテレビ『奇跡体験!アンビリバボー 仲間たちとの12年越しの約束SP』は、練習中のケガによって歩くことができなくなってしまった元慶應義塾大学ラグビー部の杉田秀之さんが、12年後に、想像を絶する努力と仲間の支えによって富士登山に挑んだ模様に独占密着する。




ボールを持って走る杉田秀之さん


中学からラグビーを始めた杉田秀之さんは、2007年慶應義塾大学ラグビー部に入部。入部してすぐに選抜チームに選ばれるほどの実力の持ち主だった。しかし、その夏の合宿中、練習試合で頚椎・頚髄を損傷、医師から「二度と歩けない」と宣告され、ラグビーができない体になってしまった。

見舞いに来てくれた仲間や家族に八つ当たりしては、自己嫌悪に陥る日々。将来に絶望した杉田さんは、ラグビー部員との連絡を絶ってしまう。

リハビリを重ねるも、身が入らない毎日。しかしある日、車椅子に乗った少年から「お兄ちゃんは(歩行器を使ってでも)歩けていいね」と声をかけられる。この言葉で奮起した杉田さんは、真剣にリハビリに取り組むようになり、やがて杖を使いゆっくりではあるが、自力歩行ができるまでに回復。大学への復学を果たす。

だが、本人が「障がいを持った人として外にでることに、すごく抵抗があった」と振り返るように、人の目が気になり、杉田さんは再び周囲と距離を取るように。

そんな中、同期部員が4年生になった年、ラグビー部の監督、仲間から「ラグビー部に戻って来ないか」という連絡が入る。戻ることをためらっていた杉田さんだったが、「最後の1年、みんなでラグビーやろう」という仲間たちの情熱に動かされ、分析係としてラグビー部へ復帰。

ケガをする前と変わらない態度で自分に接してくれる仲間たち。その年、ラグビー部は、10年ぶりに早稲田大学に勝利するのだが、その陰には、杉田さんが選手たちのために行った、ある恩返しがあった。


ケガから10年が経ったある日にメッセージが届いた


大学を卒業し、ケガから約10年が経ったある日。仲間から「いつ富士山登るの?」というメッセージが送られてくる。実は、杉田さんが負傷した合宿の最終日に部員全員で富士登山の計画があったのだが、ケガにより中止になっていた。

杉田さんも忘れたわけではなかったが、現実的ではないと思っていた。けれど仲間たちはあきらめない。再び仲間たちの思いにつき動かされ、杉田さんは富士山を登る決心をする。そして、今年8月――。 杉田さんはラグビー部の仲間たち約80人と共に12年越しの約束を果たすべく富士登山へ挑む。

元慶応義塾大学ラグビー部員、その関係者約80名で挑む姿をカメラは追っていく。孤独と絶望の中で、周囲の人の出会いによって希望を見いだしてきた杉田さんが、松葉づえを使い、仲間に支えられながら歩を進めていく。だが、杉田さんや仲間たちを追いつめる不測の事態が待っていた…。








杉田さんとの約束を果たす富士登山への挑戦を通じ、ラグビー部員1人ひとりが12年前に起こってしまった悲劇と改めて向き合い、それぞれの思いも明かされていく。

実は、今回取材を行ったフジテレビの安村麻衣子は、杉田さんがケガを負った際、学生トレーナーとして現場にいた。杉田さんたちの挑戦を知って、その模様を番組にしたいと企画書を提出した経緯がある。谷悠里ディレクターとともに登山に同行した。

マスカットでは、後日、安村&谷ディレクターによる撮影秘話も掲載する。


<杉田秀之さんコメント>





Q.密着取材の話をはじめて聞いた時、決意した理由について

仲間との12年越しの約束である今回の富士登山を何か形に残るモノにしたいと思っていたので、こうしてテレビ番組として映像に残ることが嬉しいです。

Q.ご自分の人生が全国の方に向けて放送される今の心境について

僕の脊髄損傷という障がいが取り上げられる点については、難しいというかセンシティブなことでもあり不安もありました。ただ、「仲間とやりたいことを楽しんで行う」という元々の目的に立ち返るとあまり気にしなくてもいいのかなと思いました。

むしろ、この仲間たちと果たした約束に、何か取材をされる理由があるのかなと考えるようになりました。それは人と人との繋がりというか、友情が“アンビリバボー”ということだと思っています。

準備も含めて大好きな仲間と過ごした時間は本当に楽しくて、夢のようでした。それをテレビ番組として見られることにワクワクしています。

Q.杉田さんにとって、ラグビーとは何ですか?

最高の仲間に出会わせてくれた、また人として大きく成長させてくれたモノ。そう気づけたからこのケガをしてもラグビーを嫌いになっていないですし、これからもラグビーは僕の人生において大切な存在です。そしてラグビーに感謝をしているので、今後は何かの形でラグビーに恩返しが出来れば良いです。

Q.今回の密着取材について、いちばん誰に見てほしいですか?

予定が合わないなどの理由で富士山に一緒に登れなかった仲間に見てほしいです。もちろん気持ちでは一緒に登っていましたが、富士山に登った時に一緒に見るはずだった光景をテレビを通して少しでも感じてもらえたらと思ってます。


<谷悠里ディレクター(イースト・エンタテインメント)コメント>


『奇跡体験!アンビリバボー』は番組の性質上、過去の話の追跡取材を放送することが多いのですが、今回は進行形で取材することができました。そのため、「取材対象者の心情の変化」や「ライブ感のある映像」など普段の番組よりも感じられる部分が多いかと思います。

また、番組を通して言いたいのは、自分は決してひとりじゃないと思ってほしいということです。杉田さん自身も心が強い方なので、今があると思うのですが…現在のこの状態があるのはラグビー部の皆さんの支えがあったからこそさらに、限界を突破できたのではと感じました。取材を通して仲間のつながりの強さ・良さを感じたので、見た人に仲間っていいなって思ってもらいたいです。


<安村麻衣子(フジテレビジョン)コメント>


杉田くんが怪我した当時、私は学生トレーナーとして現場にいました。約1年半前にこの富士登山計画の話を聞いた時、最初は元ラグビー部員として共に登ることを決めていましたが、「きっとどこかで誰かに勇気を与えられるような挑戦になるはずだ」と思い、カメラを回し密着取材をはじめることに決めました。

怪我して10年以上…“辛かった時のことを掘り下げる”より“楽しい思い出で上書きしてく”作業に徹してきましたが、今回の密着取材を通じて、人の『今だから話せる本当の気持ち』に耳を傾ける大切さを学びました。“大事な人の心に寄り添いたくなる”――そんな作品になっていれば、嬉しいです。














番組概要


『奇跡体験!アンビリバボー 仲間たちとの12年越しの約束SP』


<放送>


9月26日(木)19時57分~21時54分


<出演>


剛力彩芽
設楽 統(バナナマン)
日村勇紀(バナナマン)

【ゲスト】
川田裕美
武井 壮

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