最先端技術が結集した映画館“ドルビーシネマ” 10・4都内に初めてオープン

最先端技術が結集した映画館“ドルビーシネマ” 10・4都内に初めてオープン

 東京・千代田区の丸の内ピカデリーに最先端の技術を利用した映像と立体音響を採用した『ドルビーシネマ』が10月4日に都内で初めてオープンするのを前に、メディア内覧会が開催された。



【写真】最前列はリクライニングシートを用意



 ドルビーシネマは、深い暗部の表現やビビットな色彩をもきれいに映し出す映像、頭上を含むあらゆる場所に音を移動させ、映画の中にいるような没入感を体験できる立体音響に加え、映画を観る上で最適のインテリアカラー、空間デザイン、座席が用意されている。北米やヨーロッパ、中国などのエンタメ企業が採用しており、『タイタニック』(1997年)のジェームズ・キャメロン監督や『スター・ウォーズ』シリーズのJ.J.エイブラムス監督らもドルビーシネマの映画制作の表明をしている。



 松竹の迫本淳一代表取締役社長は「映画は、生産者とお客さまを結びつける媒介だけでなく、ライブ感のあるネットで代替できない価値を生み出していると感じています。お客さまも、ネットできないことを劇場でのライブ体験を求めていると言えるのではないか。興行を考えたときに、映像、音響、環境の3点で究極のシネマ体験をお届けできると思う」と自信をもってあいさつした。



 オープニング作品は、同日に公開され『第76回ヴェネツィア国際映画祭』のコンペティション部門で最高賞となる「金獅子賞」を受賞した『ジョーカー』。今後、『アナと雪の女王2』や『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』などを上映。日本映画では、来年3月公開で佐藤浩市と渡辺謙が共演し、福島原子力発電所の事故を描く『Fukushima 50』が上映される。



 同作のメガホンをとった若松節朗監督は、映像を通して「劇場で感じられる音と色彩の信憑性をさらなる高みに持っていきたい。こういうドキュメンタリー映画こそドルビーシネマで最高の映画が作れると思います」と期待を込めたコメントを寄せた。
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