TVアニメ『 グランベルム 』第12話「マギアコナトス」【感想コラム】

TVアニメ『 グランベルム 』第12話「マギアコナトス」【感想コラム】

このページの目次

1 TVアニメ『 グランベルム 』第12話「マギアコナトス」   2 水晶の正体3 満月が戦う理由4 水晶と満月・新月との対比5 グランベルム の各話を振り返りチェック!
■TVアニメ『 グランベルム 』第12話「マギアコナトス」   

画像引用元:(C) ProjectGRANBELM


満月の想いを胸に最後の戦いに臨む新月。

魔術師に足る者などいないと証明するために戦う水晶と、この世から魔術を無くすために戦う新月と満月。

激しさを増す戦闘の中で新月は、水晶に捕まってしまう。

満月が必死に助けようとするも、新月は水晶の放ったビームに飲み込まれてしまうのだった…。


■水晶の正体

TVアニメ『 グランベルム 』第12話「マギアコナトス」【感想コラム】画像引用元:(C) ProjectGRANBELM


満月の願いを受け、いよいよ始まる水晶との最後の戦い。「封印された全ての魔力がその主を待ち望んでいる」

マギアコナトスが最後の舞台にしたのは、全ての魔力の結晶体が封印されている地。

魔術師には代々、「“人は太陽によって生かされ魔術師は月によって生かされる”」という言い伝えがある。


それは人々が魔力に魅入られ、力を与えてしまうことを恐れた太古の魔術師が魔力を封印したが、それでも人々はなおも魔力に魅入られたということの例え。

1度魔力に魅入られてしまえば、決してその力から逃れることは出来ない…。遅いかかる水晶に満月とともに対抗する新月。


「私が…プリンセプスの魔術師になる為に」

そのために”共に戦う”のだと。


2体で相手にしても、拮抗を破れない。

共闘なんか狡い。手段を選ばないその様こそがまさしく人間なのだと、罵る水晶。


「いいよねぇ…それでこそ人間、それでこそ魔術師。利己的で、汚くて…卑怯」

これまでの自分自身に言い聞かせているようで、マギアコナトスに選ばれた新月を羨ましがるような口ぶり。


これまでの新月は迷いながら、相手にしたくない相手と戦ってきた。


キャンプ場であらためて満月に言われた「魔力を無くしてほしい」というその覚悟に、新月ももう迷いはない。



「私はね、全ての能力を兼ね備えているの。力、技、速さ。魔力を持つ者に必要な全て。魔術師にとって必要な…全て!」

それなのになんでマギアコナトスは自分を選ばないのか…。


アルマノクスは、その強さ、速さ、全てを誇示するように新月のアルマノクスを圧倒していく。


「マギアコナトスが誕生した1000年も前から私は命を受けている」


やはり水晶は、ただの人間ではなかった。


水晶はマギアコナトスから命を受け、グランベルムに参加する魔術師たちが、本当に魔術師たる人間たちが試練を与える存在なのだという。



「それが私に与えられた1000年の命。それが証明された時、私はプリンセプスの魔術師となる」


「私以外に私はプリンセプスの魔術師にふさわしい人間はいないと、何度も証明してきた…何度も何度も何度も何度も!!!!!」


なのに…。


「グランベルムは続いている」 


「だからむかつくっていっているの」


TVアニメ『 グランベルム 』第12話「マギアコナトス」【感想コラム】画像引用元:(C) ProjectGRANBELM


一瞬の隙を突こうとする新月の攻撃に対して、水晶は満月を盾にしようとする。…しかし、今の2人にそんな小手先の戦いなど通じない。

なんとか体制を立て直す新月と満月だが、水晶はファンネ……自動追跡型のビーム兵器を展開する。


私がマギアコナトスの加護を受けているからこの力があるというも、新月はマギアコナトスの加護を受けているならば魔術師になれているはずとバッサリ。


「マギアコナトスは待っているのです。自らの主を、1000年の命を受けあなたという試練を乗り超えた魔術師を」


水晶はマギアコナトスに利用されているだけの存在であり、水晶を超える存在こそが本当に待っている存在なのだと。


それでも水晶は、マギアコナトスから愛されている新月を倒せば自分が認められると信じている


水晶の攻撃は、新月のアルマノクスを跡形のなく砕くのだった


■満月が戦う理由

TVアニメ『 グランベルム 』第12話「マギアコナトス」【感想コラム】画像引用元:(C) ProjectGRANBELM


新月を失った悲しみで我を忘れて暴走を始める満月。


水晶は「プリンセプスの魔術師になる人間が、自分のことや友人のことしか考えられないなんてふさわしくない」と言い放つ。


世界のことを考えるべき魔術師こそがプリンセプスの魔術師にふさわしいのだと。


「私は好きな人を守りたい、誰かの役に立ちたい、誰かのために頑張りたい。それだけ」

なにも持たなかった人形の自分が生きた証であり、生きた意味。



「あなたは人形なのよ、新月が生み出した、新月の心を折るため、新月の試練に利用されたただの人形なんだ」


「違う!私は人形なんかじゃない!! 私は新月ちゃんの思いの結晶なんだよ! 悲しみ、苦しみ、願いが詰まった人形なんだよ!新月ちゃんの心が折れないように私の心も折れない!!」


ただの空っぽの人形じゃない。新月の映し鏡であり、新月の思いが生み出した、新月の心。それが満月。


そして、砕かれたはずの新月が…姿を現す!ジーガンロンに搭載されていた“透明になる魔法”を使っていたのだ。全てを見越していた満月の決死の囮作戦。


「もう人形になんの希望もないのに!!」

新月が勝てば自分が消える存在なのになんでそこまで頑張れるのか、ずっと一人で戦ってきた水晶にとっては誰かのために戦うことがわからない。


満月は気づいている。世界から魔力がなくなっても、当たり前にある世界の素晴らしさに、誰かの笑顔で、誰かの思いで世界は満ちているということ。


魔力なんかなくても、人は希望をもって生きていける。




満月の体を張った囮作戦で、今度は満月がくだけちったのだった…。


■水晶と満月・新月との対比

TVアニメ『 グランベルム 』第12話「マギアコナトス」【感想コラム】画像引用元:(C) ProjectGRANBELM


あーーー!!いいっすねー!


これぞラスボス戦という感じがしてワクワクします。


人形であると知って希望を失った満月だからこそ気づいた、世界の当たり前の素晴らしさ。

その思いを受けづぎ、満月のために魔力をなくすと迷いを断ち切った新月。

1000年間、自分のためでもなく、他人のためでもなく延々と孤独に戦ってきた水晶と2人との対比。


互いの主張をぶつけることがメインの回でした。あまり説明も不要でしょう。

なにかも正反対同士のこの2対1。満月を失った新月はプリンセプスの魔術師になれるのか。


グランベルム の各話を振り返りチェック!


TVアニメ『グランベルム -プリンセプスのふたり- 』第1話「世界で唯一の魔術師」
TVアニメ『グランベルム』第2話「私がここにいるために」
TVアニメ『グランベルム』第3話「満月に鐘は鳴る」
TVアニメ『グランベルム』第4話「風水師リンフェンフェン」
TVアニメ『グランベルム』第5話「小さな少女の小さな願い」
TVアニメ『グランベルム』第6話「魔石」
TVアニメ『グランベルム』第7話「ミス・ルサンチマン」
TVアニメ『グランベルム』第8話「魔術師になるということ」
TVアニメ『グランベルム』第9話「ノクターン、染め上げて」
TVアニメ『グランベルム』第10話「もの思う人形」
TVアニメ『グランベルム』第11話「たとえさよならが届かなくても」
TVアニメ『グランベルム』第12話「マギアコナトス」

グランベルム アニメ情報






(あにぶ編集部/Uemt)
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