『 アイカツフレンズ! 』を最終回まで観た感想と、プリチャンやスターズを絡めての想い【総括】
ついに最終話をむかえた『 アイカツフレンズ! 』。
その内容を簡単にまとめつつ、『アイカツフレンズ!』を1年半観てきた感想も述べていきます。
結論からいうと、『アイカツフレンズ!』は可能性があったのに発揮しきれなかった作品ではないかと思います。だからこそ、みんなに観てほしいと思うんです。
その理由など、触れていきます。
『 アイカツフレンズ! 』アニメ1年目の主要フレンズ&曲まとめ!【感想コラム】
2019.03.18
このページの目次
1 『アイカツフレンズ!』の主人公2 フレンズという設定が素晴らしかった3 フレンズの距離感4 女児アニメのミライを切り開く、可能性の獣だった5 『アイカツフレンズ!』1年目はすごかった6 『アイカツフレンズ!』2年目の消化不良感7 『アイカツフレンズ!』は遅すぎた?8 『アイカツスターズ!』9 プリチャンもアイカツも好きだけど、財布は薄い10 アイカツもプリチャンも好きだし、ごちうさなどきらら作品も好きな人も多い11 みんな『アイカツフレンズ!』を観てくれ
■『アイカツフレンズ!』の主人公
『アイカツフレンズ!』はアイカツ!シリーズ3作目として、2018年4月から放送がはじまりました。
主人公は、いちごちゃん・あかりちゃん・ゆめちゃんに続く4人目。歴代で初となる普通科の生徒でしたが、すぐにアイドル科に転入しました。
これまでの主人公同様に、コミュ力や行動力に優れ、笑顔が素敵な女の子です。
まあ、このあたりは『プリパラ』『ラブライブ!』『ご注文はうさぎですか?』などでもそうなので、王道の主人公像ですね。
新主人公の友希あいねちゃんは、友達100万人を作ることを目指していました。
そんなあいねが、すでに知名度のあるアイドルであった「湊みおちゃん」と出会うところから、物語は始まりました。
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■フレンズという設定が素晴らしかった
『アイカツフレンズ!』では2人ユニットのことを「フレンズ」と呼び、
・誰とでも友達になれて、ファンも友達と考えるあいね
・実力はあるが友達作りの苦手なみお
という真逆の2人が「フレンズ」を結成し、様々な困難を乗り越えながら成長していく様が描かれました。
「フレンズ」はただの仲良しパートナーではなく、互いに競い合い、友でありパートナーであり、けれどもライバルである存在です。
だから、作中のフレンズたちは互いに影響し合い、パートナーのためにも自身の腕を磨き、時にはフレンズ同士でぶつかり合います。
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■フレンズの距離感

そんな「フレンズ」は、距離感がとても近く、
告白→結成→家族への挨拶
といったふうな、まるで女の子同士の百合結婚みたいな流れが描かれることも多々ありました。
あいねとみおのフレンズ「ピュアパレット」の結成なんて、一番高いところで告白すると一生幸せになれるという観覧車の中で行われましたし。
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遠距離フレンズ、デートいったワードも登場しました。
けれど、2人はあくまでフレンズなんです。
だから、どんなに百合百合しくても、フレンズ。恋愛関係ではないし、それ未満だけど、絆とアイドルへの想い・本気度によって、それ以上の関係ともいえる。
この匙加減は素晴らしいものだったと思います。
『 アイカツフレンズ! 』1クール目まとめ~あいみおがフレンズを結成するまで~【感想コラム】
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■女児アニメのミライを切り開く、可能性の獣だった
昨今の女児アニメでは、表向きでは「百合アニメ」とは言えなくても、それを思わせるような要素の多いモノが多々あります。
アイカツ!シリーズもそうですけど、『HUGっと!プリキュア』『プリパラ』『キラッとプリ☆チャン』なんか、そういうシーン多いですよね。
そんな中で、フレンズという設定を持ち出した『アイカツフレンズ!』。
フレンズなら、合法的に百合展開を描き、だけど百合アニメではないと言い切ることができます。
女児アニメとしての一線を越えないし、百合好きもそうじゃない人も楽しめる。
とてもうまい手法だったと思います。
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■『アイカツフレンズ!』1年目はすごかった

『アイカツフレンズ!』アニメ1年目は、あいね・みおが憧れの存在である「ラブミーティア」を、超えるべき存在と再認識し、倒すまでが描かれました。
終盤のダイヤモンドフレンズカップは、シリーズ恒例の終盤に描かれる大会編です。
前作の『アイカツスターズ!』では、一部メインキャラクターが主要アイテムである「星のツバサ」を手にすることができませんでした。
その先にある「太陽のドレス」も、データカードダスではみんなに配られたのに、アニメでは最終回のおまけ要素で全員に配られたくらいで、メインキャラ間でもかなり格差がありました。
けれど、『アイカツフレンズ!』では負けてしまうフレンズにも、ちゃんと推しが納得できる描かれ方をしていました。
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2019.01.14
初代『アイカツ!』では1年目で憧れの人に敗北し、2年目で超えていくという流れだったのに対し。
『アイカツスターズ!』でも1年目では超えられなかったのに対し。
『アイカツフレンズ!』では「ラブミーティア」超えを果たし、しかしそれでも「ラブミーティア」の格を落とさないという非常に繊細でうまい魅せ方をしてくれました。
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■『アイカツフレンズ!』2年目の消化不良感
しかし、アニメ2年目「かがやきのジュエル」編。
こちらでは主要アイテムであるジュエリングドレスが、メインキャラである「ハニーキャット」「リフレクトムーン」には配られず……。
次期主人公と思わせた後輩アイドルわかばちゃんが登場したにも関わらず、わかばちゃんの成長を描きつつもそこで終了という残念な結果になってしまいました。
一方で、同時期に放送中の『キラッとプリ☆チャン』でも、ジュエル編を展開。
こちらではメインキャラ10人にちゃんとコーデが用意されています。
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『アイカツフレンズ!』の場合、売上などの事情があり、やむを得ず展開を閉じ、次のシリーズへ移行させることになってしまったのでしょう。
けれど、「かがやきのジュエル」編開始の段階で、全員分のジュエリングドレスの存在をほのめかしていなかったんですよね。
『キラッとプリ☆チャン』では、はじめから10着あると決まっていたんです。
つまり、『アイカツフレンズ!』は2年目開始の時点で、こうなる可能性も視野に入れていたはず。
ならば、多少展開を早めることになっても、「ハニーキャット」「リフレクトムーン」にジュエリングドレスを与える展開にすることもできたんじゃないかなぁ、と思わずにはいられないです。
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2019.07.04
とはいえ、「かがやきのジュエル」前半のソルベット王国編はとてもよかったんです。
まあいろいろと、難しかったのでしょう。
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2019.07.02
■『アイカツフレンズ!』は遅すぎた?
最初に話した通り、『アイカツフレンズ!』の「フレンズ」という設定は、女児アニメのこれからを切り開く可能性があったと思うんです。
けれど、結果的に中途半端な時期で終わってしまった『アイカツフレンズ!』。
増え続ける百合需要の中でも生き残れなかったのは、『アイカツフレンズ!』開始の時点で差がついてしまったからだと思うのです。
というのも、『キラッとプリ☆チャン』『アイカツフレンズ!』は同時期(2018年4月)に開始しているんですけど、この時点でゲーセンに置いてある筐体数は
『キラッとプリ☆チャン』>『アイカツフレンズ!』
という風に感じられました。
秋葉原等、東京のゲーセンをいくつも見てきて、そう感じました。
『アイカツフレンズ!』は素晴らしかった。可能性も十分にあった。
けれど、スタート時点でちょっと苦しかった。
結果、挽回しきれなかった。
ということなんじゃないかなぁ、と思います。
一応言っておきますが、アイカツ!シリーズも、プリティーシリーズも好きですよ。
比較してたたいているわけじゃないですよっ!
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2019.06.21
■『アイカツスターズ!』

前作の『アイカツスターズ!』。
こちらも面白かったですし、好きなキャラもたくさんいます。
けれど、1年目に男キャラと恋愛をやろうとして失敗したり、全体的に暗い雰囲気にしたり。
そういう部分が合わずに離れてしまったファンも多々いたんじゃないかと思います。
現に、2年目では軌道修正されていました。
『アイカツスターズ!』もよかったけれども、先に『アイカツフレンズ!』の方をやれていたら。また違った結果になったんじゃないかなぁ、と。
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■プリチャンもアイカツも好きだけど、財布は薄い

まあ過ぎたことを言っても仕方ないのですが、『プリパラ』『キラッとプリ☆チャン』(プリティーシリーズ)に対して、アイカツ!シリーズは少し後手に回りはじめた感がありまして。
グッズ展開、オールスター系展開もプリティーシリーズの方が先ですし、10月からアイカツ!シリーズが『アイカツオンパレード!』に移行していくのに対し、プリティーシリーズは『キラッとプリ☆チャン』を展開しつつ『プリパラ』を復活させ『プリティーオールフレンズ』を同時展開していきます。
どちらも好きなファンは多いと思うんです。どちらも素晴らしい作品です。
けれど、両方を全力で追いかけるのって、金銭的にも時間的にも難しいと思うんですよね。
『 アイカツフレンズ! 』今からでも観始められる1年目まとめ【感想・総括】
2019.04.07
■アイカツもプリチャンも好きだし、ごちうさなどきらら作品も好きな人も多い
アイカツ!シリーズとプリパラ・プリチャンだけではなく、こういうアニメを百合視点で観ている方の中には、ごちうさのようなきらら作品も好きって方、これも多いんですよね。そうなると、ますます財布は薄くなる。
しかも、
タカラトミー&タツノコプロ
バンダイ&サンライズ
会社が違うんですよね。どうしたって争う形にはなってしまうんです。
コラボしまくる『キラッとプリ☆チャン』がアイカツ!シリーズとはコラボ、してないですしね。
それでも、どちらも好きなファンは多いとは思います。
思いますが、これが現実なんです(´・ω・`)
※くどいようですが、筆者はフレンズもスターズも好きだし、プリパラもプリチャンも好きだし、ごちうさも好きです。
なんとかアイカツ!シリーズには頑張ってもらって、持ち直してほしいものですが……。
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2019.03.28
■みんな『アイカツフレンズ!』を観てくれ
長くなりましたが、まとめると
・『アイカツフレンズ!』は素晴らしいアニメなので、もっとみんな観てくれ!
ということですね。
いろいろと複雑な想いもありましたが、今は『アイカツオンパレード!』『キラッとプリ☆チャン』、どちらも楽しんでいきたいと思います。
アリアちゃんとまどかちゃんと舞花ちゃんの絡みを魅せてくれええええええええええええ!
ユリカ様とリリエンヌとさくや・かぐやの絡みも観たいゾ!
うっひょおおおおおおおおおおおおおお!!
キラッとプリ☆チャン 感想 のまとめ
アイカツフレンズ! 感想 のまとめ
(あにぶ編集部/星崎梓)
その内容を簡単にまとめつつ、『アイカツフレンズ!』を1年半観てきた感想も述べていきます。
結論からいうと、『アイカツフレンズ!』は可能性があったのに発揮しきれなかった作品ではないかと思います。だからこそ、みんなに観てほしいと思うんです。
その理由など、触れていきます。

2019.03.18
このページの目次
1 『アイカツフレンズ!』の主人公2 フレンズという設定が素晴らしかった3 フレンズの距離感4 女児アニメのミライを切り開く、可能性の獣だった5 『アイカツフレンズ!』1年目はすごかった6 『アイカツフレンズ!』2年目の消化不良感7 『アイカツフレンズ!』は遅すぎた?8 『アイカツスターズ!』9 プリチャンもアイカツも好きだけど、財布は薄い10 アイカツもプリチャンも好きだし、ごちうさなどきらら作品も好きな人も多い11 みんな『アイカツフレンズ!』を観てくれ
■『アイカツフレンズ!』の主人公
『アイカツフレンズ!』はアイカツ!シリーズ3作目として、2018年4月から放送がはじまりました。
主人公は、いちごちゃん・あかりちゃん・ゆめちゃんに続く4人目。歴代で初となる普通科の生徒でしたが、すぐにアイドル科に転入しました。
これまでの主人公同様に、コミュ力や行動力に優れ、笑顔が素敵な女の子です。
まあ、このあたりは『プリパラ』『ラブライブ!』『ご注文はうさぎですか?』などでもそうなので、王道の主人公像ですね。
新主人公の友希あいねちゃんは、友達100万人を作ることを目指していました。
そんなあいねが、すでに知名度のあるアイドルであった「湊みおちゃん」と出会うところから、物語は始まりました。

2019.09.26

2019.04.27
■フレンズという設定が素晴らしかった
『アイカツフレンズ!』では2人ユニットのことを「フレンズ」と呼び、
・誰とでも友達になれて、ファンも友達と考えるあいね
・実力はあるが友達作りの苦手なみお
という真逆の2人が「フレンズ」を結成し、様々な困難を乗り越えながら成長していく様が描かれました。
「フレンズ」はただの仲良しパートナーではなく、互いに競い合い、友でありパートナーであり、けれどもライバルである存在です。
だから、作中のフレンズたちは互いに影響し合い、パートナーのためにも自身の腕を磨き、時にはフレンズ同士でぶつかり合います。

2018.04.07
■フレンズの距離感

そんな「フレンズ」は、距離感がとても近く、
告白→結成→家族への挨拶
といったふうな、まるで女の子同士の百合結婚みたいな流れが描かれることも多々ありました。
あいねとみおのフレンズ「ピュアパレット」の結成なんて、一番高いところで告白すると一生幸せになれるという観覧車の中で行われましたし。

2018.06.22

2018.06.16
遠距離フレンズ、デートいったワードも登場しました。
けれど、2人はあくまでフレンズなんです。
だから、どんなに百合百合しくても、フレンズ。恋愛関係ではないし、それ未満だけど、絆とアイドルへの想い・本気度によって、それ以上の関係ともいえる。
この匙加減は素晴らしいものだったと思います。

2018.07.01
■女児アニメのミライを切り開く、可能性の獣だった
昨今の女児アニメでは、表向きでは「百合アニメ」とは言えなくても、それを思わせるような要素の多いモノが多々あります。
アイカツ!シリーズもそうですけど、『HUGっと!プリキュア』『プリパラ』『キラッとプリ☆チャン』なんか、そういうシーン多いですよね。
そんな中で、フレンズという設定を持ち出した『アイカツフレンズ!』。
フレンズなら、合法的に百合展開を描き、だけど百合アニメではないと言い切ることができます。
女児アニメとしての一線を越えないし、百合好きもそうじゃない人も楽しめる。
とてもうまい手法だったと思います。

2018.06.14

2018.04.19
■『アイカツフレンズ!』1年目はすごかった

『アイカツフレンズ!』アニメ1年目は、あいね・みおが憧れの存在である「ラブミーティア」を、超えるべき存在と再認識し、倒すまでが描かれました。
終盤のダイヤモンドフレンズカップは、シリーズ恒例の終盤に描かれる大会編です。
前作の『アイカツスターズ!』では、一部メインキャラクターが主要アイテムである「星のツバサ」を手にすることができませんでした。
その先にある「太陽のドレス」も、データカードダスではみんなに配られたのに、アニメでは最終回のおまけ要素で全員に配られたくらいで、メインキャラ間でもかなり格差がありました。
けれど、『アイカツフレンズ!』では負けてしまうフレンズにも、ちゃんと推しが納得できる描かれ方をしていました。

2019.01.14
初代『アイカツ!』では1年目で憧れの人に敗北し、2年目で超えていくという流れだったのに対し。
『アイカツスターズ!』でも1年目では超えられなかったのに対し。
『アイカツフレンズ!』では「ラブミーティア」超えを果たし、しかしそれでも「ラブミーティア」の格を落とさないという非常に繊細でうまい魅せ方をしてくれました。

2019.04.06

2019.01.02
■『アイカツフレンズ!』2年目の消化不良感
しかし、アニメ2年目「かがやきのジュエル」編。
こちらでは主要アイテムであるジュエリングドレスが、メインキャラである「ハニーキャット」「リフレクトムーン」には配られず……。
次期主人公と思わせた後輩アイドルわかばちゃんが登場したにも関わらず、わかばちゃんの成長を描きつつもそこで終了という残念な結果になってしまいました。
一方で、同時期に放送中の『キラッとプリ☆チャン』でも、ジュエル編を展開。
こちらではメインキャラ10人にちゃんとコーデが用意されています。

2019.04.10

2019.04.08
『アイカツフレンズ!』の場合、売上などの事情があり、やむを得ず展開を閉じ、次のシリーズへ移行させることになってしまったのでしょう。
けれど、「かがやきのジュエル」編開始の段階で、全員分のジュエリングドレスの存在をほのめかしていなかったんですよね。
『キラッとプリ☆チャン』では、はじめから10着あると決まっていたんです。
つまり、『アイカツフレンズ!』は2年目開始の時点で、こうなる可能性も視野に入れていたはず。
ならば、多少展開を早めることになっても、「ハニーキャット」「リフレクトムーン」にジュエリングドレスを与える展開にすることもできたんじゃないかなぁ、と思わずにはいられないです。

2019.07.04
とはいえ、「かがやきのジュエル」前半のソルベット王国編はとてもよかったんです。
まあいろいろと、難しかったのでしょう。

2019.07.02
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けれど、結果的に中途半端な時期で終わってしまった『アイカツフレンズ!』。
増え続ける百合需要の中でも生き残れなかったのは、『アイカツフレンズ!』開始の時点で差がついてしまったからだと思うのです。
というのも、『キラッとプリ☆チャン』『アイカツフレンズ!』は同時期(2018年4月)に開始しているんですけど、この時点でゲーセンに置いてある筐体数は
『キラッとプリ☆チャン』>『アイカツフレンズ!』
という風に感じられました。
秋葉原等、東京のゲーセンをいくつも見てきて、そう感じました。
『アイカツフレンズ!』は素晴らしかった。可能性も十分にあった。
けれど、スタート時点でちょっと苦しかった。
結果、挽回しきれなかった。
ということなんじゃないかなぁ、と思います。
一応言っておきますが、アイカツ!シリーズも、プリティーシリーズも好きですよ。
比較してたたいているわけじゃないですよっ!

2019.06.21
■『アイカツスターズ!』

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こちらも面白かったですし、好きなキャラもたくさんいます。
けれど、1年目に男キャラと恋愛をやろうとして失敗したり、全体的に暗い雰囲気にしたり。
そういう部分が合わずに離れてしまったファンも多々いたんじゃないかと思います。
現に、2年目では軌道修正されていました。
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2017.10.13

2017.06.13
■プリチャンもアイカツも好きだけど、財布は薄い

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アイカツ!シリーズとプリパラ・プリチャンだけではなく、こういうアニメを百合視点で観ている方の中には、ごちうさのようなきらら作品も好きって方、これも多いんですよね。そうなると、ますます財布は薄くなる。
しかも、
タカラトミー&タツノコプロ
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会社が違うんですよね。どうしたって争う形にはなってしまうんです。
コラボしまくる『キラッとプリ☆チャン』がアイカツ!シリーズとはコラボ、してないですしね。
それでも、どちらも好きなファンは多いとは思います。
思いますが、これが現実なんです(´・ω・`)
※くどいようですが、筆者はフレンズもスターズも好きだし、プリパラもプリチャンも好きだし、ごちうさも好きです。
なんとかアイカツ!シリーズには頑張ってもらって、持ち直してほしいものですが……。

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いろいろと複雑な想いもありましたが、今は『アイカツオンパレード!』『キラッとプリ☆チャン』、どちらも楽しんでいきたいと思います。
アリアちゃんとまどかちゃんと舞花ちゃんの絡みを魅せてくれええええええええええええ!
ユリカ様とリリエンヌとさくや・かぐやの絡みも観たいゾ!
うっひょおおおおおおおおおおおおおお!!
キラッとプリ☆チャン 感想 のまとめ
アイカツフレンズ! 感想 のまとめ
(あにぶ編集部/星崎梓)