【ガンプラビフォーアフター】『ポケ戦』ケンプファーに魅せられた男「SNSで世界中のガンプラファンと繋がりたい」

【ガンプラビフォーアフター】『ポケ戦』ケンプファーに魅せられた男「SNSで世界中のガンプラファンと繋がりたい」

 40年の歴史を持つ『機動戦士ガンダム』の人気を支えてきた、バリエーション豊富な“敵役”モビルスーツ(MS)たち。中でも、ファーストガンダムに登場する、モノアイ×動力パイプを備えたジオン軍MSの人気は圧倒的だ。ここでは、SNSでガンプラを発表するモデラー・うどん県のチャンポン氏(@chanpongunpla)に、自身が魅せられたジオン軍MSの魅力や、「思い入れが強い」と語るケンプファー制作の舞台裏について聞いた。



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■ジオン軍MSの無骨ながら洗礼されたデザインとカラーが魅力



――ガンダムシリーズの中で一番好きな作品を教えてください。



【うどん県のチャンポン】私の中では「ファーストガンダム」一択です。というのも、実はファースト以外はしっかりと見たものがなく、他のシリーズを詳しくは分からない!というのが正直な理由です(苦笑) 。



――それで、制作キットのラインナップがファーストに寄っているんですね。



【うどん県のチャンポン】ガンプラを制作するにあたっては、好きなMSをファースト以外から見つけた場合、機体の背景や搭乗キャラクターを改めて勉強する、という申し訳ないパターンになっています。



――では、ファーストの中で好きなモビルスーツは?



【うどん県のチャンポン】やはり「ザク」になりますかね。ファーストガンダムの第1話に登場した時からのファンです。戦闘兵器という意味での無骨ながらも洗礼されたデザインとカラー、特にモノアイと動力パイプの組み合わせはたまりません。ザクの他にもドムやグフ、水陸両用MSなども大好きですが、結局、私が好きなMSはモノアイがあるジオン系MSに集約されてしまいます(笑)。



――では、好きなキャラでいうと?



【うどん県のチャンポン】シャア、アムロと言いたいところですが、カイ・シデンです。彼の搭乗機であるガンキャノンが人生で初めて作ったガンプラというのもありますが、おちゃらけキャラで、一見言動も無責任な印象ですが、根はいい奴で本当は真面目なところが私そっくりで共感出来ます(笑)。特にミハルとの出会い、悲しい別れのシーンが物凄く印象に残っています。彼がいることで他のキャラクターとの対比が生まれて、作品に広がりが出ているという意味で、私は大好きです。



――自身のプラモ制作において、“強み”は何ですか?



【うどん県のチャンポン】強いていえば、極力キット自体の素性はそのままに塗装し、メタルパーツやデカールをバランスよく組み合わせること「何だかカッコイイ」と感じる作品に仕上がっているところでしょうか。他のビルダーさんのようにスジボリが凄い、スクラッチが凄いという際立った特徴がない反面、誰でも私の作品を参考にチャレンジしてみようと思える作品を心掛けています。あと、完成後の撮影時のポージングはそれなりに拘っているつもりです(笑)。



――塗装に関するこだわりはありますか?



【うどん県のチャンポン】Instagramに頂くメッセージなどでは、「汚しはしないの?」みたいな質問が来たりしますが、全くしません(笑)。工場からロールアウトされたばかりのような塗装を目指しています。本来MSは兵器なので、ウィザリングなどした方が戦場で死闘を繰り広げる兵器感が出ていいのかも知れませんが、私はそれとは真逆を目指していて、兵器なのに“清潔感”を出すようにしています。そこはこだわりと言いますか、少し変なのかも知れませんね(笑)。あと塗装で言いますと、カラーも何度も調色を繰り返しては、試し吹きを繰り返して納得いく色を出していました。結果、調色を失敗し、調色ビンに入ったままの塗料が溜まって処理に困ったり(笑)。



■Instagramをはじめたのは、フォロワーを増やすための不純な動機だった



――chanponさんの代表作は何になりますか?



【うどん県のチャンポン】私の中では「ケンプファー」になります。理由としては、色々なチャレンジをして苦労しながら完成させた作品というところがあります。また、ケンプファーというMSとの出会いも影響しています。以前広島に住んでいた頃、近所にあった大型ホビーショップの一角に近隣のビルダーの方が制作したガンプラ作品が展示されていました。そこに一体のブルーメタリックでピカピカに塗装されたケンプファーが展示されていて。その作品を見るまで私はケンプファーというMSの存在を知らなかった(苦笑)。それを見て「カッコイイ!私もいずれはこれを作りたい!」と思っていました。その後、自身の作成技術も上がったところで、持てる技術を注ぎ込む題材として満を持してケンプファーを選びました。私が大好きなバーニア、スラスター類を穴あけや取り付けに苦労しながらてんこ盛りにした所や、その他のメタルパーツも試行錯誤しながらバランスよく嫌味にならない感じで装着させ、スタイリッシュな雰囲気に仕上げられたと思っています。



――ケンプファー制作で特に苦労されたのは?



【うどん県のチャンポン】ケンプファーは新しいチャレンジをした作品と書きましたが、1つ目は、初めてスジボリを加えた点。とにかく力の入れ具合が分からず、特に曲線部などではズレてズレて修正しては掘る、修正しては掘るの繰り返しで、途中で「やめておけばよかった…」と後悔した思い出がります(笑)。



――チャンポンさんはTwitterのほかインスタグラムも使われていますね。



【うどん県のチャンポン】ガンプラは世界中のファンの方々に愛され、SNSでもありとあらゆる作品がアップされています。私はInstagramを始める前にまずはTwitterを始めたのですが、当初はとにかくフォロワー様を増やすにはどうしたらいいか?という不純な動機で、以前制作したガンプラ作品をアップしたら少しは反応があるかな?位の気持ちで作品をアップし始めました。すると想像以上の反響があって。有難いコメントも沢山頂けて、嬉しさ半分、恥ずかしさ半分と言いますか、やっと自分の作品のクオリティに自信が持てました。



――Instagramですと海外の反響も多いのでは?



【うどん県のチャンポン】Instagramにもアップを始めたら、世界中の方からフォローして頂き、英語のコメントや、制作に関する質問を頂けた時には「ガンプラ作ってて良かった!なんてガンプラは世界で愛されているんだろう!」と改めてガンプラの存在に驚愕しました。これからも、ガンプラを通じて世界と繋がっていきたいですね。



(C)創通・サンライズ
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