最終回告知の漫画『ポケモン』完結せず“裏切る” コロコロ『別冊』『アニキ』で連載続く

最終回告知の漫画『ポケモン』完結せず“裏切る” コロコロ『別冊』『アニキ』で連載続く

 人気ゲーム『ポケットモンスター』を原作としたギャグ漫画『ポケットモンスター』(穴久保幸作氏)が、15日発売の連載誌『月刊コロコロコミック』(小学館)11月号で最終回を迎えた。連載23年の歴史に幕を下ろすと思いきや、「ピッピたちの暴走は、まだまだ終わらない!! 別冊コロコロとコロコロアニキでよろしくね!!」と『別冊コロコロコミック』『コロコロアニキ』で引き続き連載していくことを発表した。



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 最終回の告知は11日に公式サイトで発表され、主人公・ピッピのほかピカチュウ、トゲピー、リザードン、カメックス、バルキーと過去に登場したポケモンたちが集合し、読者へ「ポケモン最終回!! 23年間ありがとう!!」と感謝の言葉を伝える内容になると明かされており、ここでも「23年間の連載に幕を下ろす」と報告。



 しかし、サイトには「このまま優しい世界で終わるのか…いや、そんなわけがない。これは『ギエピー!』だぞ? これが最終回だけど、そのラストには驚愕の発表が…!!」と重大発表を予告していた。



 そして迎えた最終回では、同作が3つの連載誌の一つ『月刊コロコロコミック』での連載は終わるが残り2誌は続くと説明。ピッピは「最終回って月コロのことだったのかっピ!!」と驚き、ほかの登場キャラクターたちからも「なんじゃと…」「それを早く言わんかーっ!!感動を返せーっ!!」と最終回の感動を裏切られたことに怒りの声があがって、詰め寄られたピッピは「ギエピ~っ!!」と叫んでいた。



 そのためネット上では「長期連載お疲れ様でした」「見ていた当時小学生でした。いまはもう27歳になります。記憶に残る面白い漫画でした」と作品が完結すると思っていたファンから、今回の完結しない展開に「知ってた(笑)ピッピらしくて好き」「読者も含めてギエピー!させたラスト」「まだ読めるってことだよね?やったー!」と良い意味で裏切られたことに喜びの声があがっていた。



 同作は、同ゲーム初のコミカライズ作品で、主人公・レッドが、ポケモン図鑑を完成させるために旅立ち、その道中で相棒のピッピが騒動を巻き起こしていくギャグ漫画。人気ポケモンのピッピを“ギャグポケモン”として描き、「ギエピー!」と叫ぶコメディーや下ネタを取り入れたストーリーが人気を博し、『月刊コロコロコミック』では『スーパーマリオくん』(90年より連載中)に次ぐ長寿漫画で、ポケモンの漫画作品としては最も長く連載が続いていた。



 原作ゲームが発売された同じ年1996年の『別冊コロコロコミック』4月号より『ふしぎポケモン ピッピ』というタイトルで連載を開始。その後、タイトルを『ポケットモンスター』に改題した上で『月刊コロコロコミック』に移籍する形で9月号よりスタート。そして、97年2月号から『別冊コロコロコミック』で連載が再開され、読切を経て『コロコロアニキ』でも18年夏号より連載がスタートするなど、3誌で掲載してきた。そのため今回は『月刊コロコロコミック』での連載だけが終了することになり、『別冊コロコロコミック』『コロコロアニキ』では引き続き連載を続けていく。
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