良作画のド派手ロボットバトルと声優の演技に魅了『 グランベルム 』<総括>

良作画のド派手ロボットバトルと声優の演技に魅了『 グランベルム 』<総括>

2019年夏アニメとして放映された「 グランベルム 」


本作は、『Re:ゼロから始める異世界生活』のイラストレーターの大塚真一郎と、同じくアニメで監督を務めた渡邊政治によるオリジナルロボットアニメ。


かつては魔法が蔓延していた世界を舞台に、たった一人の魔法使いになるためにアルマノクスという魔法人形を操る少女たちの物語を描いた作品です。


今回は13話きっちり見終ったということで…すべての話を見終ったうえでの雑感をまじえた総括をしていきたいと思います!!


このページの目次

1 『 グランベルム 』のあらすじ2 アルマノクスのド派手バトル展開3 「満月」と「新月」4 よくある要素を集めたもの?5 グランベルム の各話を振り返りチェック!
■『 グランベルム 』のあらすじ

画像引用元:(C) ProjectGRANBELM


はるかな昔、世界中から魔力が消え去り、人々を豊かにしていた魔法は歴史からその姿を消した。


時は流れ、現代。どこにでもいる高校生、小日向満月と、歴史に翻弄されてきた少女、新月エルネスタ深海。やけに月が大きく見えた満月の晩、ふたりは出会う。


失われし魔力と魔法人形アルマノクス。そして世界の秘密を知った少女は、決意する――。


■アルマノクスのド派手バトル展開

TVアニメ『 グランベルム -プリンセプスのふたり- 』第1話「世界で唯一の魔術師」【感想コラム】画像引用元:(C) ProjectGRANBELM


本作のポイントは何と言っても魔法人形・アルマノクスによる魔法を使ったバトル。

形状は、二頭身でSDガンダムや魔神英雄伝ワタルようなロボットたちを駆使して、魔法を使って魔術師たちがバトルを繰り広げます。


まあぁそれが見応えがあるといいますか…2019年夏シーズンでは1,2位を争うくらいのめちゃくちゃ良作画だと思っています!!!

今やロボットアニメというやたらと3DCGに頼りがちですが、今作では2D作画で描かれていてそこもなんとなく懐かしささえ覚えるくらいの出来でしたね。


序盤から主人公・満月のアルマノクス、ホワイトリリーがド派手な技をぶっ放して一気に引き込むと、技や武器だけでなく、きっちりと変形の要素を取り入れたり、王道的な展開も忘れないあたりはグッドでした。


加えて、グランベルムでは魔術師1人、1人がグランベルムを戦う理由がバラバラで、その理由に対して魔術師たちが全力で顔芸……全力で戦いあうのが最高なんですよね。特にアンナの日笠陽子さんしかり、水晶の悠木碧さんしかり、声優さんがめちゃくちゃくよかったです。


■「満月」と「新月」

TVアニメ『 グランベルム 』第2話「私がここにいるために」【感想コラム】画像引用元:(C) ProjectGRANBELM


そしてグランベルムのストーリーの中で段々と明かされていったのが、謎の主人公・満月の存在。

なぜ満月はグランベルムの戦いに参加できたのか、なぜ満月は過去の記憶がないのか、序盤で謎だったことがじわりじわりと明らかになっていくのがこの作品の醍醐味でもありました。


グランベルムはロボットアニメでもあるんですが、決してロボットが主体というわけでなくそれぞれの人間ドラマがやっぱり見どころだと思います。


最終的に満月は、新月の作り出した人形だった…というのがオチなわけですが、満月は終始、“なにもない、空っぽ”と言っているのに対して、新月は“人よりも持て余した力”を持っていることに悩んでいました。


この対比的な関係性と「満月」と「新月」の名前の伏線回収までがすごく良くてラスト3話あたりは見ていて、これこそが「グランベルム」の本当の魅力なんだとおもいました。


そして物語の中で、新月が満月を守る存在から、共に戦う友達へと関係性が変化していくのも見ていて面白いんです。


■よくある要素を集めたもの?

TVアニメ『 グランベルム 』 第10話「もの思う人形」【感想コラム】画像引用元:(C) ProjectGRANBELM


ちょっと愚痴…というほどではないけどあえて不満点を挙げるならば、やはりどこか”うーんみたことある設定だなあ”というところから脱却できていないところ。


作品としては面白いんですが、それぞれの要素を見てみると、魔法少女同士の命を賭けた戦いやら、美少女同士のロボットバトル。さらにはラストのほうでのガンダムパロディとか…。


新しいことをやろうという試みはあれど、なんとなく、うん、これ魔法少女もののにロボットを足しただけのアニメやんみたいなことを思ったのも事実。


いやなにを創っても結局は二番煎じでオリジナルを創るということ自体が難しいのはわかるんですが、オリジナルのロボットアニメということでちょっとハードルを上げすぎていったという点はあるかもしれません。


もっともっともっともっとロボットアニメが盛り上がってほしいなあと思う今日この頃です。


グランベルム の各話を振り返りチェック!


TVアニメ『グランベルム -プリンセプスのふたり- 』第1話「世界で唯一の魔術師」
TVアニメ『グランベルム』第2話「私がここにいるために」
TVアニメ『グランベルム』第3話「満月に鐘は鳴る」
TVアニメ『グランベルム』第4話「風水師リンフェンフェン」
TVアニメ『グランベルム』第5話「小さな少女の小さな願い」
TVアニメ『グランベルム』第6話「魔石」
TVアニメ『グランベルム』第7話「ミス・ルサンチマン」
TVアニメ『グランベルム』第8話「魔術師になるということ」
TVアニメ『グランベルム』第9話「ノクターン、染め上げて」
TVアニメ『グランベルム』第10話「もの思う人形」
TVアニメ『グランベルム』第11話「たとえさよならが届かなくても」
TVアニメ『グランベルム』第12話「マギアコナトス」
TVアニメ『グランベルム』最終話「世界で唯一のふたりのために」
良作画のド派手ロボットバトルと声優の演技に魅了『グランベルム』<総括>

グランベルム アニメ情報






(あにぶ編集部/Uemt)
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