難問『テニプリ』試験に猛者402人困惑 手塚&不二の担当声優も苦笑い「知るか!」

難問『テニプリ』試験に猛者402人困惑 手塚&不二の担当声優も苦笑い「知るか!」

 人気漫画『テニスの王子様』のファンの知識を確かめるテスト『テニプリ入学試験』が4日、東京・明治大学中野キャンパスで開催された。約7000人が参加した1次試験(WEB)を突破した『テニプリ』ファンの猛者402人(男女比が1対9)が、大学入試センター試験のような緊張感あふれる雰囲気で笑いもない中、同漫画シリーズの難問リスニング&筆記試験に無言で挑戦した。



【写真10枚】難問で解けず…『テニプリ入学試験』の問題用紙



 『テニスの王子様』は1999年から2008年まで『週刊少年ジャンプ』、09年から第2シリーズ『新テニスの王子様』として『ジャンプスクエア』で連載がスタートしたテニス漫画。コミックス累計発行部数は6000万部を突破し、01年にはテレビ東京系でアニメ化もされて多くのファンを獲得。その人気は衰えることなくイベントや映画化などが行われてきた。



 『テニプリ入学試験』は連載20周年を記念して企画されたもの。「必要なのは20年のデータだ。さあ、最高の頭脳戦を始めよう」と題して、9月に1次試験がWEB上で開催されており、「青学の大石と菊丸のダブルス・黄金が得意とするのは?」「柳が作成した“秘伝の乾巻物”の本数を答えよ」(※模擬試験)など、マニアックな問題を正解した成績優秀者の上位約400人が今回の本試験に挑むことができるようになっていた(※1次試験の参加者は約7000人)。



 そしてきょう、1次試験の難問を突破した全国の『テニプリ』ファンの猛者402人が東京に集結。集英社広報によると「会場を事前に下見する方もおりまして…」と、大学入試センター試験のような意気込み臨むファンもいたようで、60分間の本試験が午後2時から始まった。



 本試験の出題範囲は連載時の『テニスの王子様』から連載中の『新テニスの王子様』(ジャンプスクエア9月号掲載まで)のほか、「ファンなら熟読して当然」と言わんばかりなファンブックやキャラクターガイドブックなどが含まれ、リスニングもあわせて幅広い問題が全50問出題(記述、選択式の共通問題40問、9校の学校別選択問題10問)。



 筆者・31歳男性もコミックスを集めるほどではないが、連載開始時から読んでいるため試しに挑戦。「これは誰が放った打球で壊れたものか答えなさい」「画像の破損したラケットの持ち主の名前を答えなさい」「都大会2週間前、乾貞治が数えた青春学園中等部に訪れた偵察人数を選びなさい」などの難問に「(テニス漫画なのに物壊れすぎだろ…、わからん)」と心の中でつぶやき15分で終了。50問中、2問だけしか正解に自信がない結果となった。



 リスニングでは、キャラクターのせりふが英語で流れたり、曲のあとに展開される事案を答える問題が出ると、会場の受験生のペンが走り出す音を聞いて「(まじかよ~、わかるのかよ…)」と圧倒されてしまい、主人公・越前リョーマの名言「まだまだだね」が頭で再生された。



 試験終了後は、アニメでキャラクターボイスを務める手塚国光役の置鮎龍太郎、不二周助役の甲斐田ゆきが青学ジャージを着て登場し、問題を解説することに。司会者の「みなさん問題は解けましたか?」という質問に会場は苦笑いを浮かべており、それを見た甲斐田は「すごいですよ、精鋭の皆さま…」と1次試験を突破したファンを労いつつ「(テニプリ入学試験は)ネタイベントだと思っていた」と笑いを誘った。



 解説では越前リョーマと跡部景吾の試合で「いったい何処まで続くんだこのタイブレーク」と言われた時点でのスコアの問題(※正解は89-89)に、置鮎が「この問題、自信を思って回答できた人?」と尋ねると、1人だけ手を上げ「すごい!」と驚き。なお、この問題は記述式の第1問であったため、問題作成者は「一発目の問題が難しすぎて、いきなり受験生のみなさんの心を折ったかも知れません…」と謝っていた。



 また、自身の役・手塚問題で『千歳千里が「才気煥発の極み」により予測した手塚国光とのラリー球数は?』(正解61球)に「覚えているはずないよね…」とツッコミ。また、「神尾アキラが『リズムにのるぜ♪』と言った時、残像は何体?」の問題に「知るか!」と受験生の気持ちを代弁していた。
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