令和初“今年の一皿”に「タピオカ」 たぴりすと。「社会現象化している」と喜び

令和初“今年の一皿”に「タピオカ」 たぴりすと。「社会現象化している」と喜び

 ぐるなび総研は5日、2019年『今年の一皿』記者発表会を開き、今年の世相を反映、象徴する食べ物に「タピオカ」を選出した。タピオカの魅力をSNSなどで発信している「たぴりすと。」の奈緒と華恋が登壇し、受賞の喜びを語った。



【写真】多くの種類のタピオカが人気に



 「今年の一皿」は、優れた日本の食文化を人々の共通の遺産として記録に残し、保護・継承するため、2014年から始まった。毎年、その年に話題になったことに加え、社会の動きと関係が深く、世相を反映し、さらに食文化の記録として後世に受け継ぐ価値があることを基準に選定している。



 タピオカの選定理由について、「地域や年代を問わず日本中を席巻した。『タピる』『タピ活』などの造語もでき、ブームを越えて社会現象化したといえる。また多様なドリンクとの組み合わせや甘さの調整など、自分好みにカスタマイズでき、消費者の楽しみが広がった」と説明した。このほか準大賞には「発酵食メニュー」、そのほかのノミネートには「チーズグルメ」と「スパイスカレー」が選ばれた。



 たぴりすと。の2人は、スペシャルプレゼンターで自身もタピオカ好きという建築家・隈研吾氏から記念品を受け取った。受賞の感想を問われ、華恋は「一過性のブームと言われているが、今回はブームを超えて社会現象化している。選ばれて大変嬉しく思っている」と素直に喜んだ。



 約700店、1500杯のタピオカドリンクを飲んだという2人。SNSの発信で心掛けていることについて、奈緒は「見た目じゃなく本質の良さを届けたい。時には批判をして消費者側に立って、分かりやすい情報を届けるようにしている」と明かした。また環境問題にも取り組んでおり、華恋は「カップのポイ捨てなどネガティブなメージを払拭したい。最近はゴミ拾いイベントを開催したり、マイストローの開発にも携わっている。SNSを通して社会問題にも積極的に取り組んでいこうと思う」と意気込んだ。



 今月2日に発表された「2019 ユーキャン新語・流行語大賞」のトップ10に、タピオカドリンクを飲むことを意味する「タピる」が選ばれているほか、情報雑誌『日経トレンディ』(日経BP社)による『2019年ヒット商品ベスト30』の2位に「タピオカ」がランクインするなど、令和元年はまさに“タピオカイヤー”となった。



 「今年の一皿」は、飲食店情報サイト「ぐるなび」の月間6100万人(2018年12月時点)のユニークユーザーの検索・行動履歴など、ビッグデータから抽出したワードを基に、1796万人(2019年10月1日時点)のぐるなび会員を対象としたユーザーアンケート、メディア関係者の審査を経て、「今年の一皿」実行委員会が承認、決定している。



■今年の一皿 一覧

2014年 「ジビエ料理」

2015年 「おにぎらず」

2016年 「パクチー料理」

2017年 「鶏むね肉料理」

2018年 「鯖」
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