新海誠、映画と出版の可能性に期待「メディアをまたがって…」

新海誠、映画と出版の可能性に期待「メディアをまたがって…」

 大ヒット映画『君の名は。』『天気の子』などで知られる新海誠監督が、出版にまつわるすぐれた表現活動を行った個人・団体を顕彰する『第1回 野間出版文化賞』を受賞し17日、都内で行われた贈呈式に出席した。



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 新海氏は「『君の名は。』『天気の子』などのアニメ作品やノベライズ作品は日本が世界に発信する有数のコンテンツであり、出版文化への貢献度も大きい」との理由から受賞。スピーチでは「ディズニーやハリウッドが押し寄せてくる中で、日本のコンテンツで何が作られるだろうと考えてきました」と切り出した。



 その上で「出版に関して印象深かったことは、ノベライズを自分でやっているのですが、小説というものが、若い人たちの映画に来る、とても大きな入口になっているということです」と指摘。



 「読書感想文に選びましたとか小説、本屋さんで知りましたという小学生、10代の中でとても多い、普段は出版と縁遠い生活。こんなにも読まれているのかと。海外のコンテンツにはない、日本語で書かれた小説が売れる、それは海外にはない、僕たちの大きな強みじゃないかと思っているので、これからもメディアをまたがって、多くの人に届く作品を作れるように頑張りたい」と言葉に力を込めていた。



 『野間出版文化賞』には、東野圭吾氏、『なかよし』(講談社)、『りぼん』(集英社)、特別賞に乃木坂46の白石麻衣、生田絵梨花も選出された。そのほか、以下の各賞の贈呈も行われた。



■受賞一覧

『第72回 野間文芸賞』松浦寿輝氏『人外』(講談社)

『第41回 野間文芸新人賞』小谷田奈月氏『神前酔狂宴』(河出書房新社)、千葉雅也氏『デッドライン』(新潮社)

『第57回 野間児童文芸賞』戸森しるこ氏『ゆかいな床井くん』(講談社)

『第1回 野間出版文化賞』新海誠氏、東野圭吾氏、『なかよし』(講談社)、『りぼん』(集英社)、特別賞:白石麻衣、生田絵梨花
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