ミルクボーイ、苦節12年で『M-1』王者 昨年覇者・霜降り明星に刺激

ミルクボーイ、苦節12年で『M-1』王者 昨年覇者・霜降り明星に刺激

 “令和”初の漫才日本一を決める『M-1グランプリ2019』(ABC・テレビ朝日系)が22日に生放送され、駒場孝(33)、内海崇(34)からなるお笑いコンビ・ミルクボーイが優勝し、15代目王者に決定。「コーンフレーク」「もなか」といった題材をネタに取り入れ、その設定の妙と巧みな話術で、見事に5040組の頂点に立ち、賞金1000万円を獲得した。



【写真】黄色のレースドレスで美しい…司会を務めた上戸彩



 優勝トロフィーと賞金目録を受け取ると内海は「いや~、いや、いや、いや、本当に今年始めてテレビで漫才して、ミルクボーイ、ミルクボーイ、ミルクボーイ、ボカーン、ウソです、こんなん。夢! 夢! 夢!」と大喜び。相方の駒場も「僕の方がもっとウソだと思っていますからね。ホンマにウソです」と満面の笑みで、内海は「たくさんの方に応援していただいたので、本当に皆さんのおかげです。ありがとうございます」と感謝の言葉を口にしていた。



 優勝後の会見で、内海は「本当にもう信じられないと言いますか。決勝も初めてで、テレビで漫才するのが今年初めて。テレビ自体が今年4回目くらいで。一番今まで長くテレビに映りました。信じられないですね。インタビューしていただいているのもふわふわしている」とぼう然。駒場も「いろいろ忘れたオカンに、これからも忘れてなって」と笑わせた。



 内海は続けて「コンビ歴12年で、2010年くらいまでは『M-1』を目標にしていたんですけど、一旦終わって、それで目標を見失ったというか。4年くらいサボりまして。趣味のギャンブルに明け暮れていまして。向き合ってなかったんです。いただいた仕事をこなすだけというか。また始まってやらなアカンなと気合い入れてやりだして、ユニットライブとかやりました」と苦闘の歴史を振り返った。



 審査員の松本人志も「いったりきたり漫才というか。なんか揺すぶられたな。これぞ漫才っていう、久しぶりに見せてもろた」と絶賛していたネタのスタイルについては、駒場が「大学の落語研究会でコンビを組みまして、この時からなんとかなんとかちゃうっていう、リターン漫才の形を12年やっていました」と説明。



 内海は「後輩で優勝したのが霜降り明星が初めてだったので、それには刺激。若い世代とかに負けないようにということで、今年が一番頑張りました。バイト以外はネタ合わせ。趣味をやめまして。競馬も一切やらなくなって。バイト終わったらネタ合わせ。終わった後もLINEで連絡取り合って」と振り返っていた。



 ファイナルはインディアンス、ミルクボーイ、オズワルド、見取り図、かまいたち、ぺこぱ、からし蓮根、ニューヨーク、すゑひろがりず、敗者復活戦から勝ち上がった和牛の10組が出場。ネタ披露の順番が「笑神籤(えみくじ)」による抽選で直前まで決まらないシステムが今年も採用され、出場者たちは常に舞台裏で待機。トップバッターはニューヨーク、トリはぺこぱが務めた。



 ファーストラウンドでは、ミルクボーイが過去最高となる681点でトップ通過。続く形で、かまいたち(660点)、ぺこぱ(654点)がファイナルラウンドに駒を進めた。



 同大会は「日本一の漫才師を決める大会」として2001年にスタート。2010年の第10回開催で一旦終了し、2015年に5年ぶりに復活した。司会はお笑いタレントの今田耕司と女優の上戸彩が担当し、審査員はオール巨人、松本人志、上沼恵美子、中川家・礼二、富澤たけし、立川志らく、塙宣之の7人が務めた。



■M-1グランプリ 優勝者一覧【参加組数】

2001年度 中川家【1603】

2002年度 ますだおかだ【1756】

2003年度 フットボールアワー【1906】

2004年度 アンタッチャブル【2617】

2005年度 ブラックマヨネーズ【3378】

2006年度 チュートリアル【3922】

2007年度 サンドウィッチマン【4239】

2008年度 NON STYLE【4489】

2009年度 パンクブーブー【4629】

2010年度 笑い飯【4835】

2015年度 トレンディエンジェル【3472】

2016年度 銀シャリ【3503】

2017年度 とろサーモン【4094】

2018年度 霜降り明星【4640】
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