【コミケ97】戦利品抱える猛者の強い味方、中身隠せる『恥ずかしくない袋』や3分で完売したコミケ用バッグが話題

【コミケ97】戦利品抱える猛者の強い味方、中身隠せる『恥ずかしくない袋』や3分で完売したコミケ用バッグが話題

 現在、東京ビッグサイトで開催中の『コミックマーケット97』。国内最大の同人誌即売会で、経済効果も数十億円規模に及ぶ。毎回、大量に購入した戦利品を抱える猛者や、同人誌を何十冊も持ち運ぶ姿が見られるが、コミケ用にかばんを購入する人も少なくないだろう。そんな中、早くも会場で目撃情報が多数挙げられている『恥ずかしくない袋』や3分で完売したという『コミケ用バッグ』が話題となっている。それぞれの開発経緯、ユーザーの声を聴いた。



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■隠れヲタも「これなら恥ずかしくない」アニメキャラや卑猥デザインすっぽり袋が好評



 オフィス用品を扱うカウネットより今月新たに『コミケ用ミーティングバッグ』が発売された。限定100個の先行販売は3分で完売し、すぐに追加販売が決定。大量の冊子を持ち運びできる、丈夫かつ軽量さらに汚れにくい作りで、SNSから得たユーザーの声を反映し、改良を重ねたという。



 また、アニメショップらしんばんからは『恥ずかしくない袋』が登場。その名の通り、“恥ずかしくない袋”と書かれた大きな青い袋で、高さ70×幅50センチとあらゆる戦利品をカモフラージュできる仕様となっている。電車内等で注目されがちなアニメキャラや卑猥なデザインも隠すことができることから配布前からSNS上で話題となり、「めっちゃ欲しい」「センスよすぎる」「これなら恥ずかしくない」「逆に恥ずかしい」など様々なコメントが寄せられている。



 コミケ会場企業ブースにて無料配布されており、初日からこれを求める人が殺到。イベント開催中は毎日配布されるというが、初日配布分は午前中に終了し、「欲しかった」と惜しむ声も見られた。



 らしんばん担当者は、『恥ずかしくない袋』を作った理由について、「せっかく楽しい大好きなコミケなのに、帰宅を考えると少し不安・恥ずかしいかもといった参加者の気持ちを少しでも軽くできたら…、そして貰った配布物やお買い物した商品がすっぽり入る袋を作りたいと考え、誰に見せてもまったく恥ずかしくない袋が完成しました」とのこと。併せて、『恥ずかしくない本』なる“ブックカバー”も無料配布、『恥ずかしくない枕』なる“抱き枕カバーのカバー”の販売も実施している。



 実際に会場で手にしていた30代女性は、「コミケ用にいつも別の袋を持ってくるのですが、これはタペストリーもすっぽり入るサイズでとても使いやすい」と早速愛用しており、愛知から来ていた20代男性も、「自分が買ったものには誇りを持っているので帰り道でも恥ずかしいと感じたことはないですが、コミケの後予定がある時とかはありがたい」と好評を博していた。今回の反響次第では、同社は商品化も検討しているとのことだ。





■「コミケの世界がどれほど熱いか伝えたい」担当者の思いが届いた夢の商品誕生



 カウネットでは5年前からオフィス用かばん『ミーティングバッグ』を販売しており、Twitter上で「コミケに最適」と囁かれていた。そこで去年12月、カウネット公式アカウントにて「コミケに参加される皆さま」という文言とともに同商品のスペックを紹介するツイートをしたところ、2万いいねを超える反響があった。



 これを受け、同社は本格的に『コミケ用ミーティングバッグ』の開発に着手。社内ではこれまでのターゲットと異なる新商品開発に上層部からは反対の声もあったというが、「製品化を楽しみにしている」とのコメントがフォロワーから相次いでいた。その思いに応えようと、担当者は実際にコミケなどに足を運び、コミケの世界がどれほど熱量が高く、規模の大きいコミュニティなのか訴え続け、ようやく“夢のコミケ用バッグ”が完成したという。



 1年間かけてTwitter上での声を拾い、アンケートでデザインや機能の投票を行いながら、改良を重ねた。元々兼ね備えていた大容量、軽量、頑丈さ、撥水加工、折り畳み可能、荷重を考慮した底が汚れにくい底鋲といった機能に加え、反映した要望は次の通り。



 「収納ポケットが欲しい」、「肩ひも強化してほしい」、「斜め掛けしたい」、「キャリーケースに固定できるようにしてほしい」、「可動式仕切り板で分割収納」、「マグネット式のフタ」のほか、「耐荷重を上げてほしい」の声には、10キロから倍の20キロにアップ。

 試作段階で採用していた透明ポケットは、「会場はまさに戦場、人混みでどうしてもビニール部分に傷がついてしまう」との声を受け、メッシュポケットに変更した。



 とことんコミケ仕様を突き詰めたところ、今年10月の先行販売は3分で完売。すぐに追加販売が決定したが、こちらも10分ほどで完売となった。現在、再販時期は未定だが、「カラーバリエーションが欲しい」「他の商品も作って欲しい」など更なる要望を含め、安定供給を目指して生産体制を整えているとのこと。



 最もこだわったポイントは「頑丈さ」とのことだが、実際にコミケ会場で同商品を使っていた30代男性は、「2回目の追加販売の際に、仕事の昼休みに購入しました。三脚のいすも入るし防水だし、値段もそんなに高くなくて、気に入っています」とコメント。

 本当は同商品が欲しかったものの、売り切れていたために同メーカー旧型を購入したという20代男性も、「旧型も折りたためるし、自立するので、家でもボックス代わりに使えるのがうれしいですね」と大満足の様子だった。



 カウネット広報の久保田さんと入谷さんは、「『ボドゲ収納した!』『模型を入れた!』『カメラバッグとして便利!』などバッグの中身を写真付きでつぶやいてくれるお客様の投稿は、今後の開発のヒントになっています」と日々SNSチェックを欠かさない。次なるヒット商品にも、あなたの声が反映されるかもしれない。
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