『絵本屋さん大賞』新人賞に若手吉本芸人 先輩・又吉の推薦に感謝も自虐「帯の方が価値…」

『絵本屋さん大賞』新人賞に若手吉本芸人 先輩・又吉の推薦に感謝も自虐「帯の方が価値…」

 2018年10月~19年9月に出版された絵本の中で、支持された作品を表彰する『第12回MOE絵本屋さん大賞 2019』の贈賞式が23日、都内で開催され、大賞『なまえのないねこ』(文・竹下文子、絵・町田尚子)含めた10位まで、新人賞の受賞作家が出席。新人賞を受賞したひろたあきら氏は、吉本興業所属のお笑い芸人で軽快なトークで会場を笑わせた。



【集合ショット】『第12回MOE絵本屋さん大賞 2019』各受賞者たち



 同賞は、絵本とキャラクターを扱う月刊誌『MOE』が、全国の書店・絵本専門店の児童書売り場担当者3000人にアンケートを実施し、もっとも支持された絵本30冊を決定するもの。新人賞作品『むれ』は、「みんなと違う」ことを思わず考え直す、心にしみる探し絵絵本となっている。



 新人賞を受賞してひろた氏は、自宅に300冊の絵本があるそうで「全然、売れていない若手芸人なので生活費はないのですが、命がけで絵本を集めています…」と芸人にも関わらず絵本に力を入れていることを明かし会場は爆笑。



 絵本を用いたイベントや読み聞かせ会をしており「本のライブをやったり、書店屋さんで読み聞かせをしている。その時に『せっかくだから、手作りで絵本を作ろう!』と思ったのが、この『むれ』という絵本です」と制作秘話を伝えた。



 絵本屋さんからの推薦コメントとして「なんといってもピース又吉さん推薦の帯から強い。お客様が手に取られる頻度が高い」とし「中身が想像力にあふれていて、ただの探し絵絵本ではなく、いろんなことを考えさせられたり、気づきがあったりと奥深い」と説明している。



 先輩芸人である又吉について触れ「本当に感謝しています。又吉さんの帯を見て手に取ってくださった方が9割以上だと思っています」と話し「僕の絵本より、帯の方が価値があるのではないかと思っています。これを機に、『むれ』を読んでいただけたらうれしいです」と自虐ネタを展開しつつも後輩思いの先輩に感謝していた。



■ランキング

第1位:『なまえのないねこ』(小峰書店)

第2位:『ころべばいいのに』(ブロンズ新社)

第3位:『たべものやさん しりとりたいかい かいさいします』(白泉社)

第4位:『それしか ないわけ ないでしょう』(白泉社)

第5位:『へいわとせんそう』(ブロンズ新社)

第6位:『みずとは なんじゃ?』(小峰書店)

第7位:『Michi』(福音館書店)

第8位:『ねえさんといもうと』(あすなろ書房)

第9位:『ねこのずかん』(白泉社)

第10位:『ノラネコぐんだん おばけのやま』(白泉社)



新人賞:『むれ』(KADOKAWA)
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