新潟、歌舞伎町を経由し“夜の六本木”を目指した女性の夢

新潟、歌舞伎町を経由し“夜の六本木”を目指した女性の夢

 東京・六本木に、月売上が約1億円にものぼる景気の良い場所が存在する。その名も「バーレスク東京」。店内には大型LEDが四方八方に設置され、中央には回転するステージ、そこで人気曲とともにセクシーな美女ダンサーたちが華々しいパフォーマンスを繰り広げる “新感覚エンターテイメント空間”だ。今回はバーレスク東京の系列店・party onでダンサーとしてパフォーマンスするルリさんにインタビュー。入店してからわずか3ヶ月の間にセンターを張るなど即戦力として活躍する彼女だが、前職でも華々しいステージの上で活躍していたという。



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■社会人1年目の舞台は歌舞伎町 キラキラした世界を夢見て上京



――去年の10月にparty onに入店したばかりと聞きました。ここで働くまでは何をされてたんですか?



【ルリ】以前は、新宿・歌舞伎町のショーレストランで働いてました。だいたい4年くらいで、リーダーも務めていましたね。地元は新潟で、調理師専門学校に通っていました。そんな中で「キラキラした非日常の世界を味わいたいな」と思い、夢見て上京しました。



――同じような業種で活躍されていて、なぜ移籍を?



【ルリ】年齢的な心の変化もあるのかもしれないですけど、“大人な世界観”にものすごく惹かれるようになって。セクシーでかっこいい女性を表現するparty onのステージに立ちたいなと思うようになったんです。



――いわば即戦力だと思うんですけど、移籍してから何か発見したことはありますか?



【ルリ】パフォーマンス後にお客様に挨拶をする時、感じたことを直に伝えてくださるので、すごく刺激になってますね。良い意見も悪い意見も生で感じることができるのはとてもありがたいこと。自分の成長にも繋がると思っています。それと元々人見知りなんですけど、ここに入ってからオープンな気持ちになった気がします。



――これまでにお客さんに掛けられた“うれしい言葉”はなんですか?



【ルリ】「キラキラしてるね」とか「かっこいいね」って仰ってもらえるのは素直にうれしいですね。表現することが大好きなので、最上級の褒め言葉だなって。喋ってるときは「のほほんとしてる」ってよく言われるんですけど(笑)、ステージに立つ時は切り替えているつもりです。そこを褒めてもらえるとやっぱりテンションが上がりますね。



■ギャルだった高校時代 漠然とエンターテインメント業界に憧れ



――ちなみに新潟ではどんな学生時代を?



【ルリ】高校生の頃はギャルでしたね。eggモデルほどギャルじゃないギャル。今もその名残があるのかも(笑)。ただ友達に合わせる感じで、学校には割と真面目に通ってました。



――いつからダンスを好きになったんですか?



【ルリ】中学生の時に友達がやっていたのに憧れてはじめました。でもそれもほんの数ヶ月です。もちろん人前で踊ったこともなくて。テレビでダンスのパフォーマンスを見るのは好きだったんですけど、今までファンになったアーティストさんもダンサーさんもいなくて……。ただ「漠然とエンターテインメント業界で働きたい」という目標だけがありました。



――人前で踊ったことがなかったのに、華やかなステージを求めて上京するってものすごい行動力ですね。



【ルリ】うーん……どうなんだろう(笑)。それまで執着とか没頭したことが本当になかったんですけど、人前で表現がしたかったというのは変わらずあって。実際にステージに立ってみて、初めて生きがいを感じることができました。



それにこの仕事のことを考えていてもストレスを感じないし、「どうやったらこのお店が盛り上がるかな?」とか、「どうやったら次のセンターを務められるかな?」とか前向きなことを日々考えているんです。今でも仕事以外のことにあまり興味が持てないんですよ。やりたいことも他に思いつかない(笑)。



――このお店で叶えたい目標はありますか?



【ルリ】「party onのダンサーといえばルリ」っていうのを世間に広く認識してもらいたいです。テレビに出るとか、SNSで話題になるとか、とにかく名前を売りたいですね。



――いつか独立することも視野に?



【ルリ】特別考えていません。それよりはお店で1番の売れっ子になって、その次は“party onの1番であり続けること”にこだわっていきたいですね。このお店の象徴的な存在になることが、私の夢でもあります。



仕事が好きだし、毎日表現する場所があるっていうのは本当に幸せなこと。家族も応援してくれています。いつかこのお店で自分のイベントが開けるようになったら、招待したいですね。



(取材・文/中山洋平 撮影/山口真由子)
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