ヒプマイ、経済効果100億円超 『日本商品化権大賞』各部門賞発表でワンピース、DBなど

ヒプマイ、経済効果100億円超 『日本商品化権大賞』各部門賞発表でワンピース、DBなど

 2019年に国内外で活躍した個人や団体、キャラクタービジネスの施策を表彰する『日本商品化権大賞2019』(日本商品化権協会主催)の表彰式が23日、都内で開催された。各部門賞が発表され、国内部門はアニメ『劇場版「ONE PIECE STAMPEDE」』、バラエティー番組『チコちゃんに叱られる!』、グローバル部門にアニメ映画『ドラゴンボール超 ブロリー』、審査員特別賞に『ヒプノシスマイク』が選ばれた。



【写真】審査員特別賞に選ばれた「ヒプノシスマイク」のグッズ



 同賞は2018年11月1日より19年10月31日までの期間、日本国内で実施したキャラクターの顧客吸引力を高めた施策および日本発キャラクターが海外で実施した施策が対象で、新たな市場の創出とキャラクタービジネスの発展に貢献した施策を表彰する。



 商品化権ビジネスが変化する現在、キャラクターが持つ顧客吸引力の価値が重要となっており、業界の発展に繋げるため創設されて今回で8回目。キャラクターの定義は広義の意味で解釈し、商標権、著作権などを含み、施策とは顧客吸引力を高めるために実施したCM、広告、メディア(映画、ゲーム、出版など)、イベントなどを指す。



 国内部門は、国内でキャラクターの顧客吸引力を上げた施策、グローバル部門は、海外および国内で日本発のキャラクターの顧客吸引力を上げた施策、審査員特別賞は最終審査員が特に推薦するキャラクターの顧客吸引力を上げた革新的な施策を実行された団体・個人を表彰する。



 会場には昨年、国内部門を受賞した『HUGっと! プリキュア』主人公・キュアエール、グローバル部門を受賞した『スーパーマリオ』マリオがプレゼンターとして登場。選出理由と一覧は以下の通り。(一般社団法人 日本商品化権協会発表)



■国内部門(キャラクター数453の中から選出)

・『劇場版「ONE PIECE STAMPEDE」』

アニメ放送20周年記念作品として、登場キャラクターのオールスター作品となった同作。これを盛り上げるため、「麦わらの一味」が、多くのクライアントとタイアップ、コラボ、CMなど実施。横須賀市及び京急グループとのコラボ企画は大きな話題となり、劇場版は興行収入55億円を突破。タイアップ・販促向けのライセンスビジネスを拡大され商品化権ビジネスの発展に貢献した。



・『チコちゃんに叱られる!』

着ぐるみ+CGによる多彩な表現、5歳とは思えない決めセリフ「ボーっと生きてんじゃねーよ!」が老若男女に受け社会現象化。昨年6月に展示と物販を融合したイベントを都内で実施し、その後、名古屋、福岡、京都へと巡回し大盛況となった。会場の入場待ちには、50~70代のファンが並ぶなど、子どもからシニアまで楽しめる売り場を創出し、商品化権ビジネスの発展に貢献した。



■グローバル部門(キャラクター数62の中から選出)

・映画『ドラゴンボール超 ブロリー』

18年12月以降の全世界公開にあわせて国内、海外でイベントを開催。同時に792人が「かめはめ波」を放つギネス記録を達成したツアーイベントを世界8会場で開催するなど、グローバルな施策を実施した。これらの施策により全世界興行収入は135億円を突破し、世界市場規模約2500億円のグローバルな市場を創出するなど、商品化権ビジネスの発展に貢献した。



■審査員特別賞

・『ヒプノシスマイク』

17年9月より始動した音楽原作キャラクターのラッププロジェクト。総勢18人のキャラクターが6チームにわかれ、ラップバトルを展開していく音楽と音声ドラマが主軸のIP。19年8月までに公開された全ミュージックビデオの動画再生回数は計1億5000万回に達し、音楽だけでなくコミカライズや2.5次元ミュージカル化などマルチメディアに展開した。アパレル、香水、ぬいぐるみなど商品化は約300アイテムが発売され、経済効果は100億円超を達成するなど、若年層から大人の女性を中心に幅広い市場を創出し、商品化権ビジネスの発展に貢献。音楽から動き出すスタイル、新しいIPが評価された。
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