宍戸錠さん、死因は虚血性心疾患 晩年は「穏やかに過ごしておりました」長女コメント

宍戸錠さん、死因は虚血性心疾患 晩年は「穏やかに過ごしておりました」長女コメント

 先日訃報が伝えられた俳優の宍戸錠さん(享年86)について日活は23日、虚血性心疾患のため18日に都内自宅で亡くなったことを発表した。故人の遺志により葬儀はきょう23日、近親者のみの密葬にて執り行われた。



宍戸錠さんのプロフィール



 同日、長女でエッセイストの紫しえ氏は「宍戸錠事務所」と連名で日活を通じコメントを発表。「晩年は『エースのジョー』ではなく、父・宍戸錠として、私、義理息子(夫)と穏やかに過ごしておりました。特に私ごとになりますが、里子を預かってからは本当のお爺ちゃまの様になり、『オマエは良い俳優になれる!』と、アクションを孫(里子)に教える日々でした」と宍戸さんの様子について明かした。



 宍戸さんは1933年12月6日生まれ、大阪府出身。1954年、日活第一期ニューフェイスに合格し、翌年に映画『警察日記』でデビュー。1956年に豊頬手術を受け、以降、悪役を多く務め“エースのジョー”の愛称で親しまれた。代表作は、映画『ギターを持った渡り鳥』、『早射ち野郎』、『野獣の青春』など。長男は俳優の宍戸開(53)。



【宍戸錠事務所、長女・紫しえ氏のコメント全文】



関係者各位



この度は父であり、弊社所属俳優・宍戸錠に対し、お気遣い頂きましたことに厚く御礼申し上げます。1月18日、自宅にて虚血性心疾患により急逝致しました。 突然のことで困惑し、関係者の皆様への対応が遅くなりました事をお詫び申し上げます。



晩年は「エースのジョー」ではなく、父・宍戸錠として、私、義理息子(夫)と穏やかに過ごして おりました。特に私ごとになりますが、里子を預かってからは本当のお爺ちゃまの様になり、「オマエは良い俳優になれる!」と、アクションを孫(里子)に教える日々でした。



私達親子は長年過ごしてきた強面の宍戸錠とは思えない時を過ごすことが出来ました。母の遺言である「しえが最後まで映画俳優・宍戸錠でいさせなさい!」を全う出来たと思います。



「90歳の殺し屋」の映画を撮ることが出来なかったことだけを悔やんでいると思いますが、天国にて脚本を書いている母と実現するでしょう。



1月23日、本人の希望により密葬にて送り出しました。生前に映画俳優・宍戸錠を愛し、応援して下さった皆様に心より感謝申し上げます。



オレか? オレは生まれながらの殺し屋さ。 ちょっと流離の旅に出てくることにしたよ! エースのジョーに会いたい奴は日活の活動写真を観てくれよ! じゃあな。



宍戸錠事務所 長女 紫しえ
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