親近感呼ぶルックスに秘めた尋常でない女優魂 上白石萌歌、今年のブレイク候補No.1に『2020年 ネクストブレイクランキング~女優編~』

親近感呼ぶルックスに秘めた尋常でない女優魂 上白石萌歌、今年のブレイク候補No.1に『2020年 ネクストブレイクランキング~女優編~』

 新元号「令和」として初めての年明けを迎え、五輪イヤーへと突入した2020年。オーディション&エンタメ情報サイト「デビュー」では、気持ちも改まる年に、エンタメ界でさらなる飛躍が期待される『2020年ネクストブレイクランキング』を発表。女優部門の首位には、話題作『3年A組-今から皆さんは、人質です-』(NTV)、NHK 大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』で強い印象を残した上白石萌歌が選ばれた。



【ランキング表】注目の若手女優がズラリ!『2020年度 ネクストブレイク~女優編~』TOP10



◆親近感と美声、そして卓越した演技力。マルチな才能が2020年に花咲く



 1位に選ばれたのは、2019年上半期のドラマ界の話題をさらった『3年A組-今から皆さんは、人質です-』(NTV)、そして1964年の東京オリンピックを題材にした大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』に出演した上白石萌歌。『3年A組』では彼女が演じる景山澪奈の死の真相を巡って物語が展開。『いだてん~東京オリムピック噺~』では、競泳平泳ぎで日本人女性初の金メダリストとなった前畑秀子役に、水泳特訓に加え7キロの増量でアスリート体型へと肉体改造して挑んだ。いずれも狂気の淵にまで追い詰められるという難役を見事に演じ切って、女優としての大きなステップアップを果たした。



 すでに2018年のドラマ『義母と娘のブルース』(TBS)で、綾瀬はるかの娘・みゆき役を演じて注目されていたが、昨年の出演作により「演技力があり、パワーを感じる演技が魅力的」(大阪/40代/男性)「年々ドラマ・映画と、色々な役をこなして実力はいつ主演してもおかしくない所まで来ている。今年は主演を何本するか、注目している」(東京/40代/男性)と、その演技力を高く評価する声が増加。しかし彼女の場合、演技派でありながらも「可愛いくてどの方面からも好かれそうなイメージ。嫌味がない」(東京/10代/女性)「演技が上手いですし、清潔感があり、観ていて不快感がない」(奈良/10代/女性)と、いい意味でクセが強くないことが大きな武器となっているのだろう。



 「最近の若手のなかでは珍しくタヌキ顔の女優さんということもあり、印象に残りやすいです。わかりやすく売れるというより、じわじわと出演作品を増やしていくタイプだとは思う」(東京/30代/女性)「スラっとしたスタイルに、可愛らしい丸顔のギャップがたまらない」(東京/30代/女性)「すっごい可愛いとか美人という訳では無いが、表情が豊かで個性があり、人を惹きつける。喜怒哀楽の演技が上手い」(愛知/50代/女性)という意見が多いように、流行りのルックスとは逆行するような顔立ちが個性となり、親近感を抱かせ、演技の共感力を高める一助になっているのかもしれない。



 また上白石萌歌を語るときに忘れてはならないのは、美しい歌声と声優としても抜擢された声の力。「歌声がめちゃめちゃ好き。心にすーっと入ってくる」(愛知/20代/女性)「ドラマに限らず映画、声優と才能溢れる方に思います。声がチャーミングで素敵です」(栃木/50代/女性)と、その歌、声を評価する意見も多数。2019年からは「adieu」名義での音楽活動を本格的に始めており、今後は劇場アニメ『未来のミライ』(主演・くんちゃん役)でも注目された声優としての活動、さらに『A-Studio』(TBS)で見せるバラエティでの活動など、そのマルチな才能がさらに開花するに違いない。



◆第2位は若くしてすでに名バイプレイヤー。ハスキーボイスはアニメでも活きる



 2位に選ばれたのは伊藤沙莉。子役時代から活躍し、「あの若さですでに名バイプレイヤー!」(宮城/40代/女性)「独特な声と存在感、安定感で彼女がいるとドラマがしまる。もっとみたい」(東京/30代/女性)と視聴者の信頼を勝ち得ている。演じる役柄も多彩で「コメディエンヌとして注目している」(山形/30代/女性)「サバサバもドロドロもうまい」(東京/20代/女性)「役ごとに演技が変わってテンポ良く話す感じもすごくいい」(神奈川/20代/女性)「田舎っぽかったり、普通のダサい女子の雰囲気が好き」(神奈川/50代/男性)「女版ムロツヨシみたいになれると思う」(東京/10代/女性)と、ユーティリティープレイヤーとしての評価が高まっている。



 ここまで安定感のある活躍を見せると「ネクストブレイク」という枠では捉えられにくいのだが、昨年7月クールに放送されたドラマ『これは経費で落ちません!』(NHK)で演じた、主人公・森若沙名子(多部未華子)の後輩で、憎めない天真爛漫キャラ・佐々木真夕役に新鮮な魅力を感じた人も多いようだ。「地味だけど、明るくてしっかり者の雰囲気がある。『経費』のテンポのいい軽妙な掛け合いを上手に演じ抜いていた。女子からの支持も高いので、どんどん人気が出ると思う」(香川/40代/女性)「『経費』の後輩OL役が可愛くて、ものすごくハマっていた。素顔も『あさイチ』で食事をほおばって、番宣ができなくなってしまったり、本当に可愛くて応援したい」(東京/50代/女性)と、その素顔も含めたキュートさに改めて気付いたという声も多い。



 一方で彼女の大きな魅力となっているのが「ハスキーボイス」。「個性的な声が魅力的で、出てくるとすぐにわかるし覚えるから」(東京/30代/女性)「ハスキーボイスが可愛い」(大阪/30代/女性)とその声も人気だが、2020年1月からはその武器を活かして、アニメ『映像研には手を出すな!』(NHK)で主人公・浅草みどりの声を演じている。「いよいよ今年『映像研』で満を持してブレイクして欲しい」(東京/40代/女性)「先日始まったNHKのアニメで声優としての演技が絶賛されていたと聞いたので、それも見てみようと思う」(香川/20代/女性)と、声優としての活動にも期待が高まっている。



◆第3位は、唯一無二の存在感。素の愛されキャラクターでバラエティでも成功



 3位に選ばれたのは富田望生。昨年は『3年A組-今から皆さんは、人質です-』(NTV)に始まり、連続テレビ小説『なつぞら』(NHK)、『チート ~詐欺師の皆さん、ご注意ください~』(ytv・NTV)とレギュラー出演が途切れることなく続き、『ブスの瞳に恋してる 2019 』(FOD/CX)ではついに主演を果たすなどフル回転の活躍を見せた。「学園もの、集団の中には一人はいてほしいキャラクター。個性が立っている」(宮城/30代/女性)「重要な役回りを任されるとともに、彼女しかできない役も多いと思う」(大阪/40代/男性)「話題作に次々と出演している。同年代でキャラクターのかぶる女優がいない。演技がうまい。好感度が高い。役のために体重を増減させるなど女優魂を感じる。若手の名脇役として定着すると思う」(山梨/30代/女性)「体型から来る似たような役柄が多いが、実は顔立ちも綺麗だし、演技も上手なのでもっと広い役柄を演じてみて欲しい」(埼玉/50代/男性)と、演技力・ルックスともに唯一無二の存在として認知を高めた。



 その一方で「『ヒルナンデス』でもレギュラーになったり、いろんなジャンルで活躍できそう。がんばっているので応援したい!」(静岡/30代/女性)「バラエティでもいつも笑顔で温かい雰囲気をかもし出し、マルチに活躍できる力がある方に見られます。場の雰囲気を壊すことなく穏やかな性格で、見ていても応援したくなりますね」(栃木/50代/女性)「『踊る!さんま御殿!!』にも出演していて、女優業だけでなく幅広い活躍が期待できる」(埼玉/40代/男性)と、その人柄の良さも認められており、素のキャラクターを活かしてのバラエティでの活躍も期待されている。さらに、インスタグラムでのお洒落で面白い投稿の数々や、雑誌『アップトゥボーイ/UTB+』(ワニブックス)でカメラマンとして連載中の「女友撮」などで、才能の片りんを覗かせており、2020年の活躍が見逃せない女優の一人であることは間違いない。



◆新人からベテラン、元子役から元アイドルまで多彩な顔触れがそろうトップ10



 トップ10にランクインした女優たちを見ると、キャリアも出自も様々な顔触れが並ぶ。4位の福原遥は、子役時代から活躍し『クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!』(Eテレ)の“まいんちゃん”としておなじみの存在だったが、昨年のドラマ『3年A組』や『チート』などでイメージを打ち破る役柄を演じ、「子役時代のイメージと打って変わって本格的に女優になったのだと感じさせてくれる1年でした。『チート』での演技は彼女の可愛さを一段と引き立たせるものでした」(東京/20代/男性)と、大人の成長へと成長した。「日本らしい清楚で可憐な好感ある華のある魅力や、トーク・アドリブ力のバラエティセンスもある逸材」(神奈川/30代/男性)と幅広い活躍も期待されている。



 5位にランクインしたのは、2019年最大の話題作『あなたの番です』(NTV)での怪演も記憶に新しい奈緒。「サイコパスの演技がすごかった。バラエティのおっとりさとはかけ離れた演技力に期待」(東京/20代/女性)「危険な役柄を好演していたので、これからもどんどんブレイクしそうです。実際はすごく可愛らしい人だというイメージがあり、好感度も高そうです」(北海道/40代/女性)と、まだまだ見せていない顔に期待する声も多数。現在『やめるときも、すこやかなるときも』(NTV)ではヒロインを務めており、さらなる飛躍が期待できそうだ。



 6位の池田エライザは、カメレオン女優と言われる役の振り幅と、モデルから映画監督までこなす溢れる才能が高評価。「表現者としてのセンスとガッツを兼ね備えていると感じました」(東京/50代/男性)「綺麗、可愛い、だけじゃなくお芝居が出来る。様々な需要があると思います。男女ともに人気があると感じますし、今後様々なお芝居を観てみたいと感じる女性です」(滋賀/30代/女性)と男女ともに高い票を集めた。



 7位の飯豊まりえは「『サインー法医学者 柚木貴志の事件ー』では主役に並ぶ難しい役をこなしていて演技力に驚いた。飛びきりの美人っていうわけじゃないけど雰囲気があって好印象」(栃木/20代/女性)というコメントにあるように、一見派手さは感じられず、むしろ控えめな印象を受けるが、自然と役に溶け込み作品の中でキラリと光る魅力があり、今後も多くの作品で必要とされるはずだ。



 8位の森七菜は映画『天気の子』のヒロイン・天野陽菜役に大抜擢されたことで人気急上昇中。“オーディションにめっぽう強い”と言われる18歳は「『3年A組』、『天気の子』、高校サッカー応援マネージャーと幅広く話題の作品に出演し、朝ドラの出演も決まっているから」(埼玉/10代/男性)と、ことごとくチャンスをつかんで来た。「まだ若いし地元に住んでいると言っていたので、学業を終え、東京に住むと沢山出演すると思う」(兵庫/20代/男性)と、高校卒業後の活躍が注目されている。



 9位に選ばれた松本まりかの女優デビューは2000年で、すでに20年選手。しかし「不幸な女の役をさせて、豹変したときのまりかさまが最高だから」(神奈川/30代/女性)「声が一度聞いたら忘れられない。イヤな女の役が多いけど綺麗」(静岡/30代/女性)など、“あざと可愛い”“豹変系”と形容される強力なキャラクターに魅了される視聴者が続出。一方「『死役所』でのクールで表情変えず淡々とした役に、演技の幅が広い女優さんだなと思いました」(埼玉/30代/女性)と、まだまだ演技の引き出しの多さに期待できそうだ。



 そして10位には『あな番』で物語の鍵を握る黒島沙和役を演じた西野七瀬がランクイン。「演技力はまだ伸びしろがあると思う。どんな難しい役も責任を持って挑戦する姿勢に期待」(東京/20代/女性)と、アイドル卒業後、本格的な女優としての成長に期待して票を投じた人が多数いたようだ。また「人気の地盤もすごいけど、関西弁を話す役なら破壊力は凄まじいと思います」(東京/50代/男性)「関西人という意外性がウケそう」(愛媛/50代/女性)など、素のキャラクターを垣間見せる役への期待も寄せられていた。



 ドラマ界に多数のヒットが生まれ、若手実力派の台頭が顕著だった2019年を受けて、2020年もこのランキングからスターが羽ばたくことを期待したい。



【調査概要】

集計期間:2020年1月10日(金)~2020年1月16日(木)

調査対象:合計1000名(自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員10代~50代の男女)

調査地域:全国

調査方法:インターネット調査

調査機関:オリコン・モニターリサーチ

※NHK、民放地上波の19時~22時に放送開始する連続ドラマに主演していない女優から選出。
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