松本穂香、渋川清彦の“トーク泥棒” 今泉佑唯は感謝「ずっと頼ってました」

松本穂香、渋川清彦の“トーク泥棒” 今泉佑唯は感謝「ずっと頼ってました」

 女優の松本穂香が3日、都内で映画『酔うと化け物になる父がつらい』(3月6日公開)の完成披露試写会の舞台あいさつに登壇。“先走りトーク”で笑いを巻き起こした。



【写真】“恵方巻ロールケーキ”で誕生日を祝福!嬉しそうな表情を見せる松本穂香



 渋川清彦演じる酔うと“化け物”になる父親、ともさかりえ演じる新興宗教信者の母親の娘・サキ役の松本は「意識しないことを意識した。監督が最初から最後まで『言いにくいせりふがあったら、言いやすいように変えてもらって大丈夫なので』とおっしゃっていた。極力、違和感のないように過ごしていた」と役作りを回顧。「サキとして接してくれて、見てくれていた。私がすることがサキがすることになってましたね」と振り返った。



 松本について渋川は「現場の居方が美しかった」と絶賛。逆に松本は「ずっと現場でお酒飲んでました」とトークしたが、渋川は「それ、後から言うヤツじゃないの?」と裏話を暴露した。松本は「そうだ!」と赤面したが、話題のゴーサインが出て「リアルにぽーっとなっていた。だから私もサキでいることができた」と述懐。渋川は「アプローチとか大したもんじゃなくて試してみたかった。監督はよく知っていて、たまに遊んだりもする。『飲みながらやったら、どうかな』と提案した。せりふが言える範囲で飲んだんですけど酔えないですよ、やっぱり(笑)。緊張するし、せりふを言わなきゃという意識も働く。俺に、もっと勇気があれば、もっとベロベロでできた」と豪快に笑っていた。



 同作が映画初出演作だった今泉佑唯は「撮影場所が一軒家。そこに人が密集していたからなのか、皆さんのオーラに圧倒され過ぎちゃって、乗り切れるか不安でした」という。サキの妹役で、松本が実際の姉のようなサポートをしたそう。松本は「いろいろ話しました。合間とかにアイドル時代の話とか聞いた。『握手会って、どんな感じなの?』とか。そういうところから仲良くなろうと必死でした」と明かし、今泉は「ずっと頼ってました」と感謝していた。



 片桐健滋監督は松本の演技を絶賛する。「この映画の最後に松本さんが自分の感情を全部出すシーンがある。撮影の最終日に撮った。松本さんが泣く芝居をしたときにカメラマンの肩が揺れ始めた。カットがかかって、振り返ったら大号泣。『もうダメっすわ』と言って『監督も泣いてるじゃないですか』と言われた。で、振り返ったらメイクさんも泣いてた。人を引きつける力がある」と力説。「ありがとうございます。恥ずかしいですけど…。でも、愛のある現場でしたね」と照れ笑い。別のシーンでも多くのスタッフが泣いていたそうで片桐監督は「僕たち涙腺緩い族なので」と頭をかいていた。



 また、この日は節分とあって豆まきを実施。さらに、5日が23歳の誕生日の松本を“恵方巻ロールケーキ”で祝福していた。



 菊池真理子氏原作のノンフィクションコミックの実写化。アルコールに溺れる父を持つ菊池氏の実体験に基づいている。父はアルコール依存、母は新興宗教信者で、主人公は酔って化け物になった父の奇行に悩まされ、母の孤独に触れながら、崩壊していく家族の中で、がむしゃらに未来を見つけていくストーリーとなっている。
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