人を好きになる気持ちがわからない…私って変?

人を好きになる気持ちがわからない…私って変?

さて、今回は、以下の切実なお悩みにお応えしたいと思います。


「誰かのことを好きになるという気持ちがわからないんです。でも、ずっとひとりでいるのも不安です。私はどうしたらいいのでしょうか?」


ね?なかなか切実な悩みでしょう?


これを読んでいるあなたも、同じ悩みを抱えているのではないでしょうか。では、さっそくお答えしていきましょう。



なぜ人を好きになる気持ちがわからないのか?


人はもともと誰かを好きになる気持ちを持っています。好きになる気持ちを持って、人はこの世に生れ落ちるんですね。


と書くと、不思議な気持ちになる人もいると思います。不思議ついでに、余談的にもう1つ不思議な気持ちになることを言いましょうか。


人はもともと賢いのです――ある元大学教授はこう言います。


たとえば、微分積分がチンプンカンプンなのは、それを教える先生に問題があるのであって、ある一定の方法で教われば、誰だって理解できる……だから人はみな「本当は」賢いのだそうです。


20年以上、学生を教えてきた教師がそう言うのだから、きっと私たちは、本当は賢いのでしょう。


好きになる気持ちも同じです。


私たちは好きになる気持ちをデフォルトで持っているけれど、「それを教わる人を間違えたから(あるいは教わる人がいなかったから)」あなたは人を好きになる気持ちがわからないのです。


この場合の間違いとはなにか?―――しいて言うなら、「君は本当は賢くて勘がよくて努力家だ」たとえばこう言って、あなたの全存在をぎゅっと抱きしめてくれる人に出会ってこなかった、これまでの人生において運悪くそういう人に出会えなかったことでしょうか。


だから、人を好きになる気持ちがわからないのです。


私はどうしたらいいのでしょうか?


では、どうしたらいいのでしょうか。


繰り返しになりますが、あなたのことを、「君は本当は賢くて勘がよくて努力家だ」と言って、ぎゅっと抱きしめてくれる人に出会うといいです。


そしたら、人を(あるいは何らかのモノを)好きになる、つまり愛するということがどのようなことなのか(どのような心的状態なのか)一発でわかります。


がしかし、そういう人と出会いたいと願っても出会えないから、きっとあなたは悩んでいるわけですよね。


出会いは、偶然かつ奇跡的なものだから、こうすれば奇跡が起こりますと言えません。


言えてしまえば、それは奇跡ではなくなるからです。


「今」を今としてちゃんと感じることが大切です



でも、1つ方法があって、それは過去のことを忘れましょう、ということです。


邂逅(かいこう:めちゃめちゃラッキーな運命的な出会い)を得るにおいて大切なものは、「過去に固執しない心」です。


過去のこと――例えば、いじめられたとか、何かをあきらめてきたとか、うまくいかないことばかりだったとか……なぜかいつもあなたの心の中で、暗い靄がかかっている部分はありませんか?


わたしたちは、ふつうにしていると、なぜか過去のつらかった思い出と心の中で対話してしまうことがあります。


あなたももしかしたら、過去のつらかった思い出によって、今ある幸せを感じられていないだけなのかもしれません。


「今」を感じよう


過去に心を支配されていたら、偶然かつ奇跡的な出来事を見逃してしまいます。


なぜなら偶然や奇跡とは「今この瞬間」に起こること。だからこそ、「今」を感じてほしいのです。


今を感じるとは、五感をフルに働かせること。


肌で風を感じ、夕陽を浴び、とおくの家々の灯りや、流れてくる話し声や、夕飯の香りに思いをはせるのです。


好きという気持ちがわからないからと言って、焦ることはなありません。何もおかしいことはないです。


五感を活かして、「今」を感じられるようになったとき、好きという気持ちがわかるようになると思うから。


身近な幸せを、まずは味わってみてくださいね。


(ひとみしょう/作家)


(愛カツ編集部)



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